「スーパーリノSP」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※評価は基本的に初打ちでの印象を基準に行っています。必要に応じて複数回打った方が良いと判断した場合は複数回打ってから記事にしていますが、実稼働時間は少ない状況で評価していますのでご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
※記事後半に「内部仕様・仕組み」についての独自考察をしています。「トマトチャンスが起こる仕組み」「天空トマト」「天井」「チャンスモード」などについて予想をしていますので、気になる方はチェックしてみてください。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★★★(6点)
- 演出面:★★★★★★(6点)
- 出玉面・スペック:★★★★★★★★(8点)
Twitterでも思わずつぶやいてしまいましたが、トマトチャンスの設定差付けすぎなのは問題かと・・・。
《初打ち・初心者向け!最低限押えておくべきポイント》
- 初心者は「トマト農園モード」での変則押しが分かりやすいかも。
※順押しだとトマトチャンスが分かりにくく、設定などの判断も難しくなるかもしれません。 - ボーナス中の打ち方は把握した上で打つこと。(記事内のボーナス中の打ち方参照)
- 天井は1831G。当選するのではなく100%入賞出来るトマトの出現率がアップするもの。
※中段トマト成立⇒ボーナス獲得前に転落の場合、中段トマト出現率はアップしたままなので、ボーナスを獲得するまでやめないこと。
※さらに天井は設定変更でリセットされない模様なので、宵越しゲーム数にも注意
台の基本情報
- 機種名:スーパーリノSP
- メーカー:山佐ネクスト
- 導入時期:2022年1月
- タイプ:ボーナス連打タイプ
ゲーム性について(出玉獲得までの流れ)
- とにかくトマトを揃える
- ボーナス高確状態中に1/4.9のボーナスを転落前に引きまくることで出玉を獲得する
基本的な打ち方
目押しレベル
色目押しが出来れば問題ない
目押しを習得したい方は、以下の記事と動画を参照してみてください。
【スロット目押し習得講座】パチスロ初心者でも目押しを身に付けるやり方・手順・コツ
通常時の打ち方・リール配列
通常時は変則押しが良いと思われます。
山佐のHPに打ち方の詳細が書いてあるので、事例ごとに詳しく確認したい方は、以下のHPをご参照ください。
https://www1.yamasa.co.jp/toranomaki/tr_rns/
ここでは凄く単純にした「初心者向けの打ち方」のみ記載しておきます。
- 演出モード:「トマト農園モード」
液晶がざわついたときは、以下の手順で消化 - 右リール上段付近に青7狙い
右リール上段にトマトが止まった場合は、トマトチャンス
右リール中段にトマトが止まった場合は、中左適当押しでOK。
※中リールを止めた時点でトマトが中段テンパイすれば、トマト揃い確定
右リール下段にリンゴが止まった場合は、リンゴの可能性があるので中左とも青7目安にリンゴをフォロー
トマトチャンス時は、左リールの止める位置によってトマトが揃うか決まる
ボーナス中の打ち方
- リール左にある太陽ランプが点灯した場合は、いずれかのリールで赤7を狙い、シフトはずしを行う
- 枠下のランプの色で小役がナビされるが、緑(リンゴ対応)は取りこぼしてしまうので、各リール青7を目安にリンゴをフォロー
その他AT中など打ち方注意ポイント
- トマト揃い後やボーナス終了後は、ボーナス高確状態となるので、即やめ厳禁。
前作のようにリプレイ確率が上がるのではなく、4枚レモンが出るようになる模様だが、実際には1/4.9と高確率なので、数十ゲーム当選が無ければ転落していると思って間違いない。
立ち回りのポイント
情報は正確であるよう配慮していますが、間違っている可能性もありますので、最終的な判断は、ご自身でご判断ください。
天井&恩恵
- 天井:1831G
- 恩恵:中段トマト出現率アップ
※中段トマト成立⇒ボーナス獲得前に転落の場合、中段トマト出現率はアップしたままなので、ボーナスを獲得するまでやめないこと。
※さらに天井は設定変更でリセットされない模様なので、宵越しゲーム数にも注意
やめ時
- トマト揃い、またはボーナス終了後に転落を確認した後。
※リプレイ確率がアップするのではなく、4枚レモン出現率が上がるものの、実際には1/4.9が引けないことで判断できることが多いはず。
設定差・設定推測
設定差に関しては、個人的に注目したいポイントのみ記載しています。細かい部分まで知りたい方は、解析サイトなどをご覧ください。
設定確定パターン
設定変更後1回目のボーナス終了後
- 下パネルフラッシュ:設定変更確定
- 疑似クレオフ:設定変更&設定2以上確定
ボーナス中のリノスタンプ(シフト連続で出現)
- トマトのホンキ(赤枠):設定3以上
- おめでトマト(紫枠):設定4以上
- 超収穫(金枠):設定5以上
ボーナス終了画面
- プラネット:設定4以上
- ケロット:設定5以上
- トマト兄さん(2人):設定6
ケロットトロフィー
- 銅トロフィー:設定2以上
- 銀トロフィー:設定3以上
- 金トロフィー:設定4以上
- ケロットトロフィー:設定5以上
- 虹トロフィー:設定6
注目すべき設定差
トマトチャンス出現率
- 設定1:1/192.5
- 設定2:1/156.6
- 設定3:1/130.0
- 設定4:1/100.8
- 設定5:1/80.1
- 設定6:1/62.2
その他、高設定ほどループ率が低く、獲得枚数が低く設計されています。
初稼働の状況
ヒキが弱い自分が、新台初日から低設定を打たされたらどうなるか?
そう、初回から天井です。
すげー死にましたよ!山佐さん!
ヾ(`□´メ
3択も外しまくりましたが、それ以前に初トマトチャンスが700Gを超えてからでしたよ。
※9回前、10回前は最初から入力されていたので、新台初打ち初回から天井という地獄っぷり
久しぶりに新台なのにTwitterで愚痴るほどでした。
(*´Д`*)
最終的に獲得したのは300枚ちょっと。
この日はいろいろ散々な目にあいまして、ここ数年で一番の大惨事でした。
(ノд<。)゜。マジで打てなくなる
筐体関連
筐体は特に打ちにくいなどの問題はありませんでしたが、出来ればリノのように、役構成を液晶に掲載して欲しかったです。
リノの時はいろいろ考えたのですが、そういった想像や予想がしにくいので。
まあ、普通に打つ人にはあまり関係ないでしょうけど・・・。
※とは言え、分かる情報から内部仕様、仕組みの考察を行いました。記事後半をご覧ください。
【リノ(Reno)】スロット台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点 ※リノシステム内部仕様、仕組み解説
演出関連
4種類の演出があり、好みに合わせて選択できるのは良いと思いました。
ただ、逆にトマト農園モードでは、リンゴの取りこぼしを演出のおかげで防げるものの、右から押してしまうと1リールでトマトが否定されることが多く、いきなりがっかりさせられることが多かったです。
※中押しにすれば1リール否定は防げるかも。
また、1つ大きな問題だと感じたのが、トマトチャンス時に左リールを押した瞬間に結果が液晶で判断出来てしまう(灰色になる)のが残念でした。
※トマト農園モード。他のモードでどうなるのかは不明
これだと、例えばリールを隠して適当に押して、ボタンを離した時の音で判断するなどの楽しみ方が出来ません。
細かいことかもしれませんが、打ち手が「どうやって楽しんでいるのか」という部分も、しっかり把握して作って欲しかったです。
出玉関連
今回の一番の問題は、「トマトチャンスの確率の設定差が大きすぎること」です。
- 設定1:1/192.5
- 設定6:1/62.2
これでは数百ゲーム打っただけで、高設定が否定される状況が見えます。
ホールは低設定が動かなければ利益が取れません。その低設定が数百ゲームで判断され動かなくなったらどうでしょう?
かと言って、高設定は確率が非常に高いので、出過ぎてしまうはずです。
結局、ホールとしては扱いにくい設計になっているように見えるのです。
しかも、この設定1のトマトチャンスの確率は、スーパーリノMAXの設定1よりも遥かに悪い数値です。
3択だけでなく、50%以上のトマトチャンスがあるとは言え、流石にこれは数値として酷すぎるのではないでしょうか。
高設定を打てれば楽しいことは間違いないと思いますが、低設定は本当に地獄だと感じました。
さらに転落の察知に関しても、気になりました。
リノやスーパーリノMAXではピンチ目とリプレイの出現率で「転落しちゃったかもな」と思いつつも、「まだ残っていてくれ」という時間がありました。
しかし本機の場合、4枚レモン役の出現率で判断することになっているようですが、ボーナス確率が高く設定されているため、4枚レモン役の出現率で判断よりも先にゲーム数が進んでしまい、「まだ残っていてくれ」という時間がほとんどなくなってしまっています。
出玉を減らす区間を短くするという意味では、ボーナス出現率を上げたのは良かったのかもしれませんが、その分、「まだ残っててよかった」という楽しみは減ってしまったように思えました。
個人的には、ボーナス出現率を少し落として、ボーナス出玉を増やすことで、今と同じような出玉率を維持しつつ、楽しめる時間を長くできたような気がしました。
あと、天井は1831ではなく、831で良かったのでは?
個人的総評
トマトチャンス出現率の高低差を付けすぎたことが、致命的だった気がします。
高設定はかなり楽しく、大量の出玉を獲得できる可能性が高いですが、逆に低設定は地獄です。
ホールが現場でどのように運用しなければならないかを考えたら、もう少し設定差を小さくしなければならなかったのではないかと思います。
他にも記事に書いたように気になる点はいくつもありましたが、期待していただけに残念でなりません。
追記
内部仕様、仕組みについて独自考察(記事後半)を行いましたが、この仕組みを作り上げている開発は、やはり凄いと感じました。
特にチャンスモードの部分が予想通りだとすると、このような形で確率などを上げていく発想が凄いと思いました。
だからこそ、設定差を付けすぎたTC確率は、勿体なかったし、致命的だったと思います。
たぶん、ここだけ設定差を小さくしていれば、かなり長期的に稼働が見込めた気がするだけに残念。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:1~6か月
- 適正台数予測:1~3台
※250台規模のホールとして予想
低設定しか置かないホールは長期設置が難しいかもしれませんが、高設定を適度に入れるホールであれば、かなり長く使えるでしょうし、イベント時に出玉を見せる機種としては長期的に使える機種だと思います。
次回作改善要望
「運用するホールのこと」「打ち手がどう楽しんでいるのか」という基本的なところを見直して開発して欲しいです。
低設定が見切られまくる機種では、ホールは利益を上げられないですから・・・。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
スーパーリノSP内部仕様、仕組み解説
以下は、推測も含む内容であるため間違っている可能性もありますのでご了承ください。
解説は初心者の方にお伝えするつもりで書きますので、過去のリノの仕組みを知っている方には当たり前の部分であったり、過剰な解説になる部分もあるかと思いますが、ご理解ください。
この項目では、以下の5点について解説していきます。
- トマトチャンスの基本的な仕組みについて
- 確率が違うトマトチャンスが起こる仕組みについて
- 天空トマトの仕組み予測
- 天井の仕組み予測
- チャンスモードの仕組み予測
内部仕様について以下に記載している内容は、動画にて詳細に解説しています。
おそらく文字よりも動画の方が分かりやすいはずなので、時間と環境が許す方は動画での視聴をオススメいたします。
前提知識
詳細解説する前に、前提となる知識についてお伝えします。
スーパーリノSPに限ったことだったり、スロット機としての決まりも含めてですが、スーパーリノSPの内部を知るためには、以下の前提があるので先に知っておいてください。
- スーパーリノSPは「小役優先制御」の台である。
※ボーナスより小役を優先して入賞させる - 6号機の規則のスロット台は、ボーナスを複数同時に成立させることが出来ない
- スロット機は最大4コマ滑り、成立役を引き込む。※5コマまでは滑らない
- スーパーリノSPは下段1ライン機である。※知らなくても良いが解説上必要
トマトチャンスの基本的な仕組みについて
トマトチャンスが起こる基本的な仕組みについて解説します。
但しいろいろなパターンで記載していくと混乱するので、出目に関しては逆押し時のものを採用しているのでご了承ください。
打ち手にとっての通常時(トマト内部成立状態)
打ち手にとっての通常時は、「内部的にトマトが成立していて、入賞できない(揃えられない)状態」です。
分かりやすく言えば、通常のスロット機で「ボーナス確定」と表示されている状態で打ち続けているのが、私たちが打っている通常時です。
スーパーリノSPの場合は、「トマトボーナス確定!」という状態になるでしょう。
普通のスロット機でもそうですが、ボーナス確定画面が出ているにも関わらず、ベルがナビされたりして、ボーナスを揃えることができないはずです。
それと同じことがスーパーリノSPでは通常時に起こっていると思ってください。
つまり、毎ゲーム何らかの小役が成立していて、その小役が邪魔してトマトを揃えさせてくれないというわけです。
※小役優先制御があるため、小役を優先して揃えてしまう。
トマトチャンスがトマトボーナスを揃えられるチャンス!
通称トマトチャンスと呼ばれているトマトが揃えられる状態は、実は内部的には少し複雑ですが、簡単に言うと「ボーナスを狙え!」という状態です。
ただし、「正しいトマトを勘で当てて、トマトを狙え!」です。
ここで失敗してしまうと、別の小役(1枚役)が入賞してしまい、トマトボーナスを揃えるチャンスを逃してしまいます。
他のスロット機と同様に、別の小役が成立すると、また揃えられる状態まで待たされてしまうのと同様に、本機でも再度小役成立RUSHに突入してしまうため、トマトを入賞できなくなるわけです。
もう少しトマトチャンスについて詳しくお伝えすると
- 内部ではトマトボーナスが控えている
- 特定の1枚役が成立する
※中右リールの(下段の)出目が、(上段などで)トマトがテンパイする形と共通の出目になる
※1枚役とトマトのダブルテンパイ状態 - 1枚役が引き込めない位置で押すと、トマトが揃うしかなくなってトマトが揃う
という仕組みになっているのです。
小役優先制御である本機において、トマトを入賞できる状態であるトマトチャンスでは、成立している1枚役を引き込める位置(4コマ滑りで引き込む位置)に押してしまうと、1枚役が揃ってしまうわけです。(=トマト揃わず)
逆に、成立していない1枚役付近を目押しした場合には、1枚役を引き込むことができず、結果としてトマトを引き込みトマトが揃うわけです。
このことを再現するために重要となるのが、「(下段)1ライン機」という仕様なのです。
仮にこれを5ライン機にしてしまうと、4コマ滑りの引き込みの関係で再現が難しくなります。
例えば、赤7正解時の目押しポイントを見ると、下段に赤7を狙えば、下段1LINEであれば4コマ滑っても成立しているコイン1枚役を引き込むことができません。
しかし、5LINE機であった場合、上段も有効LINEになってしまうため、小役優先制御でトマトを飛び越えてコインを引き込んでしまうことになるのです。
そのため1ライン機というのは、リノシステムを再現するには必須と言えるわけです。
確率が違うトマトチャンスが起こる仕組みについて
リノやスーパーリノMAXのトマトチャンスは、常に3択であったのですが、今作に関しては、33%(3択)、50%(2択)、66%(2/3択)、100%の4種類のトマトチャンスが存在します。
しかし、最終的に揃えるのはトマトボーナスという単なるボーナスなはずで、トマトチャンスの度に狙う場所が変わるのは、不思議に思う方もいるのではないでしょうか。
この答えは、実はそれほど難しいものではありません。
リノやスーパーリノMAXのトマトチャンスは、「1枚役が同時に2種類成立している状態」だったのですが、今作では同時成立数が違ったり、ハズレだったりを利用しているだけに過ぎません。
少し詳しく見ていきましょう。
なぜ様々な確率のトマトチャンスが存在するのか?
トマトボーナスの入賞を妨げるのは、別の小役が小役優先制御によって入賞してしまうことによるものです。
この時の小役が「1枚役」となるわけですが、この1枚役を上手く使うことで、トマトチャンスの確率を変えているのです。
リール配列を確認してみましょう。
左リールのトマトは「黒バートマト」「ヘタの部分が大きいトマト」「普通のトマト」と3種類のトマトがあります。
これがそれぞれ各ボーナス図柄に対応しています。
- 黒バートマト:赤7の下
- ヘタの部分が大きいトマト:青7の下
- 普通のトマト:各白バーの下
白バーだけ2か所存在していますが、両方とも普通のトマトが配置されています。
さらにこれらの各ボーナス図柄は、トマトチャンス時の1枚役に該当しているのです。
結果、どんなことが起こるかというと
- 赤7頭の1枚役が成立⇒赤7付近の黒バートマトを狙う⇒小役優先制御で赤7頭の1枚役が入賞する
ということが起こるわけです。
逆に赤7頭の1枚役ではない時に狙うと、小役優先制御であっても入賞できる1枚役が引き込める位置にない(青7や白バーがない)ので、トマトが入賞するというわけです。
この基本を押さえて、1枚役の複数同時成立について考えれば、自ずと確率の違いはみつけられることとなります。
- 33%(3択):1枚役が2種類同時に成立⇒正解は1つしかないため3択
- 50%(2択):白は2か所あるので、白or赤&青のいずれかの1枚役が成立⇒2択
- 66%(2/3択):1枚役3種類の内1つ成立⇒2つが正解となるので2/3択
- 100%:1枚役どころか何も成立していないから、どうやってもトマトが揃う完全ハズレ
このようなパターンに分けることが出来ます。
ただ、これだけの情報を見ると違和感に気が付くはずです。
「白バー2か所あるのにおかしくね?」と。
白バーの図柄が似ているけど違うというのであれば、別小役として調整ができるのですが、同じ図柄のようなので、おそらく出現率で調整されているはずです。
例えば、「33%(3択):1枚役が2種類同時に成立⇒正解は1つしかないため3択」に関しても、全部が同じ比率で出現しているとしたら以下のようになります。
- 赤&青:リールの範囲で見ると白が正解なので正解範囲はリールの50%
- 赤&白:リールの範囲で見ると青が正解なので正解範囲はリールの25%
- 白&青:リールの範囲で見ると赤が正解なので正解範囲はリールの25%
赤&青の出現率を半分に下げることで、他の割合と同じに出来るはずです。
他の状況も出現率でちゃんと調整されているはずなので、自分の信じるトマトを狙ってみてください。
これがもし調整されていなかったら、特定の図柄だとトマトが揃いやすくなってしまうような攻略につながってしまうので、まず間違いなく調整されているはずです。
【追加情報】
山佐のYouTubeにおいて、3択トマトチャンスの詳細が公開されました。
自分の予想では3択トマトチャンスに関しては、白バーのリール上でのカバー範囲が広いため、出現率での調整がされていると予想していましたが、単純な3択になっているようです。
そのため、単純に色を当てて狙うという意味においては3択は純粋な1/3になることが分かります。
ただ、このことを踏まえると、適当に押した場合や、リールを隠して押した場合には、白バーのカバー範囲が倍ある関係で、白を選択する率が高くなってしまうことは、押さえておいた方が良いかもしれません。
そうすると動画内でお伝えした「やっぱり白が多いと純粋な3択にならなくね?」という疑問が再び湧いてくるかと思います。
それらは以下のようになっているものと推測します。
白が正解である場合
- 3択を当てに行く場合:1/3で正解
- 適当押し:1/2で正解範囲を押すことになる
赤や青が正解である場合
- 3択を当てに行く場合:1/3で正解
- 適当押し:1/4で正解範囲を押すことになる
適当押しの部分を計算として算出すると
- 白正解:1/3の出現率×1/2の範囲=1/6
- 赤や青が正解:1/3の出現率×1/4の範囲×2(赤の時と青の時)=1/6
適当押しの時の各状況を合算
- 1/6+1/6=1/3
となり、3択は適当押しの時でも、成り立っていることは間違いありませんが、適当に押したときと3択当て狙った時では、その内容は違うということだと思われます。
リール配列からトマトチャンスを暴く!
ここからは知らなくてもいい内容かもしれませんが、配列からトマトチャンスの詳細に迫ってみたいと思います。
今回は、高確率中の部分は除いて、内部的にトマトが成立している通常時についてのみ確認します。
まず、リール配列を確認してみましょう。
本機は小役配当表が公開されていないようなので、推測も含みますが、右リール上段にトマトが止まった時がトマトチャンスとなります。
本機は下段1ライン機なので、トマトの2つ下の図柄を確認すると、全てのトマトの2つ下にリプレイが配置されています。
つまり、トマトチャンスは下段リプレイチャンスとも言えるわけです。
続いて中リールは2か所の停止位置があり、「上段トマト:3択チャンス」「中段トマト:50%or66%チャンス」となっているようです。
この違いについても確認します。
《3択チャンス》
- 中リール上段トマトとなる:下段にはリンゴが基本で、赤7のところだけは黒バー。
つまり、下段に左から「ボーナス図柄・リンゴ/黒バー・リプレイ」の1枚役が成立しており、この1枚役は「2種類同時に成立する1枚役」であることが予想されるわけです。
《50%or66%チャンス》
- 中リール中段トマトとなる:下段はボーナス図柄になる
つまり、下段に左から「ボーナス図柄・ボーナス図柄・リプレイ」の1枚役が成立しており、この1枚役は、以下のいずれかに当てはまることが予想されるわけです。
- 50%(2択):白は2か所あるので、白or赤&青のいずれかの1枚役が成立⇒2択
- 66%(2/3択):1枚役3種類の内1つ成立⇒2つが正解となるので2/3択
1枚役を上手く回避した場合、リール上ではトマトが揃っていますが、スーパーリノSPの機械としては、下段1ラインで判断しています。
- 上段トマト揃い:リンゴ・リンゴ/黒バー・リプレイ
- 中段トマト揃い:レモン・ボーナス図柄・レモン
- 右上がりトマト揃い:トマト・ボーナス図柄・リプレイ
トマト揃いは、機械としては上のような組み合わせで認識されているということです。
天空トマトの仕組み予測
天空トマトについては、自分で体験しておらず、PVでしか見ておりません。
なので、完全にど素人の予想・推測となるので、全く違う可能性があるのでご了承ください。
PVを見る限り、以下のことが見て取れます。
- 下段1ラインには「ボーナス・レモン・リンゴ」
- 払い出し無し(デモ機である可能性が高いので実際にどうなるかは不明)
※実機で出した人から動画を見せて頂いたところ、2枚の払い出しがあるパターンを確認しました。 - 最終的にトマトは中段に揃うが、おそらく疑似遊技で表現している
ここから予想できることは、トマトは最終的に揃うものの、自力で揃ったものではないということ。
しかし、ちゃんとトマトは揃えないとボーナスとして入賞したことにならないはずです。
※疑似遊技はあくまでもリールの演出であるはず
※この後の挙動が分からないので何とも言えませんが。
となると、「ボーナス・レモン・リンゴ」はトマト揃いと同じ働きをしなければならないはずで、先程挙げたトマトボーナスと同列に扱われなければならないはずです。
- 上段トマト揃い:リンゴ・リンゴ/黒バー・リプレイ
- 中段トマト揃い:レモン・ボーナス図柄・レモン
- 右上がりトマト揃い:トマト・ボーナス図柄・リプレイ
- 天空トマト:ボーナス・レモン・リンゴ
この状況から見ると、天空トマトには、そもそも1枚役を構成するはずである「右リールリプレイ」が存在しません。
そうなると、おそらく完全ハズレ時にのみ出現させられる役であるような気がしています。
※「中右がレモン・リンゴとなる1枚役」が存在している可能性は残されますが、とりあえず完全ハズレ時で進めます。仮に1枚役パターンであった場合は、今後解説する中段トマトとの重複も可能になるはずです。
さらに、天空トマトが、他のトマト揃いとは別フラグであり、天空トマトでしか当たりを獲得できない場合、完全ハズレを引くまでトマトチャンスが一切当たらず、かつ1枚役にもならない事態が起こるような気がするのです。
※トマト収穫日記に答えが無い状態にもなる
どういうことかというと、1枚役が成立して逆押しすると、右下段にリプレイが停止し、左で正解の場所を押しても「ボーナス・レモン・リンゴ」を入賞させることができず、1枚役も引き込めない事態が起こるということです。
となると、予想ではあるものの残るパターンとして、「天空トマトは、トマト揃いでも天空トマトとしても揃えられるボーナスフラグ」という可能性があるような気がしています。
※複数のボーナスがある機種で、何色でも揃えられるような感じ。
よく考えると、実は他のトマトも1つのフラグではないので、自然な流れのような気がします。
- 上段トマト揃い:リンゴ・リンゴ/黒バー・リプレイ
- 中段トマト揃い:レモン・ボーナス図柄・レモン
- 右上がりトマト揃い:トマト・ボーナス図柄・リプレイ
これらはどれであっても揃えることができるからこそ、トマトチャンスの確率を変えられるわけです。
とすると、例えば以下のような組み合わせにしたらどうでしょう?
- 上段トマト揃い:リンゴ・リンゴ/黒バー・リプレイ
- 右上がりトマト揃い:トマト・ボーナス図柄・リプレイ
- 天空トマト:ボーナス・レモン・リンゴ
※「中段トマト揃い:レモン・ボーナス図柄・レモン」は無い
これであれば、1枚役出現時にはちゃんとトマトチャンスになり、正解時にはトマトが揃い、失敗時には1枚役を入賞することができ、かつ完全ハズレ取得時には、天空トマトが出現する状況を作れるのではないかと思われます。
追加情報
動画へのコメントにて、天空トマトの動画をシェアしていただきました。
どうやら出現率が低い「右」の2択の1枚役である模様。
但し、払い出しが2枚あったパターンも確認しているので、100%正解とは言い切れないのかもしれません。
デモ機であったため実機と状況が違うのか、また別の理由なのか、複数のパターンが存在するのか、現時点では分かっておりませんが、にくじるの天空トマトの考察は間違っている可能性が高いようです。
結果、他の部分にも影響する可能性があります。
ご了承ください。
m(_ _)m
天井の仕組み予測
天井の仕組みについても予想してみたいと思います。
天井について分かっていることは、以下の通りです。
- ボーナス間1831G+αで発動
- 恩恵は中段トマト高確率
- トマト成立しても即転落しボーナスを取得できなかった場合、高確率はボーナス取得まで継続する
まず注目すべきは「中段トマトが高確率になる」ということ。
つまり、確実に揃うトマトの出現率が高くなるということです。
確実に揃うトマトについては、ここまでの説明で何も成立しない完全ハズレ時に出現することを予想として出しています。
となると、「中段トマトが高確率になる=完全ハズレ出現率が上がる」ということになるはずです。
しかし、スロットの規定として、遊戯中に小役の確率を変更するようなことはできません。
ある小役を除いては・・・。
それがリプレイです。
で、おそらくこれが天井発動の仕組みで、ボーナス終了後のRTを上手く使っているのではないかと思います。
簡単にまとめると以下の通りになります。
- ボーナス終了で「規定ゲーム数(1831)消化」or「BIG、REG成立」まで続くRTに突入
- 規定ゲーム数到達でRT終了
- リプレイが減りハズレが出現するようになり、完全ハズレ成立で100%トマト出現
※おそらく天空トマトフラグをなら天空トマトになると予想
ただこれだけです。
自分たちが消化している通常時は実はRTで、リプレイや1枚役などの小役にトマト揃いを阻まれまくっていますが、規定ゲーム数を超えるとRTが終わってしまうので、リプレイの確率が下がり、必然的にハズレが出現しやすくなった結果、トマトが揃うというわけです。
ちなみに、天井ゲーム数は設定変更してもリセットされない模様なので、宵越し天井が狙える天井であることは覚えておくと良いでしょう。
チャンスモードの仕組み予測
スーパーリノSPには「チャンスモード」が搭載されています。
チャンスモードの特徴としては
- トマトチャンス確率アップ
- 「50%(2択)」トマトチャンスの期待度がアップ
という特徴があるようです。
チャンスモードへの移行は「ボーナス高確からの転落時に移行抽選」されているようなのですが、これは言い換えると「トマトが内部で成立した時に移行抽選」をしているとも言い換えられます。
となると、トマトボーナス成立をきっかけとしたRTを付与し、そこでのリプレイ確率を通常時より下げればハズレも出現させられるような気がします。
結果として早いトマト成立が期待できるわけです。
ただこの方式だと、「トマトチャンス確率アップ」は可能なのですが、完全ハズレの確率がアップしてしまうはずなので、「50%(2択)」トマトチャンスの期待度がアップするには繋がりません。
またボーナス終了後に突入する天井に関わるRTと被るのも問題です。
となると、おそらくRTの方式ではなくなります。
そこで、1つ気になることがあるのです。
逆押し時にトマトが右下がりの形でテンパイした場合、トマトチャンスが確定するだけでなく、チャンスモードの滞在が確定する出目があるのです。
※トマト揃い時の下段出目「リンゴ・ボーナス図柄・トマト」
右下がりの場合、右リールの下段には「トマト」があります。
しかし、これまで1枚役やトマト揃いに出目に右下段トマトはありません。
つまり、おそらくですがこれがチャンスモードのカギとなる部分なのです。
右下段トマトは、普通に遊戯している際に何度も見ることができるハズレ(1枚役)で出現します。
しかし、おそらくボーナス高確から転落するとき「トマトが内部で成立した時」の成立するトマトの一部が右下がりトマトで、このトマトが内部成立したときのみチャンスモードに移行するのではないかと推測しています。
状況別に解説するならば、
- 通常時に出現している右下段トマトハズレは内部的に以下の1枚役になっている
50%(2択):白は2か所あるので、白or赤&青のいずれかの1枚役が成立⇒2択
66%(2/3択):1枚役3種類の内1つ成立⇒2つが正解となるので2/3択
※3択がある可能性もありますが、一応予想では上記の通り - しかし、右下段トマトを引き込んだ時点で、以下のトマト揃いは揃えることができなくなる
上段トマト揃い:リンゴ・リンゴ/黒バー・リプレイ
中段トマト揃い:レモン・ボーナス図柄・レモン
右上がりトマト揃い:トマト・ボーナス図柄・リプレイ
天空トマト:ボーナス・レモン・リンゴ - 結果、通常時はハズレや1枚役になってしまう
- しかし、「リンゴ・ボーナス図柄・トマト」が成立している状態になると、右下段トマトハズレが1枚役とトマトチャンスを同時にテンパイできる状態となり、通常のトマトチャンスと同じ状況を作り出すことができるようになる
というのが自分の予想です。
これが単独フラグであっても問題ないと思いますが、万が一先に通常のトマトチャンスを引いてしまう可能性を考えると、他の上段か右上がりトマト揃いと同時成立させているのではないかと予想しています。
この仕様になっていれば、チャンスモードの全条件を満たせるような気がしています。
全然違うかもしれまえんけど・・・。
スーパーリノSP内部仕様、仕組み解説まとめ
今回の内容は、開発経験もない一般の打ち手が、あくまでも知っている情報を元に好き勝手予想をしただけに過ぎません。
よって、全く違う可能性もありますし、そもそもそんなこと規則上出来ないということも含まれてしまっている可能性もあります。
ただ、このように考えたり、想像、予測することもスロットを打つ楽しみの1つだと思っています。
過去にもいろいろ予想しているので、好きな方は下のタグの「#内部仕様考察」をクリックして楽しんでみていただけたらと思います。
間違っていることも多いかと思いますが、素人のお戯れと思ってお許しくださいませ。
m(_ _)m
記事下部にある「TAGS」も活用してみて下さい。
#の付いている各タグをクリックすると
そのくくりの記事だけが、ピックアップされますよ。
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