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【P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~】パチンコ新台評価、感想、スペック、当選時の内訳、改善点 ※内部仕様・仕組み考察あり

緋弾のアリア覚醒2

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」を個人的に勝手に評価いたします。

※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。

※注:完全に情報が出ていない部分があり、一部推測する部分も含んでいますのでご了承ください。また仕組み上は少し違うのですが、分かりやすいように単純なST機として記載しています。

緋弾のアリア覚醒9

《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点

  • 総合評価・オススメ度:★★★★★★★(7点)
  • 演出面:★★★★★★★(7点)
  • 出玉面・スペック:★★★★★★★(7点)
にくじる
にくじる

某機種のあの仕組みを応用した仕様ですね。
(●´艸`)

《初打ち・初心者向け!無駄玉防止のために押えておくべきポイント》

  • 現時点ではっきりしたことは言えませんが、大当たりラウンド消化中~STの区間は球を打ちっぱなしの方が良い可能性があります。
    ※ラウンド消化後デジタルが回っているため。
  • さらにより注意したいのが、「ライトニングバレットチャンス」です。
    この間は、仕組みを考えてみても打ち続けなければ圧倒的に損をする仕組みであるはずなので、離席だけでなく、打ち出しを辞めることもしないようにしましょう。

     

  • 遊タイム(天井)は、通常時499回転消化げ条件なので、ST後は599回転、単発後は549回転になるはず。但し単発でも、STスルーの単発である可能性もあるので注意

にくじるchバナー2

台の基本情報

緋弾のアリア覚醒8

  • 機種名:P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~
  • メーカー:藤商事
  • 導入時期:2021年3月
  • タイプ:ライトミドルVストックありST機。遊タイム(天井)搭載一種二種混合機
  • 確変突入率:50%(トータル63%?)
  • 確変継続率:75~87%(トータル80%)
  • 遊タイム(天井):通常時499回転消化で強襲任務KAKUSEI突入
    ※天井到達=大当たりまで続く模様
    ※通常時499回なので、ST後は599回転、単発後は549回転になるはず。但し単発でも、STスルーの単発である可能性もあるので注意

《本機の確変表記について》

通常時の当選時の内訳においては、50%がST突入となり、残りの50%は50回転の時短が付く仕様となっています。
緋弾のアリア覚醒3ただ、この時短中の当選率に関しては、1/236.6と記載されているのです。

1/73で当たりはするものの、電チューロング開放は1/236.6という記載なのです。

にもかかわらず、実際に打ったところ、時短突入1回転目で当ててしまったり、時短中に引き戻すこともあったので、少し分からなくなっています。

内部的にSTだったのか、はたまた1/73の当たりでも大当たりなのか、ただヒキが良かったのか、もしかするともしかするのか・・・、現時点では真相は不明ですが、売り込む側のことを考えると良い情報は書くはずなので、きっとヒキが偏っただけなのでしょうね。

ちなみにもし1/73だとすると、時短込みST突入率が約75%まで跳ね上がってしまいます。

出玉獲得までの流れ

  1. 1/199.1を引き当て、50%の強襲任務へ突入させる。
    緋弾のアリア覚醒7
  2. 100回転の間に1/73を引き続けることで連チャンさせる
    緋弾のアリア覚醒4
  3. 但し、10R当たりの50%は「ライトニングバレットチャンス」に突入するので、その間にVストックをさせることが出来れば、さらなる連チャンをさせることができる
    ※Vアタックストックタイムについての詳細は、記事後半の「仕組み解説」で。

    緋弾のアリア覚醒10

当選確率

  • 通常時の当選確率:1/199.1
  • 高確率時の当選確率:1/73
  • 強襲任務~Reload~中の当選確率:1/236.6
  • 賞球数:3&1&4&13 10C
  • ラウンド別出玉数
    10R:約1300個
    3R:約390個

当選時の内訳

通常時

  • 3R確変(100回転ST):50%
  • 3R通常(時短50回転):50%

右打ち中

  • 10R V確変:49.75%
  • 10R確変:0.5%
  • 3R V確変:49.75%
    ※但し10R当たりの50%は「ライトニングバレットチャンス」付き当たり。
     当選時の内訳にその振り分けが存在していないのは、仕組みを理解すると分かります。

初稼働の状況

緋弾のアリア覚醒1

初当たりがいきなりの20連チャン16000発!
キタ──m9(^Д^)──!!

が、肝心の「ライトニングバレットチャンス」には5回も突入させているのに、1回もストックしない始末!

つまり、75%のST機で20連チャンをさせてしまったというわけです。
(;´▽`A“

で、結論からいうと・・・

 

終日打って、結局Vストックできず出玉崩壊しトントンで終了!

(*゜▽゜ノノ゛☆なんそれ

 

筐体関連

緋弾のアリア覚醒6

筐体上部のアリア

デカすぎますよ・・・。

フェアリーテイル2の時も思いましたが、データカウンター見えないから、宵越しとか見るのが大変そうです。

目立つのは良いのですが、もう少しなんとかなりませんでしょうか・・・。

演出関連

個人的には初代アリアを結構打ったので、その感じに近い演出であると感じました。

そのため受け入れやすかったです。

緋弾のアリア覚醒5

ただ、ハズレ演出から発展する「水着で騎馬戦」演出は、ファン向けのサービスカットなのかもしれませんが、ほとんど当たりが期待出来ないような感じがしたので、個人的には演出時間が長くなるだけなのでいらないと感じてしまいました。

「ハズレ→ハズレ」を見せられるのであれば、後半部分はある程度当たりに期待が持てないと辛いのです。

出玉関連

出玉に関しては、「ライトニングバレットチャンス」のVストック率が40%とのことだったのですが、5回入れて0ストックだったので、正直なんとも言えない部分があります。

逆に言えばストックできなくても20連チャンできたので良いと言えば良いのですが、その後単発がや2連が続いたので、やはりVストックを取ることが必須で、取れれば結構出せるということなのだと思います。

個人的総評

ST中の演出など、初代アリアを感じさせてくれたので、個人的には良いと感じました。

内部の仕組みなどを見つけ出すことが好きな自分にとっては、自分で見つけていく楽しみがあって良かったです。
※自分で見つけたいので調べずに打つことにしている

ライトミドル機でありながら、一撃の可能性もあるので、おそらく今後も打つ機種になると思います。

稼働継続予測と適正台数予測

  • 稼働継続:3~6か月
  • 適正台数予測:4~6台
    ※250台規模のホールとして予想

次回作改善要望

とりあえず筐体の上はなんとかして欲しいです。

遊タイム天井搭載機は、宵越し天井をチェックするためデータを見たい人が多いはずです。

その部分を無視してうのはどうかと思います。

メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m

P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~内部仕様・仕組み考察

緋弾のアリア覚醒VAST

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」の内部仕様、仕組みについて解説します。

実際に打って推測しながら探っていった結論であるため、間違っている部分がある可能性はありますのでご了承ください。

記事でも出来るだけ分かるように書いているつもりですが、おそらく動画の方が分かりやすいかと思います。

動画を見られる環境でご覧の方は、以下の動画をご覧ください。

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」液晶&盤面の確認

内部の仕組みを解説する上で必要となるので、先に液晶&盤面を確認しておきましょう。

最初に液晶については以下のようになっています。

緋弾のアリア覚醒デジタル

図に示したように、3色の数字と、青、橙に対応したデジタルが存在しています。
※桃については作動している場面を現時点では確認できていません。使われていないかも。

次に盤面右の構成を確認して見ましょう。

緋弾のアリア覚醒簡略図

本当の盤面はもう少しいろいろあるのですが、簡略図には解説に必要となる部分を中心に記載しました。

では、実際の動きについて確認することにしましょう。

 

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」当選の流れ&仕組み

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」の大当たりまでの流れを、先ほどの図を基準に解説していくことにします。

最初に通常時の大当たりの流れを確認します。

《初当たりまでの流れ》

  1. 通常時は青に保留が溜まり、青対応デジタルが回転している
  2. 1/199.1に当選すると、青対応デジタルが3つ揃いして大当たりとなる
  3. 大当たりラウンド消化へ
    ※初当たり時に青保留が残っている場合、(液晶上は消えて見えないが)消化される仕様となっている

初当たりまでの仕組みは、一般的なパチンコの当たりの仕組みと特に変わってはいません。

続いて、ST中の当選について確認します。

《ST「アサルトクエスト100回転」中の当選までの流れ》

  1. ST中は橙に保留が溜まり、橙対応デジタルが回転させ1/73を狙う
  2. 1/73で電サポ(黒い板)開放抽選に当選すると、黒い板が手前に出るので「発動」に入賞可能になる
  3. 「発動」に入賞すると、青デジタルが回転しボーナス当選となる
    ※当選確率1/1となるので、100%大当たり

つまり、ST中は「100回転で1/73のボーナスを狙う」というよりは、「100回転で1/73の電サポ当たりを狙う」という方が正しく、「電サポ開放抽選に当選した結果、当たりが1/1で確定するルートが開かれる」という感じなのです。

当選の流れとしては「電サポ当選→1/1当選→ボーナス」ということです。

では、肝心の「Vアタックストックタイム」はどのようになっているのでしょうか。

※「Vアタックストックタイム」は10R大当たりの半分。つまり全体の大当たりの25%で突入する大当たりをストックできる「時間」のこと。

《Vアタックストックタイムの流れ》

  1. 「Vアタックストックタイム」となる当たりを獲得するとすぐに大当たりが始まらず青デジタル変動状態となる
  2. 青対応デジタルが回っている状態で、橙対応デジタルも回り電サポ開放ストックを狙う
    ※おそらくここも1/73のはずだが、公表値を考えると違う可能性あり
  3. ストックに成功すると「Vアタックストックタイム」中に電サポが開放され「発動」に入賞し、「発動」に対応した青に保留としてストックされる
    ※このため、最大4つまでの保留となるが、消費すれば保留枠が開くので4連までという意味ではない

ざっくりと言えばこのような流れなのですが、もう少し詳しく解説すると、このストックシステムは、某機種の仕組みのアレンジしたものであることに気が付けるでしょうか。

Vストックというと「アイドルマスター」を思い出す方も多いかと思いますが、「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」に関しては、それだけではないのです。

「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」に関して重要なのは、アイマスの電サポ抽選というよりも、エヴァの新生モードの仕組みを使っているところだと思います。

どういうことかというと、「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」における「Vアタックストックタイム」は、「新世紀エヴァンゲリオン シト、新生」と同じように、「内部的にはロングリーチがかかっている」状態というわけです。
※リーチの長さの違いなので、当選時の内訳には表記されなかった

「発動」に入賞させたことによって、1/1で当たりが確定しているわけですが、内部的には約2分程度の演出が行われているリーチ演出がかかっている状態なのです。そのため「Vアタックストックタイム」中の青対応デジタルは、回っている状態になっています。

その間に、橙デジタルを回して、電サポを当てにいっているというわけです。
※エヴァの場合は、この時間を小当たりRUSHにあてていた

橙で当たると、橙対応デジタルは3つ揃いとなり、「Vアタックストックタイム」中に電サポが開放(黒い板が手前に出る)されます。結果、球が「発動」に入賞するのです。

1/1で当選するわけですが、ストックしたタイミングではまだ内部的にロングリーチがかかっている状態で変動しているため、青の保留に貯まる状態になるのです。

これが「P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~」の「Vアタックストックタイム」の仕組みです。

《Vアタックストックタイム注意点》

ここまでの解説を見て頂くと、「Vアタックストックタイム」中に離席や打ち出しを辞めてしまうことのリスクがあることが分かるかと思います。

「Vアタックストックタイム」は目に見えないとは言え、内部的にはロングリーチがかかっているのと同じ状態です。

パチンコでリーチがかかっている台を放っておいたら当たるように、本機においても放っておいたら、一定時間で大当たりが出てきてしまうのです。

電サポ開放抽選から、発動への入賞までをリーチ中に行っているのですから、打ちっぱなしにしていなければならないということを忘れないようにしましょう。

Vアタックストックタイムの時間、抽選回数など

「Vアタックストックタイム」の確率など、数値的な部分を確認していきたいと思います。

メーカー発表では「Vアタックストックタイム」中のストック獲得率は約40%と表記されています。

ただ、実際に打ってみると少し数値に関しては幅があって、だいたい40%に落ち着くということなのではないかと感じています。
※ヒキが弱くてストックできた回数が少ないので違ったらごめんなさい。

計算上で導き出すと、1/73を40%の確率で当てるために必要な回転数を計算すると、38回転程度となっています。

しかし、実際に確認するとだいたい60回近く橙対応デジタルが回っているのです。

但し、1回の「Vアタックストックタイム」で2個ストックに当選したときは32回転しか回っていません。これは橙デジタルのロング変動と発動への入賞時間が削られているためです。

また、橙デジタルは非当選の場合でもロング変動する場合がありました。

よって、「Vアタックストックタイム」1回当たりの橙対応デジタルの変動回数にはばらつきが生じてしまうので、一律40%ではないと言えるでしょう。

ちなみに現時点での自分の「Vアタックストックタイム」実績は「8回も入れてストック成功1回のみ」です。
※但し、その1回で2個ストック

さらに、初当たり時に50回転のダメな方の当たりを引いた場合に1/236.6の当選率となってしまうように、電サポ開放を調整している可能性も残されているため、詳細は不明です。
※ただ1/73を変えることはできないはず

念のため、各条件の場合の数値を算出だけはしておきます。

  • 60回転で40%を実現する場合:約1/117(おそらくこんなはずはない)
  • 60回転で1/73を当てれば良い場合:ストック当選率約56%

最後の「Vアタックストックタイム」の時間ですが、何回か計測したところ、だいたい「2分~2分15秒程度」になっていました。
※どのタイミングから計測開始すれば良いか分かりにくいので、幅を持たせて表記していますが、約2分と捉えておけば良いでしょう。

ロング変動が無ければだいたい2秒に1回転している状態で、逆にそこが崩れると内部的に熱い演出(リーチ)にいっている状態と等しくなり、期待が持てるということにもつながります。
※普通に2秒で当たるのも確認しています。

確認時のポイントとしては、橙対応デジタルが回転したまま、メイン画面の数字が2秒ごとに止まることもあるので、確認すべきところが橙対応デジタルだということです。

 

P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~内部仕様・仕組み考察まとめ

緋弾のアリア覚醒V

仕組みに関する情報を持たずに、打ちながら解明していくのが個人的には好きなので、楽しく仕組みを解明できました。

振り返ってみると、「なんで当選時の内訳にストックタイムの振り分けがないんだろう?」というところや、「なんでこのタイミングでこのデジタルが回転するんだろう?」などと考えていった結果が、今回の回答につながりました。

最後にまとめて終わりにしたいと思います。

《P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~内部仕組み》

  • ST中は、電サポ→1/1当たりを組み合わせて大当たりを生み出している
  • ストックタイムは内部的にロングリーチをかけている間に電サポ当選を狙うもの
  • ロングリーチなので、回転数に決まりがあるのではなく時間的な制限となっている
  • ストックタイムの時間は約2分。電サポ抽選回数のMAXは60回程度(実戦値)
  • ストック率は40%は、多少幅があるのをトータル換算したか、「発動」に到達できないパターンがある可能性あり

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