パチンコ、パチスロホールの店長さんの中で、「集客を本社に任せてしまっている」という方はいないでしょうか?
任せっきりではなくても、基本的に本社の方針に従うだけになってはいませんでしょうか?
今回は、そんな「本社任せの集客」に疑問を投げかけたいと思います。
多くの店長、責任者から感じた意識の低さ
今回は少し厳しめにお伝えしようと思います。
理由は、多くの店長さんから「自覚のなさ」「責任感の欠如」を感じてしまった経験があるからです。
少しだけ個人的な話をさせてください。
管理人である「にくじる」は、パチンコ、パチスロ依存症レベルでホールに通っていました。
立ち回りも甘く、好き勝手打ってしまうため、営業の合間に現地で打ったり、通勤経路のホールも探してしまったりと、数多くのホールで打ち散らかして負けまくっていたのです。
結果、多くのホール状況を見ることができました。
ビジネス街にある小さなホールから、郊外店や大型チェーン店など、パチンコホールを見る機会は、一般のユーザーの中でも、かなり多い方ではないかと思います。
多くのホールで打った結果、ホールの環境だけでなく、接客、トラブル時の対応なども結構違うと感じるようになります。
閑散店であるため集客したいはずなのに、お客様層を無視した環境を提供していたり、ホールがどこを目指しているのか分からないような迷走しているホールがあったりと、粗が見えてくるようになったのです。
そんな経験を活かし、打ち手側から見たホールコンサル的な事業を立ち上げようと、下調べ的に営業をかけはじめました。
結果、何人かのホール責任者に会うことができたのですが、そのとき感じたのが、冒頭の「自覚のなさ、責任感の欠如」だったのです。
決まって返ってきたのが「そういうの(集客)は本社で、一括でやっているので・・・」
という回答。
もちろん営業に対する断り文句という方もいるかもしれませんが、本当に本社に任せてしまっている店長さんも多いように思えました。
果たして本当にそれでよいのでしょうか?
閑散としたホールに営業をかけた中で、会った店長さんには、その熱意がある人はいませんでしたね。
(;´▽`A“ 熱意どころか、すでに諦めてましたね。
「集客は本社ではなく現場がやること」まとめ
パチンコ、パチスロホール集客は、現場を知らない本社に任せてしまっているようでは、上手く行く確率が低くなってしまいます。
もちろん、本社側も過去のノウハウを持ってやっているかとは思いますが、今この瞬間の現場を見ないノウハウは、あまり意味がないのです。
たまたまヒットすることはあっても、やはり重要なのは今ある現場です。
現場を見ている店長さん自ら、「自分の店を繁盛させてやる」という熱意を持って、しっかりと取り組むことが大事であると言えるでしょう。
今回の記事が、行動を変えるきっかけになり、繁盛するホールが増えたら嬉しいです。
繁盛するホールが増えれば、我々打ち手も楽しめますから。
集客を本社に任せているような店長は論外である理由
「集客を本社に任せているような店長は論外である理由」について、先に結論をお伝えします。
一言で言えば、「ホールごとに環境もお客様も違うのに、現場を見ていない本社が適切な集客施策を打てるはずがないから」です。
本社で集客をやっているのが、営業を断るための文句ではなく本当だった場合、複数の店舗を抱えており、各店舗の集客業務を一手に引き受けているはずです。
新聞折り込みなのか、ティッシュ配りやビラまきなのかは分かりませんが、同一の対応を取ることになるのです。
しかも、見ているのは数値的なものを基本としてしまっているはずなのです。
- 新台入替の日:稼働率〇%
- 平日:稼働率〇%
- 土日:稼働率〇%
もちろんもっと細かい数字を見ていると思いますが、本記事の趣旨として細かく書く必要がないので省略しますが、結局本社での集客施策を行う場合には、基本が「数字」による判断になるのです。
結果、数字だけを基準にした集客施策をしてしまうから、おかしなことになるわけです。
見るべきところは「来店するお客様一人一人」なのではないでしょうか。
だからこそ、お客様と接している、お客様を直に見ている「現場」が大事なのです。
例えば、稼働率だけを見たら日曜日だけしか稼働していない台が、実は毎回同じ人が打っていたとしたらどうでしょう?
特定の台を好んで打っていた日曜日のお客様は、台の撤去にがっかりし、来店頻度が落ちる可能性があります。
これは数値だけ見ていては分からず、現場でしか分からない数字に表れない部分なのです。
このように数字に表れない部分があるので、現場を知ることが重要となってくるのです。
店長さんにもなると、いろいろな仕事があるとは思います。
しかし、本気で集客したいのであれば、仕事の合間に店長自らがホールに出て、直接お客様を見ることが重要であると言えるでしょう。
「集客を本社に任せているような店長は論外」とお伝えしましたが、もう少し言えば、「ホールに出てお客様を見ずに集客しようとするのも論外」だと言えます。
もしホールに最近出ていないなと感じたならば、まずはホールに出てお客様を知ることから集客を始めてみてください。
ホールを選ぶ側のことを知らなければ、集客のスタートラインにも立てないのですから。
熱意を持って集客の主導権を持とう!
本社に集客を任せている店長さんは、せっかくここまでの経験で店長に抜擢されたのに、誰もができる業務をこなしていて満足なのでしょうか?
自分の店舗を任されている自覚を持ち、もっと繁盛させようという向上心や熱意はないのでしょうか?
お店を持つというのは凄く大変なことです。
パチンコ屋の場合、個人でどうにか頑張ったらホールを持てるかと言ったら、まず無理なレベルです。
※チャレンジャー幸手店などは極々稀な例だと思います。
だからこそ、勝ち取った店長という地位を活かして、自分のホールを繁盛させて欲しいのです。
もし本当に本社が集客を一手に引き受けているのであれば、熱意を持って集客の主導権を本社から取り戻すべきだと思います。
先程もお伝えしたように、環境やお客様を一番把握できるのは本社ではなく現場です。
だからこそ「集客の仕掛けを行うのも本社ではなく現場」であるべきなのです。
現場を知らない本社が集客しようとすると間違った方向に進んでしまいます。
経費が掛かり過ぎる新台入替に頼った集客になってしまったり、客層にマッチしていない集客施策を行ってしまったりする可能性が上がってしまうので、集客は現場主導で行った方が良いのです。
もちろん、本社の了解を得なければ出来ないことがあるのは分かります。
企業としてのイメージとかけ離れた方法をやられても、本社としては困るはずですから、決まった手続き必要があれば、その手順を踏む必要はあるでしょう。
でも、一番大切なのは、ホールの舵取り役である店長さんが、「どんなホールにしたいか」というゴールを定め、そこに向かって「なんとかして繁盛させたい」と熱意を持って行動できているかどうかです。
本社が集客を一括で行っていたとしても、「自分のホールはこんな状況だから、こんな集客が適していると思う」と、いくつもアイデアを本社に提示したことはあるでしょうか。
自ら本社に提案をして、本社を動かしてしまおうという熱意があるでしょうか。
ただそこに存在するだけの店長であるならば、誰でも出来ます。
集客出来ていない店舗に配属され、自分が店長になったことで繁盛店に押し上げることが出来たら、どれだけ気持ち良いことでしょう。
何かの縁でこの記事にたどり着いたと思いますので、せめて熱意を持つきっかけになってくれたら嬉しい限りです。
もし、店長さんとして集客のアイデアや集客のために何を改善すべきかアドバイスが欲しいという方は、以下のサービスもチェックしてみてください。
負けても、負けてもホールに言ってしまうヘビーユーザーであり、数百のホールを見てきたからこそ、「打ち手が行きたくなるホール集客」がどんなものであるかは、下手なコンサルよりは知っていると思いますよ。