「PAロードファラオ~神の一撃~連撃Ver.」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★★★(6点)
- 演出面:★★★★★★(6点)
- 出玉面・スペック:★★★★★★(6点)
《にくじるのひとこと》
設定は無くて良かったかなあ。あとは、1/2ラッシュよりも1/2突破にして欲しかったかも。
《初打ち・初心者向け!無駄玉防止のために抑えておくべきポイント》
- 連チャン中は盤面右の「STOCK EX」ランプが点灯したら打ち出しをやめてよい。
- ラウンド中の止め打ちはタイミングは難しいかもしれませんが、やった方が良いかも。
台の基本情報
- 機種名:PAロードファラオ~神の一撃~連撃Ver.
- メーカー:豊丸
- 導入時期:2020年11月
- タイプ:3段階設定付き一種二種混合機甘デジ
《参考情報》
2019年2月に1/319版がリリースされています。
出玉獲得までの流れ
- 設定差のある初当たりを引き、50%の時短付き当たりを引き当てる
- 1+残保留1回転の合計2回転の間に、1/1.62を引き続けることで連チャンさせる
※継続率は約86%
※但し、1/1.62が全設定共通であるかは、現時点では不明。
当選確率
- 通常時の当選確率
設定1:1/104.0
設定3:1/99.9
設定6:1/79.9 - 高確率時の当選確率:1/1.62
※但し、1/1.62が全設定共通であるかは、現時点では不明。
平均連チャン数に設定差があるようなデータを確認したため、詳細については不明です。 - 賞球数:4&2&3&5&8&7 7C&10C
- ラウンド別出玉数
10R:約380個
6R:約240個
5R:約180個
一般に公開されているラウンドは上の3種類ですが、実際には9Rも存在しています。
※大当たりセグに9Rが存在している
10Rの場合には、1R目はVアタッカーが対象となっている場合のようなので、出玉的にはそんなに変わりません。
※10C3賞球。
ただ、現状公開されている「当選時の内訳」には、9Rの振り分けが開示されていないため、詳細は分かりません。
当選時の内訳
- 通常時
6R大当たり(100回転時短):50%
6R大当たり(時短なし):50% - 右打ち中
10R大当たり(1回転時短):50%
5R大当たり(1回転時短):50%
《補足解説》
初当たりは100回時短を付けることで、1/1.62を確実に取れるようにし、連チャン時には1回転+残保留1のどちらかで1/1.62を取れれば連チャンする仕組みとなっている。
初稼働の状況
都合3回ほど初当たりを獲得し、1回だけ連チャンを堪能することができました。
連チャンは何連チャンしたか忘れちゃいましたが、払い出しで以下の写真の通り。
連チャンに突入した時は消化もかなり早く、結構楽めました。
筐体関連
全体的には、至るところでビッグドリームを意識した筐体。
注目すべきはセグ裏に隠れている羅針盤役モノで、当否ジャッジと、当選種別告知を行うことになります。
液晶機ではなくセグ機になるので、好き嫌いは別れるかもしれませんが、個人的には好きな部類です。
打ちにくいということはありませんでした。
演出関連
1/319は打っていないので分かりませんが、甘デジのため羅針盤を見る機会も多いのでよいと思います。
ただ、羅針盤演出ではいくつか気になる部分もありました。羅針盤には当たりの種別や当たりが表示されています。
- 7:時短付き当たり確定
- リバイバルチャンス(緑):ほぼ時短無し当たり確定。ラウンド中復活あり。
- ブランク:ハズレ
羅針盤全部が埋まって、7か緑の当たりが確定することもあれば、緑だらけになることもあります。
全部緑なら、昇格確定とかあればいいのですが、普通の当たりのままでした。
さらに演出パターンの中に、3から始まるカウントダウンがなされる演出があるのですが、羅針盤の行先が丸見えであるため、ハズレが分かってしまうのは、ちょっと残念な演出だと感じました。
カウントダウンを使うなら、高速で回転させて0で止まるというような方が、ドキドキできると思います。
出玉関連
1回の出玉が少ないとはいえ、連チャン率が高い甘デジというのは、非常に良かったと思います。
しかし、初当たりに設定差をつけたのは大きなマイナス点です。
現実問題として、設定差のあるパチンコ台は、打ち手が敬遠している傾向があるからです。
次に、初当たり時の50%の当選率について。
できれば、毎回チャレンジできる突破型であったら良かったのかなあと感じました。
1/1.62だと62%の突破率になってしまうので、1/2にして1回チャレンジにし、1/2を1+残保留2個で行えば、高い連チャン率も維持できます。
※この場合連チャン率は87.5%となるので、少し今より高くなる
この辺りがもう少し違えば、結構支持される台になったのではないかなあと感じました。
個人的総評
高い連チャン性能は良かったのですが、設定差があるのはいただけないと思いました。
ホールが絶対に釘をいじらないという前提であれば、設定差は必要なのですが、現状において釘は確実にいじられています。
結果、設定は悪い、釘も悪いという状況を予測するため、打たない理由が勝ってしまうのです。
良い部分があるだけに、もったいない台だと感じました。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:0~2か月
- 適正台数予測:0~1台
※250台規模のホールとして予想
次回作改善要望
まず設定差は無しにした方が良いでしょう。
あとは、突破型の方が良いかなあと個人的には思いました。
一種二種混合機のこのタイプは、非当選=ほぼ恩恵がない(今回で言えば時短がない)ことになります。
チャレンジさせてもらった結果時短がないのと、チャレンジなしで時短がないのでは、打ち手の納得度が違ってきます。
いずれにしても、打ち手側の気持ちを重視した台作りを期待しています。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
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