「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
台の基本情報
- 機種名:SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ
- メーカー:メーシー
- 導入:2016年11月
- タイプ:(ボーナス)+ART
バジリスクシリーズの最新作が自力バトルARTとして登場。
通常時は周期ゲーム数抽選になっており、1周は1~256G。ゼロになるとCZ抽選を行う。レア役では周期短縮抽選を行っており、強チェリー成立時は周期短縮の期待大となっている。
「バジリスク甲賀忍法帖」の原作紹介
山田風太郎原作。「小説忍法帖シリーズ」の第1作目である「甲賀忍法帖」を「バジリスク甲賀忍法帖」としてアニメ化。
甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに忍びの一族は、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く敵同士でした。
しかし、甲賀組のトップ甲賀弾正と伊賀組のトップお幻により、「不戦の約定」を交わして、戦わないことになっていました。
甲賀組のトップ甲賀弾正の孫である甲賀弦之介(Vo.鳥海浩輔)と伊賀組のトップお幻の孫娘である朧(Vo.水樹奈々)は、恋仲であり、甲賀と伊賀の確執も解け、不戦の約定すらも不要になるのではないかと思われました。
しかし、慶長19年4月末、両首領を駿府城に呼び出した徳川家康が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命。
その内容は驚愕すべき内容だったのです。
徳川第3代将軍となる後継者選びに悩んでいた家康は、その選定を甲賀対伊賀の忍法争いによって決めるとしたのでした。
具体的な方法としては、それぞれから10人ずつの「選手」を出し、最後まで生き残った者が託された巻物を、再び家康の前に持ち帰るというもの。
後継者は、伊賀が勝てば竹千代、甲賀が勝てば国千代と決めたのです。もちろんその選手の中には、祝言間近の弦之介と朧の名もあったわけです。
これだと理不尽さが伝わりにくいので、もう少し分かりやすいように、この戦いについて解説しますね。
簡単に言うと、家康が「後継者どっちにしようか迷うわ~。どないしよ~」となった際に、服部半蔵が「だったら伊賀と甲賀で戦わせて決めたらどうです?」と助言したそうです。
つまり、「決まらないなら、あみだくじで決めちゃいましょうよ」みたいなことです。今回の場合のあみだくじが「伊賀vs甲賀」であって、伊賀と甲賀にしたら、完全なるとばっちりなわけです。
バジリスクって、意外ととんでもない話だったのですね。そして、服部半蔵が酷いっす!
基本的な打ち方
目押しレベル
ボーナス(バジリスクチャンス)成立時以外はフリー打ちでOKなので、色目押しができれば問題なし。
通常時の打ち方
目押しをしなくても、引き込むので問題ない。
立ち回りのポイント
設定差に関しては、個人的に注目したいポイントのみ記載しています。細かい部分まで知りたい方は、解析サイトなどをご覧ください。
天井
- ART間1200G+前兆でCZとARTに当選
CZ成功でARTを2つ獲得
ボーナス(バジリスクチャンス)当選で天井はリセットされないので注意が必要!
やめ時
- 液晶リールに銀のタカ玉マークが出現し始めると周期到達が近いサインなので様子を見た方が良い。
- ボーナス後は高確に移行しているため、こちらも様子見が必要。
設定差・設定推測
設定確定パターン
- ボーナステンパイボイス
揃った絵柄とボイスが矛盾:設定4以上確定。
黄色ボーナス(BC)時に朧の「この時を待ち焦がれておりました」:設定5以上
青色ボーナス(BC)時に弦之介の「我が瞳術の敵ではない」:設定5以上 - 追想の刻ゲーム数
40Gならば設定6
※但し、ボーナスを引いた場合には当てはまらない場合もあるので注意。 - 追想の刻「5の倍数の話数で出てくるキャラクター」
家康・天海で設定5以上(設定6濃厚)
注目すべき設定差
- 弱チェリー出現率
設定1: 1/79.7
設定6:1/60.8 - ボーナス(バジリスクチャンス)確率
設定1:1/1024.0
設定6:1/840.2
稼働の状況
他の人が打っているのを見ていると、何気に爆裂してるのを目撃しているので、ツボにハマるときっと出るんだろうなと思っていました。ほぼ出せない日ばかりですからね。
そんなある日のことしっかり出てくれたんですよね(○´∀`○)
絆でも過去に1回しかやったことのない真瞳術チャンスやらシリーズ通して一度も自分では出せたことのなかったエンディングまで・・・。
さすがに楽しかったです。
だけど普段は本当にどうやって出すのかがわからないくらい出ません。
しかし、バジリスクというスロットの世界観が好きな一定層がいるので、コアなファンがいることだけは確かだと思います。
筐体関連
液晶が大きくリールの小さい筐体。まどかマギカ2と同じタイプ。
ボーナスを揃える時しか目押しが必要ないのでリールが小さくても特に問題はありません。
ユニバ系の台に言えることですがレバーが毎度固いのが気になります。
演出関連
今までのバジリスクシリーズの世界観はそのままで、大きな変更点としてはバジリスクタイム中、争忍の刻が自力バトルタイプになったのでレバーを叩くのに力が入りますね。
その他今までアニメ画だったキャラクターがCGになったので、迫力あるバトルが楽しめます。
出玉関連
ボーナス+ARTと言えるスペックではないです。
ここ数年のユニバ系の台はボーナス+ARTと言いつつボーナス確率がおまけ程度のものばかり。
ここまで確率を下げないと検定通らないのでしょうか?こんなに重たいボーナスをつけるのであればARTのゲーム数や純増を上げるなど、他のところで還元してくれたほうがまだ打ち手としては納得できます。
バジリスクタイムが単発、2セット程度で終わってしまったときの数十枚というしょぼさは、本当にひどいとしか言いようがないです。
個人的総評
周期抽選の見せ方が本当にひどいの一言です。
周期抽選という意味で、同じメーカーのやじきた道中記乙は、180Gという長い周期でしたが、残りゲーム数が表示されていたし、何ゲーム短縮されたのかもわかる状態でした。
到達時には必ず演出が発生し当否が確定しましたが、バジ3に関しては周期到達もわからない、前兆ステージに行っても必ずチャンスゾーンに入るとは限らない、むしろわからない周期を回した挙句チャンスゾーンにすら入らないことばかりです。
レア役引いても空気的な感じで、強レア役すらボーナス当選してなければ何をしているのかわからない。打ち手はこんなよくわからない状態の台を打ちたいと思うでしょうか?
もっと違う見せ方、やり方があったと思います。
スロットバジリスクの世界観が好きな人が多いので、新しいシリーズが導入するのを楽しみにしてくれている打ち手は多いと思います。今回はこの周期抽選のせいでそんな打ち手をがっかりさせたとしか思えないです。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:0~2週間
- 適正台数予測:0~1台
※150台規模のホールとして予想
とは言え、実際には「バジリスク絆」の稼働状況を見たら、導入当初は0台~1台という選択肢は、ホールとしては難しかったと思います。ちゃんと台を吟味できる状況ではないでしょうからね。
そもそもメーカー側の売り方、ホール側の買い方にも問題があると思いますが、経営のことを考えたら、ちゃんと台を確認できる状況で売って、確認してから買うというのが普通だと思います。
この良くない流れを何とかしないから、どんどん悪い方向(ホールの減少)に行っていると思うんですけどね。
次回作改善要望
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、レア役からチャンスゾーンやART、ボーナスが普通に引けるバジリスクが打ちたいです。
イライラするようなポイントを増やすのではなく、楽しめる台を希望します。
メーカーさん、よろしくお願いします。m(_ _)m
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