《注意》
この記事は「朝一出目(1ゲーム)判別」の内容をお届けするものではなく、「判別自体が意味がないのでは?」ということを証明するための記事となっています。
ちまたでは「沖ドキ!DUO」の朝一出目で「168G以内の当選台が分かる」みたいなことが話題になっているらしい。
※詳しくは知りません
ということで、これまでいくつもの動画や記事で公開するために、過去一番時間をかけて分析した「沖ドキ!DUO」に関する話題なので、自分なりの結論をお伝えします。
まず、現状自分が把握している情報です。
《にくじるが把握している朝一出目判別の情報》
- 168G以内の当選がある程度分かる模様(どれくらいかは知らない)
- 選択されるモードを特定できるレベルなのかを言及しているのかも知りません。
- ドキハナモードは判別要素として見ていない?(不確定)
- アプリで検証している模様
これくらいしか知りません。
(;´▽`A“
でも、このような状況でありながらも、結論を導き出すことは出来ると思っているので、読んでみてください。
ほぼ何も知らないじゃないですかwww
それでも結論出すのは、なかなか凄いですけど。
あと、この記事は動画で見た方が分かりやすいかもしれませんので
環境が許す方は、以下の動画を見てみてくださいね。
あと、沖ドキ関連の記事もまとめておきますね。
《沖ドキDUO関連記事》
- 【沖ドキ!DUO】スロット新台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点
- 【沖ドキ!DUO】実戦データ履歴から設定6&高設定挙動・ハイエナ狙い目まで暴く!!
- 【沖ドキ!DUO】ハイエナ狙い目データ分析完全版!
ちなみに先にお伝えしておきますが、これらの検証している人を否定するつもりは全くありません。
むしろ、自分が見つけていれば興味を持って結論を見つけ出そうとするでしょうし、南国育ちの動画の時にもお伝えしましたが、「見つけた人は凄い」と思う方です。
ただ、あまり理解していない打ち手が、「朝一出目(1ゲーム)判別」の詳細が分からないまま拡散され、南国育ちと同じように撤去される末路をたどって欲しくないのです。
おおまかに言えば、以下のような流れになることを懸念しているのです。
《にくじるの懸念事項》
- 1~2G放置台だらけになる
- なんか判別されているから「良くない台なんだな」と一般客が感じて打たない
- 店が怖がり、利益も取れなくなるので基本設定が下がる
- 設定を変更しなくなる
- データで設定変更しないホールであることが打ち手にバレる(天井とかで)
- 稼働が落ちる
- 撤去
南国育ちのときのように、こんな流れになって欲しくないのです。
長く稼働を維持して欲しいですし、自分も打ちたいと思っているので、何とかしたいと思って記事を書いています。
全く現在知っている情報とは違う検証をされていた場合は、記事の内容が的外れになってしまう可能性はありますが、個人的な意見としては、「朝一出目判別は気にしなくてよい」という結論になり、これからも沖ドキは打てると信じています。
これからも沖ドキを打ちたいと思っている方には、1G判別など関係なく、ぜひ知っておいて欲しい内容なので、ご一読いただけると嬉しいです。
また、今回は打ち手側に向けた内容を中心として展開しますが、経営者側、ホール店長さんは、以下の南国育ちの動画もチェックしておくことをオススメします。
撤去という方法以前に、根本的なホール運営の考え方が大事であるということが分かるはずです。
「朝一出目(1ゲーム)判別」を気にしなくて良い理由1
大きくわけて2つの理由があります。
- 販売時にメーカー営業は「南国のように判別できない」と言って売っていた
- 南国育ちとは状況が全く違う
1については、仮にこれが出来るのだとした場合、「虚偽の内容を信じ込ませて売り込んだ」ということになってしまいます。
メーカー営業は、資料などから知識を得ることになるので信じて売り込んでいるはずですが、その場合でもメーカー側の責任になってしまうので、嘘をつく理由はないと思います。
可能性として、プログラマーが仕込んだ可能性は残されてしまいますが・・・。
そのため、仕込まれていたとしたら判別は出来るかもしれません。
もう1つ。「判別は出来たとしても意味がない」という可能性はあるかもしれません。
判別できたところで、攻略要素(出玉に繋がる内容)が無ければ「実質判別できない」と言えるので、その場合も判別できる可能性はあるかもしれません。
2の南国育ちとは状況が違う点については、次の項目で1つずつ解説します。
「朝一出目(1ゲーム)判別」を気にしなくて良い理由2「南国とは違う」
先にざっくりと、「南国育ちの時とは違う」という部分をお伝えします。
- 南国育ちは有利区間ランプで設定変更自体が分かった
※沖ドキは分からないので大丈夫⇒必要かは別として、店は1回転回すなどの対策が取れる。カニ歩きなどの対応は各ホール次第 - 南国育ちは初当たりの軽さだけでなく天国移行率も高かった
※沖ドキは168G以内の当選を見抜くものっぽい(不確定)⇒言うほどプラスになるか? - 南国と比べてモードの種類が多すぎる
※滞在モードやドキハナモードまで見抜けるものなのか?(不確定)
※おそらく見抜けたとしてもあまり意味がないはず
おそらく168G以内での当選が、大きな利益を生み出せるという予想の元に168G以内の検証になっていると思われるのですが、そもそもその時点でズレている可能性が高いです。
内部仕様を正しく理解し、計算を行えば、その答えにたどり着けるはずなので、実際にやってみます。
「朝一出目(1ゲーム)判別」を気にしなくて良い証拠
1つずつ探っていきたいと思います。
以下の内容を読むことで1G判別を怖がる必要がなくなっていくはずです。
初当たりは168Gで当たっても・・・
沖ドキ!DUOの出玉増加のメインは、当然ですが天国移行による連チャンです。
168以内に当選したとしても、天国に上がらなければ、まとまった出玉にならないことは、一度でも沖ドキ!DUOを打ったことがある方なら分かるのではないかと思います。
では、168G以内に当選するモードテーブルを確認してみましょう。
表を見て頂いても分かるように、168G以内当選が確定する「朝一チャンスC」となっているテーブルは「2,5,8,10,13,15」です。
設定変更時の「朝一チャンスC」は、43.4%となるので、判別となった場合、これらの数値が飛躍的に上がらなければ攻略的要素にはなりえません。
さらにもう少し言えば、168G以内の当選だけで判断しているとした場合は危険です。
なぜなら、他のモードであっても自力当選をする可能性が十分にあるからです。
つまり、「168G以内当選=チャンスC」とは言えないわけです。
一応計算すると、
- チャンスC 43.4%+(残りの56.6%×設定1で168G以内に当選する確率42.7%)=67.6%
となります。
この数値を大きく超えてこなければ、攻略的要素とは言えないため、少なくとも85%オーバー~100%くらいの数値にならなければ、あまり意味がないと言えます。
※ちなみにデータ分析した際の朝一データでは設定変更の有無は不明ですが57%でした
但し、最終的な結果として、「テーブル15が選ばれる出目」が判明するような検証結果になるのであれば、2回以内に天国に上がることが確定となるので、その場合はかなりの攻略的要素になります。
※但し15は朝一も天国抜け時も割合が変わらないので厳しいはず
※13は悪くはないが、高確率または確定レベルでなければ他のテーブルを追う可能性が出てしまいリスクが大きい
※12がピンポイントで分かるのであれば、悪くはないが168G以内で見てしまうと見抜けない。実機で打ち切ってユニメモで確認するしかない。
現状リアルで検証している方がいるか分かりませんが、アプリでの検証であればおそらくモードを確認できていないと思われるので、厳しそうな印象を受けます。
※買ってはいませんがモードが分かる機能が欲しいみたいな感想があるので多分分からないはず
つまり、モードを確定させるような判別でない限り、天国移行への道筋が確約されるものではなく、結局「168G以内にボーナス当たった」となって32G抜けになることが多い気がします。
では、168G以内に当たった場合、どれくらいの割合で天国移行するのでしょうか。
- スイカや確定役以外でのボーナス当選時天国移行率:14.8%
つまり、100%チャンスC判別ができたとしても14.8%という数値なわけです。
ドキハナモードを考慮したとして、ドキハナABだった場合、規定ゲーム数での昇格の可能性はチャンスCを狙っている時点で消えます。
スイカでの昇格もありますが、不確定要素過ぎて使えません。
となると、設定変更時に優遇されるドキハナEが判別出来たら良いかもしれませんが、仮にEであっても発生率は25%であり、ほぼ通常ドキハナチャンスなので、成功率は約50%程度です。
つまり、ドキハナEを狙える状況であったとしても、12.5%しか天国には行かないことになります。
単純に天国移行率を計算すると
- 14.8%+(天国移行しなかった85.2%×ドキハナ発生率25%×成功率50%)=25.5%
4回に1回天国に上がる計算です。
しかし、この結果は、「100%チャンスC、かつ100%ドキハナE」であるという前提で初めて成り立つ数式なのです。
となると、モードが16種類もあって、ドキハナモードも設定変更時は4種類あるのですから、組み合わせを考えると64種類にもなってしまうことになります。
※内部モードABCDの4種類としても16種類
で、これだけの種類の小役があるかと言えば、そもそもない。
そのため、小役による判別は、まず100%ではなく期待が出来る小役程度になることが予想されます。
結果、天国移行率は25%を遥かに下回ることが予想できるわけです。
ドキハナが見抜けないのであれば14.8%ですから、この時点でもかなり厳しそうな印象を持たれるのではないでしょうか。
※100%ではなく通常Aが混ざるような判別結果であれば、さらに数値が落ちます。
実際に出玉を計算してみた!
今度は、具体的に出玉を計算で出してみたいと思います。
条件は以下のようにしました。
《算出条件》
- 100%チャンスCスタートと仮定
- BR比=45:55(A~Cの公表値。設定差なし)
- BIG獲得枚数:210枚
- REG獲得枚数:60枚
- 当選ゲーム数:135G(チャンスCの1/96で約76%当選するG数)
- 50枚で回せるゲーム数:31G
※135G回すには約218枚かかる計算 - 天国確認してヤメ(50枚使用ヤメ)
- 天国移行時の獲得枚数:740枚(過去の分析時の平均枚数から)
※BR比考慮済み。かつ天国間の消費出玉も考慮済み出玉。
《天国上がらずの場合》
- 投資:218+天国分50枚=268枚
- 初当たりBIG:210-268=-58枚
- 初当たりREG:60-268=-208枚
《天国に移行した場合》
- 投資:218+最後に抜ける時の天国分50枚=268枚
- 天国移行回収:740-268=472枚
このような感じになることが予想されます。
しかし、出現率が違うので、分かりやすいように100回試行したと仮定して見てみましょう。
先にBIGとREGだけで天国に移行しない回数だけ求めておくと、14.8%に漏れた85.2%に対しての45%、55%となるので、38.3回、46.9回となります。
《仮想ハイエナシミュレーション100回試行》
- 天国移行14.8回発生:472枚×14.8=6986枚
- 初当たりBIG38.3回発生:-58枚×38.3=-2221枚
- 初当たりREG46.9回発生:-208枚×46.9=-9755枚
- トータル:-4990枚(1回当たり約50枚負け)
思った以上に厳しい数字になりました。
ここにドキハナチャンスを乗せてみましょう。
手前の数値が悪すぎるので、100%ドキハナEを見抜いている前提でやってみます。
先程お伝えしたように、100%ドキハナEだとしても、天国まで到達するのは12.5%なので、以下のようになります。
《ドキハナE100%シミュレーション》
- 初当たりBIG38.3回発生×12.5%=4.8回
- 初当たりREG46.9回発生×12.5%=5.9回
- 天国回数14.8+4.8+5.9=25.5回
※途中で算出した数値と同じです。
- 天国移行25.5回発生:472枚×25.5=12036枚
- 初当たりBIG33.5回発生:-58枚×33.5=-1943枚
- 初当たりREG41回発生:-208枚×41=-8528枚
- トータル:1565枚(1回当たり約16枚勝ち)
やっとプラスになったものの、100%ドキハナEという現実的にはかなり難しい条件を付けてやっと16枚のプラスです。
さて、これを攻略と言えるでしょうか?狙って打つ価値があるでしょうか?
「朝一出目(1ゲーム)判別」まとめ
実際に数値を出して算出して見ましたが、いかがでしたでしょうか。
もちろん条件が異なれば数値が変わってきますので、100%の正解ではありませんし、詳細が分かっていないので、全く違う可能性すらあります。
そのときはごめんなさい。
ただ、公表されている数値を使って、ある程度の答えにはなっていたのではないかと思います。
モード15が確定したり、出現率が高い出目が見つかるようなことがあれば、また状況は変わってくるかと思いますが、おそらく7.1%で選ばれるテーブルを確定させるほど、出目の数自体がないので、厳しいと思われます。
でも、実際に出目に目を付けて、検証したりする探求心は、僕自身も持っていて好きな部類なので、トライされた方には敬意を表したいですし、僕自身も今後も何かしら新しい要素を見つけて楽しみたいと思っています。
そういう部分もスロットの楽しみの一部だと思っているので。
いずれにしても、沖ドキDUOが南国育ちのようにならないことを願っております。
※南国も判別できないようにして、他はそのまま出して欲しいくらいなんです。
引き続き「沖ドキ!DUO」を楽しみましょう!
【沖ドキ!DUO】ハイエナ狙い目データ分析完全版!