本記事に関しては、速報的に出す関係上、少ない実戦と少ないホールデータを元に導き出しているため、推測を多く含んでおります。
そのため、まったく間違った情報になってしまう可能性もありますので、その点をご了承いただける方のみご覧ください。
また過去に動画や記事をご覧になった方へ。追加情報がありますので記事の最後をチェックするようお願いいたします。
本記事でお届けするのは以下のようになります。
《お伝えする内容》
- トリプルハイエナ概要
- データ履歴のどこに注目すべきか
- パチスロ麻雀物語4における有利区間の算出の基礎
- データ履歴から見るハイエナポイント
- 実戦データでハイエナ、狙い目の導き出し方
※ご注意
本記事は、事前に公開している以下の内容を理解、把握している前提の元で作成しております。
有利区間のリセット詳細など必須の知識がありますので、先に、以下の記事、または動画をご確認の上、読み進めてください。
※動画の方が分かりやすいはず。
【パチスロ麻雀物語4】スロット新台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点
※記事中盤「《超重要》通常時の注意ポイント、有利区間について」参照
この記事の内容は、動画でも細かく解説していますよ。
おそらく動画の方が分かりやすいので以下の動画をチェックしてみてね。
(*^^)v
ちなみに、いきなり「実戦編」を見ても意味が分からないので、必ず「解説編」からご覧ください。
パチスロ麻雀物語4トリプルハイエナ概要
先に、「パチスロ麻雀物語4」で、最終的にどのポイントを狙っていくかについてお伝えしておきます。
ハイエナで狙うべきポイントは、「有利区間エンド~確定AT~天国」の3つの区間でのハイエナです。
※今回は「トリプルハイエナ」という名称で進めます。
《トリプルハイエナの出玉獲得ポイント》
- 有利区間エンドで突入する可能性のある「テンパイロングビーチ」
- 有利区間リセット後128G以内に当選する確定AT
- 天国ループで当選するAT
普通「ハイエナ」というと、「天井」を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、本機の仕組みをしっかりと把握すれば、「天井狙い」があまり現実的ではないことが分かるはずです。
※記事を読み終わる頃には、天井狙いが現実的でないことは理解できるはずです。
実際のデータでも、最深天井である999G付近まで持っていかれることはほぼ無いレベルであり、800Gを超えてくる割合もかなり低いです。
つまり、天井狙いをどこから狙うのかにもよりますが、天井狙いが出来るようなゲーム数まで回されるまでに当たることが多く、そもそも1回1回の履歴でハイエナをすること自体が、本機に仕様上はズレていることになるのです。
本機のハイエナで狙うべきところは、出来る限り少ない投資で当たる場所(有利区間リセットが近い状況)です。
そこから始まる数回のATチャンスのいずれかで、ある程度の出玉を狙っていくという立ち回りが有効であると思います。
パチスロ麻雀物語4の特徴として、「そもそもATで出玉を獲得することが難しい」という仕様上の問題がありますから、一発で仕留めることは難しい機種であると言えるでしょう。
今回お伝えするトリプルハイエナは、天国ループ状況によってはもっと狙える可能性があるものの、最低でも1回はATを獲得するための立ち回りです。
結果として、ATの出玉が少なく負けてしまうことも多いかもしれませんので、やるやらないの判断はお任せしますが、知識として知っていれば、立ち回りの幅は広がるのではないかと思っています。
データ履歴のどこに注目すべきか
では、実際にハイエナするために、データ履歴のどこに注目すべきかについて解説します。
まず、前提として、トリプルハイエナで最低限必要となる知識についてお伝えします。
トリプルハイエナに必要な基礎知識について
《トリプルハイエナ必須の知識》
- 有利区間の基本仕様(本機は1500G、2400枚が上限)
- パチスロ麻雀物語4の基本仕様
- リセット後の挙動
- ホールの設定変更の特徴(知っていた方が有利に働く)
- データ表示器の質と特徴
補足が必要な部分について、少し補足しておきます。
有利区間や基本的な仕様については、冒頭のサイトの記事や動画を確認しておいてください。
特に重要となる部分については、都度補足解説していきます。
基本仕様の中に、「AT終了時の一部」でのリセットがありますが、少ない実戦上ではあるものの一度も確認できていないので、一撃で大量に獲得しているとき以外は、「AT終了時の一部」でのリセットがかかっていないものと想定して算出していきます。
さらに基本仕様を見ても分からない部分として「リセット後の挙動」があります。
「リセット後の挙動」についておさえておくべきポイントは、「リセット後どれくらいでAT当選するのか」という部分です。
この部分に関しては、実戦で実際に確認しないと分からない部分であるため、非常にサンプルが少なく、他にもある可能性はありますが、現時点で確認できているのは以下の通りです。
《リセット後の当選ゲーム数(実戦値)》
- 約30G後
- 約60G後
- 約128後
※この感じであれば、ひょっとすると90付近もあるかも
128以内とは言え、上記ゲーム数は有利区間算出やデータ履歴を確認していく際に必要となるので、押さえておいてください。
ホールの設定変更の特徴に関しては、確実に把握できていれば、朝一の不確定要素を排除できるため、より精度が高くなり、かつ早い段階でトリプルハイエナが出来る確率がアップするため、把握しておけると良いでしょう。
設定変更に関しては、朝一有利区間ランプが消灯していれば、設定変更濃厚なので打たなくても確認しておくと良いかもしれません。
今回、特に問題となるのが、「データ表示器の質と特徴」です。
データ表示器の質によっては、有利区間リセットのタイミング推測を見誤る可能性が高くなってしまうからです。
一番良いのは、ATの出玉が確認できるデータ表示器で、このタイプであれば、かなり高い精度が出せます。
しかし、出玉は確認できず、当選ゲーム数と種別程度のデータの場合、実際のカウントアップ状況を一度確認しておく必要があります。
例えば、以下のようなデータになる場合です。
- 128G:REG(ホールによってはARTやAT表示)
- 1G:BIG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
- 230G:REG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
このような表示の場合、「1G:BIG」が何枚獲得するとカウントアップして次の「1G:BIG」に移行するかを確認しておく必要があります。
※多くは100枚程度の模様。他にも枚数で見るとバラバラのものもあったので、ゲーム数でカウントアップしているデータもあると思います。
他にも見るべきポイントはいくつかありますが、必要なところで都度解説しますので、今は、あなたがハイエナを狙うホールが、どんなデータ状況であるかを知ることが必要であると押さえておいてください。
注目すべきデータ履歴
注目すべきデータ履歴は、「ある程度のゲーム数でカウントされるBIG」です。
通常の履歴では「128G REG」のようにREGとなるのですが、たまに「60G BIG」「380G BIG」のような履歴が発生します。
これが何を示しているかというと「テンパイロングビーチ当選」を示しているのです。
※確認できていませんが、おそらく「デカパイ攻略戦失敗時」も同じ履歴になるはず。
なぜここに注目するかと言うと、「この直後に100%有利区間リセットされるから」です。
もちろん、この直後の台が当たっていなければ、128Gまでに当たることが確定しているので、ハイエナできるポイントとなりますが、「何かが起こる!?」と画面に表示されているため、現実的ではないでしょう。
ちなみに「テンパイロングビーチ」は、トリプルハイエナの「有利区間エンド」にあたるのですが、上手く行けば1つめのハイエナポイントとして「テンパイロングビーチ」が出てくることがあるということなのです。
※もちろんただ有利区間リセットされることが多いが、1日で数回確認できることが多い
ただ、BIG履歴に注目する理由は、直後のハイエナをすることが目的ではなく、「次の有利区間のカウントスタート位置を確定させること」にあります。
逆に「テンパイロングビーチ」(ゲーム数が進んだBIG履歴)が無い区間では、リセットの位置を推測することはできるものの、確定はさせられないのです。
とりあえずここでは、「ゲーム数が進んだところで現れるBIGの履歴(文字として長いので、以降は「ゲーム数BIG」と表記します)」に注目すると良いと押さえておいてください。
パチスロ麻雀物語4における有利区間の算出の基礎
ゲーム数BIGによりリセットのタイミングが把握できたとしても、有利区間の基本的な算出方法が分からなければ、ハイエナをして良い台であるかの判断ができません。
まず、基本的な算出手順としては、以下のようになります。
- 1500G―(通常G数+AT消化G数)=有利区間残ゲーム数(以下「有利区間残」)
「AT消化G数」に関しては、獲得枚数が分かっていれば、「獲得枚数÷2.6」で近似値を出すことができます。
また応用として「1G BIG」が100枚でカウントアップされることが分かっていれば、1カウント約40Gで計算しても良いでしょう。
いずれにしても、AT獲得枚数をある程度把握できなければ、算出の段階に行くことすらできないので、先程の項目でお伝えしたデータの把握が重要となるわけです。
例えば、先程の項目で挙げた例で算出するとした場合、以下のようになります。
※ここでは1G BIGを40Gで計算。
- 380G:BIG←テンパイロングビーチ当選
★有利区間リセットタイミング - 128G:REG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
- 230G:REG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
1500―(128+120+230+80)=942G
つまり、230Gで当選したAT終了時の有利区間残は942となり、仮にこの後128で捨てられていた場合には、有利区間残は814Gとなって捨てられていることになります。
先にお伝えしておくと、上記380G BIGの後に「1G BIG」が付いていることがあります。
おそらくですが、この履歴は「テンパイロングビーチ」がループしたことによる履歴であると推測できるので、リセットのタイミングは「1G BIG」後となります。
- 380G:BIG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
★ここでリセット - 128G:REG
- 1G:BIG
- 1G:BIG
データ履歴から見るハイエナポイント
実戦で使えるハイエナポイントの導き方を知る前に、「パチスロ麻雀物語4における有利区間リセットのタイミング」を正しく知っていなければトリプルハイエナを使いこなすことが出来ません。
ここでは、実戦データから導き出した「リセットのタイミング」について解説します。
先にお断りしておくと、以下のデータに関しては、データ量が少ないだけでなく、独自推測で算出した数値が多く含まれます。
※有利区間スタートからリセットまでのゲーム数
そのため大きく異なる可能性もありますのでご了承ください。
《単純リセット(予測値)》※通常時連続演出失敗後のリセット
- 600~699G:20.6%
- 700~799G:38.2%
- 800~899G:22.1%
- 900~999G:16.2%
- 1000~1099G:1.5%
- 1100G~:1.5%
《ゲーム数BIGリセット(予測値)》※リセット位置は確定するが、スタートが予測
- 600~699G:24.5%
- 700~799G:40.8%
- 800~899G:26.5%
- 900~999G:2.0%
- 1000~1099G:4.1%
- 1100G~:2.0%
《単純リセット&ゲーム数BIGリセット合算値》
- 600~699G:22.2%
- 700~799G:39.3%
- 800~899G:23.9%
- 900~999G:10.3%
- 1000~1099G:2.6%
- 1100G~:1.7%
※集計した後もデータを見続けた結果、500G代もある可能性があります。また朝一の挙動が違う可能性があるかもしれませんが、設定変更の有無が分からないので、詳細不明。
上記は、実際のホールデータを1つ1つ確認し、リセットタイミングを推測して算出した結果です。
ネット上でのデータが多く含まれているため、「1G BIG」のカウントが曖昧なものも含まれているので、正確性に欠ける部分はあります。
また、独自の基準でリセットタイミングを算出しているため、実際には全く別の動きをしている可能性も十分あることをご理解の上、判断材料としてみてください。
ただ、AT突入時にある程度の出玉を獲得できる仕様にするためには、ある程度早めにリセットする必要もあるので、結構妥当な数値になっているとも思っています。
※参考:2400枚取るには約920G必要
さらに1つ付け加えておくと、前回の麻雀物語4の動画を公開したところ、実体験として上記範囲に収まらない情報を教えて下さった方がいました。
その内容が「上位AT⇒天和の湯⇒AT駆け抜け⇒50Gで黒ステチェン」という内容なのですが、この状況では有利区間の消費が250G程度であると予想されるので、上記の範囲には無い早いタイミングでリセットが起こっていることになります。
同社の機種として、過去に分析した「南国育ち」同様、大量に有利区間残がある状態でのリセットがある可能性はあるので、押さえておきましょう。
また、予想でしかありませんが、1000以上のデータは、どうしても上手くリセットタイミングを見極められなかったため1000以上に振り分けたのですが、ひょっとすると短い有利区間が選ばれていたのかもしれません。
全てが推測の域を出ないので何とも言えませんが・・・。
ただいずれにしても、推測とは言え、上記のデータはある程度の参考にはできるはずです。
《単純リセット(予測値)》に関しては、データからの完全なる推測ではあるものの、《ゲーム数BIGリセット(予測値)》に関しては、片方は確定した状況ですし、一部に関しては、「ゲーム数BIG⇒リセット⇒ゲーム数BIG」というスタートとエンドが確定した情報も含まれています。
自分が実際に打った時の有利区間スタートとエンドが確定しているデータも併せて確認してみても、600~999Gの間でリセットがかかる頻度が高いことは、ある程度信憑性があるデータとして見ても良いのではないかと思われます。
そのためトリプルハイエナでは、600~999Gに有利区間エンドが来るものと予測して、ハイエナしていくことになります。
実戦データでハイエナ、狙い目の導き出し方
ここからは、実際のホールデータを使って、どうやってトリプルハイエナが出来るポイントを探していくかについて解説していきます。
有利区間リセット判定「練習問題」
ハイエナできるかどうかの前に、基本的なデータの見方や、データ算出の仕方を知る必要があるので、簡単なデータから算出の練習をしてみましょう。
上記の図を見ながら確認してみてください。
上記の図は、注釈にもあるように、以下のようになっています。
- 赤はゲーム数BIG
- 水色:通常G数
- 白:1G BIGの数(今回は100枚40Gかかったとする)
赤805の次の欄が空白なのは、テンパイロングビーチで連チャンしなかったためで、データ履歴上でも「805⇒126⇒1⇒124⇒1⇒1・・・」という感じになっています。
※連チャンすると「805⇒1⇒1・・・」
まず注目すべきは805Gのゲーム数BIGです。
ここで起こっているであろうテンパイロングビーチが終了した直後にリセットがかかるわけですから、次の126Gが始まる1ゲーム目から、次の有利区間が始まることになります。
打ち始めたら126GでATに当選して100枚獲得。次も天国で引っかかったのか124Gで当選して200枚獲得となっていくわけです。
これらをゲーム数でカウントして、さらに累積ゲーム数も確認していくと、次の図ようになってくることが分かります。
累積のところを見ると、最終的に有利区間の限界値である1500Gを超えていることが分かります。
つまり、どこか途中でリセットがかかっていることが確定するわけです。
このとき、1つ1つ段階を追って見てみると
- 126GのAT終了時:166G(有利区間残1334G) 流石に早い
- 124GのAT終了時:370G(有利区間残1130G) これも早い
- 631GのAT終了時:1041G(有利区間残459G) かなり怪しい
- 225GのAT終了時:1306G(有利区間残194G) もう限界値直前
このような感じになるので、631Gが怪しくなります。
さらに、次の237Gではリセットがかかることが確定しているので、ある程度その部分に対してもゲーム数が必要となるのです。
有利区間リセットがかかってから128G以内に当選することが確定していることを考えると、以下の推測が成り立ちます。
「631Gの128手前でリセットがかかって、631はリセット後のAT」
つまり、分解すると以下のようになります。
- 631―128=503 この付近でリセットされ、次の有利区間へ
- 128消化で確定AT データ上は631
- 225AT当選 有利区間の消費としては128+40+225=393G
- 237ゲーム数BIG 有利区間の消費は393+40+237=670G
このような流れでゲームが進んだことが推測できるわけです。
ちなみに、今回は説明のためにゲーム数を細かく表記しましたが、ざっくりとした計算で問題ありません。
今回リセット後の当選を128としましたが、実際には事前にお伝えしたように、「30、60」も確認できているわけです。
そもそも自分で打っていない限り確定はできないので、そこは諦めましょう。
有利区間リセット判定「ハイエナ実戦編1」
では、いよいよ実戦編です。
今までにお伝えした知識を総動員して、有利区間リセットのタイミングを見つけ出し、ハイエナするかどうかの判定をしてみてください。
さて、上の図の状態で放置されている台は、トリプルハイエナしても良い台なのでしょうか?
今回は、分かりにくくならないように最初の307Gでは、通常リセットがかかった区間として見てみてください。
自分で実際にやってみた方が良いので、自身で答えを出すまでは、画面をスクロールしないことをオススメします。
では、解説に入ります。
よろしいでしょうか?
では、行きます。
あくまでも「にくじるとしての回答」なので、その点はご了承ください。
まず気になるのが432G当選時の累積729Gです。
仮に432の区間でリセットされていたとしても累積729Gになるということを確認しておいてください。
要は、307の128手前でリセットされて、128後の307でATに当選し、もろもろ消化して432Gの手前128でリセットがかかっていたとしても、相殺されて729Gになるということなのです。
ただ、毎回そうなっているわけではなく、例えば307の60手前でリセットされて、432G手前128でリセットされてしまうと、累積が60+40+217+40+432―128=661というようにズレてくる可能性もあるということです。
これらは履歴によって調整が起こる可能性を踏まえて、有利区間リセットのタイミングを見極めていくことになります。
では、問題に戻りましょう。
今回の履歴では、2つの可能性が考えられます。
- 432手前でのリセットの可能性
- 有利区間が継続し、リセットが目前である可能性
まず、1について確認していきます。
700G代は、リセットがかかる割合が高い区間なので、リセットがかかっているとすると、該当となる128G到達時の有利区間残は
- 1500―128+40+128=1204G
となり、まだまだ有利区間残が残っている状態で、リセットまではかなり遠いことが推測できます。
対する2のパターンではどうなるでしょうか?
- 1500―(128+897)=475G
有利区間残がかなり少なくなってきているので、即リセットされる可能性もある状態です。
ただ、少し思い出して欲しいのです。
《単純リセット&ゲーム数BIGリセット合算値》
600~699G:22.2%
700~799G:39.3%
800~899G:23.9%
900~999G:10.3%
1000~1099G:2.6%
1100G~:1.7%
2のパターンで打つ場合には、すでに1025G使っていることが予想できるわけで、割合としてはかなり少ないはずなのです。
つまり、2のパターンである可能性はゼロではないものの、かなり低いため1である可能性が高いと判断し、自分であれば「ハイエナしない」となります。
ちなみに、実際のデータでは答えがありますが、次の当たりは「727G」でした。
有利区間リセット判定「ハイエナ実戦編2」
では、さらにこの続きの履歴を例題としてチャレンジしてみましょう。
比較的数値が大きくないので暗算で出来る方もいるかもしれませんが、電卓やスマホなどを駆使してでも数値を出してみることをオススメします。
では、回答に進みますので、スクロールで調整してください。
今回の場合、727区間でリセットがかかっているはずなので、この区間で128が乗ります。
すると、該当箇所では128+614となるので、742G消化していることになります。
現時点で128ヤメとなっている時点で、62のところでリセットがかかっている可能性はゼロですし、その前でかかって62が確定ATだとしたら、流石にリセットが早すぎます。
つまり、この状況では、以下の可能性が考えられるわけです。
- 知識がない人が打っていて、リセットに気が付かず天国だけ回した
- まだリセットがかかっていない
よって、この状況はトリプルハイエナには絶好の台と言えるので、即確保と言えるでしょう。
実際の結果がどうなったかというと、
200Gでテンパイロングビーチに突入し、天国ループにも突入します。
結局、ループしている内に次のリセットが近付き、データを見る限り2回のテンパイロングビーチ、9回のATチャンスに恵まれ、そのまま閉店まで行きます。
AT1回の期待出玉が少ないので、どこかで一発デカいのをやらなければなりませんが、2回のテンパイロングビーチで出玉を補い、9回ものチャンスがあれば、流石にどこかでやれます。
もちろん、このデータは上手く行きすぎている感があるものの、ハイエナしたら結局ループしたり、ATで有利区間を消費して、次のリセットが見えてくるという長時間稼働になっているデータは多く見られるのです。
そのため、本機の場合、多少時間に余裕があるときの方が良いような気がします。
※1,2回で一撃出せる人なら大丈夫でしょうけど。
有利区間リセット判定「ハイエナ実戦編3」
次に、もう少し難しい事例として、何も分からない履歴を見てみましょう。
これまでと少し表記も変えてみますので、実際にチャレンジしてみてください。
※計算しやすいように一の位は0にしてあります。
- A:120G:AT約500枚
- B:180G:AT約100枚
- C:120G:AT約400枚
- D:430G:AT約850枚
- E:128ヤメで放置
これらをおおよそのゲーム数に置き換えると、以下のようになります。
- A:120G:AT約500枚(約190G)⇒310G
- B:180G:AT約100枚(約40G)⇒220G
- C:120G:AT約400枚(約150G)⇒270G
- D:430G:AT約850枚(約330G)⇒760G
今回は、先程の事例のようにスタート(リセット確定箇所)が分かっていないため、有利区間残は不確定状態ですので、直近の区間から見てみます。
- D:430G:AT約850枚(約330G)⇒760G
この区間を見だけると、有利区間残は740Gとなります。
そのため単体で見る限りは行けそうな気がするのですが、実際には前後(CとE)のことも考えなければなりません。
少し分解して可能性を探ります。
- C120G:リセットの可能性はあるがゲーム数が少ないため、可能性としては60Gくらいでリセットされるしかほぼない状態で、可能性としては低め。
- CのAT後:有利区間残がかなり少ない状態でなければ即リセットの可能性は低いと思われるが、C区間で270Gしか使っていないので、その可能性はかなり低い
※もし270G程度で即リセットであれば、もっと前でリセットされるだろうと推測 - さらにDで128G以内当選となっていない時点で、CのAT後即リセットの可能性が消える。これと同じことがEとDでも言えることとなり、結果としてCDともにAT後即リセットの可能性が消える。
また全く知らない人が打っていた場合はあり得ますが、128以内にリセットがなされた可能性も低いことが予想されるわけです。
これらを総合すると
- C120Gのリセットの可能性は低い
- CのAT後即リセットの可能性はない
- DのAT後即リセットの可能性はない
- E128G内のリセットの可能性は低い
以上のようになり、リセットの可能性として高いのはD430Gの区間となります。
430での当選をリセット後の確定ATであると仮定して逆算すると、リセットのタイミングは300~370Gあたりを予想することができるわけです。
念のためですが、リセットのタイミングを300~370Gと仮定した時に、古い履歴からみて矛盾が生じないかも確認してみましょう。
計算しやすいように今回は300Gでリセットされたと仮定して計算します。
- A:120G:AT約500枚(約190G)⇒310G
- B:180G:AT約100枚(約40G)⇒220G
- C:120G:AT約400枚(約150G)⇒270G
- D:300リセット⇒130消化で当選:AT約850枚(約330G)⇒460G
- E:128ヤメで放置
A310+B220+C270+D300=1100G
この状態だとリセットのタイミングで有利区間残が400Gとなってしまい、リセットのタイミングとしては遅く見えます。
可能性としては以下の2パターンが考えらます。
- 300は合っていて、その手前の段階でもう1回リセットがかかっている
- そもそものリセットのタイミング予測(300G)が間違っている
可能性として一番高いのは、ACは120当選となっているため天国当選の可能性が高いので、B180区間でのリセットの可能性が考えられます。
具体的には50~120Gでのリセットです。
その仮定で計算すると、
- B:50リセット⇒130消化で当選:AT約100枚(約40G)⇒170G
- C:120G:AT約400枚(約150G)⇒270G
- D:300リセット⇒130消化で当選:AT約850枚(約330G)⇒460G
- E:128ヤメで放置
170G+270G+300G=740(有利区間残760でのリセット)
これであれば矛盾は生じずにリセットを成り立たせることができます。
「2:そもそものリセットのタイミング予測(300G)が間違っている」の可能性が残ってしまうので100%とは言えず、確定まではさせられませんが、打つか打たないかの判断材料としては使えるはずです。
ここまでくれば、次回のリセットタイミングが予想できるようになり、ハイエナの判断も可能となるはずなのです。
先程の例は、最終的に130+330+128でやめられていると予想できます。
ヤメられている現状は、588G(有利区間残約910G)となるので、次回リセットを予測し、その状況でハイエナをするかしないか決めるわけです。
有利区間残600~900でのリセットを予測し、その通りになるのであれば10~310Gの範囲でリセットされる予想が立ちます。
さらにAT当選までには128必要なことを踏まえると、AT当選までには約130G~440Gかかるわけです。
ここまで計算した上で、ハイエナするかしないかを決めることになります。
個人的には、「そもそものリセットのタイミング予測(300G)が間違っている」ことも踏まえると迷うところではあると思います。
他に打てる台があるかないかなども、打つ、打たないの理由になってくると思いますので、状況に応じて判断すると良いでしょう。
このように、最終的に計算しても判断がつかないこともありますが、ちゃんと算出することで見えてくるものが多くなり、最終的にトリプルハイエナが活用できそうなときは打つわけです。
ちなみに先程の事例に関しては、180でリセットがかかり、310でATに当選したことをお知らせしておきます。
実戦データチェック時の注意事項
これまでの解説の中でお伝えしていること以外で、注意しておきたいポイントをお伝えしておきます。
履歴の中で、BIGのカウントアップがズレる可能性などはお伝えしましたが、AT中のデータの中で、以下のようなデータが出ることがあります。
- 128G REG
- 1G BIG
- 1G BIG
- 7G REG
- 1G BIG
この時のREGは確認できているところでは、初代モードによる引き戻しの履歴の際に、このようなデータになります。
そのため、ホールによってどんな履歴となるか分からない部分がありますが、BIGとしてカウントされてしまうと獲得枚数がズレ、有利区間の算出に影響する可能性があるのでご注意ください。
※個人的には飛ばしてカウントして差し支えないと思っています。
パチスロ麻雀物語4攻略|トリプルハイエナまとめ
いかがでしたでしょうか。
1回1回のハマりからの天井狙いが、本機に適していないことも理解できたのではないかと思います。
※有利区間リセット直後に128以内の早めに当たって、かつAT駆け抜け、即ハマりくらいの状況でしか、そこまでハマることができない。
※例えば60G⇒100枚40G⇒800でリセット(ここまでで累積900G)⇒128でも928Gまでしかハマらない
今回お伝えした「トリプルハイエナ」は、有利区間の状況を把握する必要があるため、算出しにくい履歴も出てくるかと思います。
さらに、正しい知識を持って、正確にデータを読み解き、計算までしなければいけないというハードルがあります。
しかし、そのハードルがあるからこそ、ライバルが減るとも言えます。
一撃の獲得枚数が少ない機種なので、その労力に見合うかどうかは分かりませんが、当たりが取れる回数が多ければ、チャンスが増えることは間違いありません。
信じる、信じない、使う、使わないは個人の自由なのでお任せしますが、上手く活用してハイエナに成功することを祈っています。
では、最後に今回のポイントをまとめておきますので、立ち回り時に活用してみてください。
《トリプルハイエナの出玉獲得ポイント》
- 有利区間エンドで突入する可能性のある「テンパイロングビーチ」
- 有利区間リセット後128G以内に当選する確定AT
- 天国ループで当選するAT
《リセット後の当選ゲーム数(実戦値)》
- 約30G後
- 約60G後
- 約128後
《トリプルハイエナ時の有利区間算出時のポイント》
- 「ゲーム数BIG」の履歴でリセットタイミングを確定させる
- 履歴が無い場合は、直近データから推測しながらリセットタイミングを推測する
- 通常消化ゲーム数、AT時の消化したゲーム数から有利区間残を推測する
※ホールデータを正しく読めることが重要 - 有利区間リセットはリセット後600~999Gで起こる割合が高い可能性が高い
※特に700G代は多いかも - AT終了後リセットは、ある程度の獲得枚数がない場合、起こらない可能性大
※獲得枚数が少ない状況で、有利区間残が少ない状況になりにくいはず - AT連チャン中の「4G REG」のような1桁REGは「初代モード」による引き戻し濃厚なので、間違えてカウントしない(BIGとして100枚乗せると狂う)
- 前回リセットから次回リセットタイミングを予測し、現状から近い場合はトリプルハイエナへ。
《追加情報1》
AT終了時のリセットを確認しました。
1回は有利区間残が少なくなっている状態であったので問題はないのですが、もう1回が問題です。
有利区間残約1100Gでもリセットがかかりました。
事例としてどれくらいの割合で起こるのか不明ですが、予想外のタイミングでリセットがかかってしまっている可能性もありますので、トリプルハイエナ時にはご注意ください。
《追加情報2》
可能性が高い情報をいただいたので追記しておきます。
「有利区間リセット⇒128以内の当選確定状態時に自力でCZ当選」
となった場合、有利区間残がどんなに多くても
AT終了後にリセットがかかる可能性が高いです。
僕自身が経験しているAT終了後のリセットは
このパターンで複数回確認していますのでご確認ください。
追加情報1に関しても、このパターンで起こっていたことを稼働時のメモで確認しました。
今回お伝えしたような情報や計算は、知らない打ち手も多いでしょうし、計算も面倒であるため、使える機会も多いはずです。
以前公開した記事や動画でもお伝えしたように、有料サイトでさえ「128ヤメ」という情報を発信している現状です。
今回お伝えしたように、有利区間残が重要であるため、128ヤメが大チャンスの状況だって頻繁にあるのです。
1回1回のゲーム数天井狙いではスルーする台がお宝台であることもあるわけです。
ぜひ上手く活用していってください。
というわけで、皆様のハイエナのお役に立てることを祈りつつ、最後はこの言葉で締めたいと思います。
「あふれる想いに 花束を添えて」勝利と言う「虹の橋」につながっていることを願っています。 by にくじる
※「ムーヴON!」 風上さやか(日笠 陽子) 歌詞の一部引用
動画などには入れませんでしたが、超絶好き勝手な予想というか妄想を。
内部的に公開されていない裏モードとして、「リセット準備モード」みたいなのが、別ルートで同時に進行しているのではないかと妄想。
AT終了時にモード移行抽選&規定ゲーム数を決定したときに、有利区間残が残り少なくなるような状況下では、裏で 「リセット準備モード」 に行く。
※予想では有利区間消費600Gを超えたら突入
で、規定ゲーム数には到達しないものの、裏モードが「リセット準備」に移行して、リセット待ちになる。
リセットにはレア役からの連続演出となるため、レア役出現時に抽選を行いCZに当選していればCZ。
はずれた場合には、連続演出への発展抽選&リセットをかけるかどうかの抽選を行っているのではないかと妄想。
※強い役でCZをはずした時ほどリセットがかかりやすいと予想
これらを全部スルーし、規定ゲーム数に到達してしまった場合に「テンパイロングビーチ」に行くという妄想はいかがでしょうか?
(;´▽`A“
完全なる妄想なので、全然違うかもしれませんが、こういった勝手な予想もスロットを楽しむ一部だと思っていますので、ご容赦くださいませ。
m(_ _)m