「OZ1(オズワン、オズ1、OZ-1)」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
※オズ1については、世の中に解析と言われる数値が、ほとんど公開されていません。そのため、当記事においては実際に打って内部や数値の推測をしています。推測部分を多分に含みますので、間違っていたらごめんなさい。
※内部仕様、仕組み、システム考察については、記事の後半でまとめて解説します。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★★★★★(8点)
- 演出面:★★★★★★(6点)
- 出玉面・スペック:★★★★★★★★(8点)
裏モノ?ヤバイ出方をする話題の台。その正体は・・・。
《初打ち・初心者向け!最低限抑えておくべきポイント》
流星タイム後でも、ボーナス高確状態が続いている可能性がありそう。
またボーナス中は消化手順があるので注意!
台の基本情報
- 機種名:OZ1
- メーカー:オズ
- 導入時期:2020年5月
- タイプ:ボーナス連打リノタイプ
参考記事として、リノの内部仕様も併せて確認すると分かりやすいかと思います。
【リノ(Reno)】スロット台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点 ※リノシステム内部仕様、仕組み解説
ゲーム性について
凄く簡単に言えば、「トマトの代わりがベルになったリノ。但し3択は右リールで判定。」と言った方が分かりやすいかと思います。
- とにかくレバーオンで予告音を鳴らす
- 左中リールでベルが右下がりにテンパイすることを願う(ガセ予告音もあるため)
- 右リールの3択を当て、ベルを揃えると「流星タイム」へ。(ボーナス高確状態へ)
- 内部的にMBを成立させずにボーナスを当てまくって出玉を増やす
基本的な打ち方
目押しレベル
ボーナスが揃えられるレベルであれば問題なし。
通常時の打ち方・リール配列
通常時は、適当押しでも問題ない。揃わなくても枚数的には問題がない模様。
ボーナス中の打ち方
- BIG、REGともにボーナス中、予告音が鳴った場合は、左リール赤7付近を枠内に目押し。
※中段に「リプレイ・リプレイ・ベル」が止まるはず - 1の手順をクリアしたら、以降は適当押しで消化
その他AT中など打ち方注意ポイント
斜めベル獲得後やボーナス消化後は50Gの「流星タイム」に突入する。
「流星タイム」に突入した瞬間は、ボーナス未成立状態となり、リノと同様ボーナスが高確率で成立する状態になります。
※ベル後の場合は、2枚を超える払い出しが終わった後。
但し、現時点ではリノのようなピンチ目の把握が難しいのが現状で、かつ、リノのようにリプレイの確率が上がることがありません。よって、正直なところやめ時は難しいと思います。
50Gを超えて、高確率状態であることは稀だと思いますが、頭の片隅にとどめておくと良いでしょう。
《参考情報》
おそらく通常(内部的にMB成立状態)になると0枚役や平行ベルは出ないと思われます。
おそらくですが、ボーナス成立中は0枚役が出た時点で、ボーナスを狙うことになるからです。
また平行ベルに関しても、ボーナス未成立、またはBIG、REG成立状態でしか出現しないと思われます。(内部仕様解説で解説)
立ち回りのポイント
情報は正確であるよう配慮していますが、間違っている可能性もありますので、最終的な判断は、ご自身でご判断ください。
天井&恩恵
なし
やめ時
流星タイム終了後。またはそこから数十ゲーム程度様子見てヤメ。
設定差・設定推測
設定差に関しては、個人的に注目したいポイントのみ記載しています。細かい部分まで知りたい方は、解析サイトなどをご覧ください。
注目すべき設定差
設定推測に関する情報は、現時点では開示されていません。
一部情報によると、機械割としては97%~108%程度と言われていますが、この機種に関しては、何を信用してよいかは分かりませんので、参考程度にしてください。
初稼働の状況
全国での設置も非常に少ないため、オズ1を打つために遠征しました。
行ったタイミングでは空いておらず、別の台を打って時間をつぶし、やっと打つことができました。
中身が分からない機種であるので、内部仕様を推測し、変則押しなども試みながら打っていくと・・・
最初のベルは600G
617Gでバケ。
最終的にBIG4発、REG2発を獲得し、連チャンは抜けてしまいました。
続いての当たりは545Gでベル。556GでREG。
そして単発
(゜―Å)
帰りのことも考えて終了!負け!
筐体関連
ベットボタンが小さいのが気になりました。
また、リプレイでメダルが投入できないのも、今の時代としてはちょっと気になるところです。
さらに、30パイの台であるので、ホール側としては導入コストがかかるところも、あまり良くありません。
他には、内部システム的にどうしようもないとは思いますが、通常時のチェリーやスイカが、何のチャンス役にもならないので、そもそも必要だったのかなとは思いました。
演出関連
演出はあまり多くありませんが、その分、熱さが集約されているとも言えます。
通常時は予告音なしが捨てゲームになり、予告音待ちになってしまうところは、かなり暇を持て余すことになるかもしれませんが、個人的にはこれはこれでありだと思いました。
出玉関連
自分自身では大量出玉を獲得することはできませんでしたが、お隣さんは2000枚オーバーしてましたし、万枚達成報告もあるくらいなので、夢がある機種であると言えるでしょう。
但し、その分、吸い込みもなかなか激しいです。
感覚的には25G程度/50枚でしたし、当たらない台は、右肩下がりのグラフになっていて、結構酷い有様でした。
他にも、ボーナス中はベルが揃わないゲームが多く、獲得枚数に結構な差がでるのは気になるところ。
とは言え、やはり連チャンは魅力的なので、中毒性は高めの台だと言えるでしょう。
個人的総評
設置台数が少ないのが残念なところ。今後、増台が見込まれているので、全国的に導入されることを期待したいところです。
台に関しての個人的総評としては、30パイではなく25パイで出して欲しかったところです。
ホール側の導入コストが上がると、その分のしわ寄せは打ち手に来てしまいます。
他には、筐体自体が古い筐体であるので、オズ1で儲かった分を、次回作の筐体制作費に充てて欲しいと思いました。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:3か月~1年
- 適正台数予測:3~5台
※250台規模のホールとして予想
現行の機種がなくなればなくなるほど、需要が高まる機種だと思います。
オズ1がいつまで設置可能な機種なのかは不明ですが、爆発力を魅力的に感じる打ち手は多いかと思います。
次回作改善要望
せっかくなので、今後も世間を騒がせるような台を作り続けて欲しいところです。
筐体だけ新しくしていただければ、より良いと思います。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
OZ1(オズワン、オズ1、OZ-1)システム内部仕様、仕組み解説
以下は、推測部分を多く含んでいますので、間違っている可能性もあります。間違っていても責任を負うことは出来ませんので、ご了承ください。
前提知識
詳細解説する前に、前提となる知識についてお伝えします。
オズ1に限ったことだったり、スロット機としての決まりも含めてですが、オズ1の内部を知るためには以下の前提があるので、先に知っておいてください。
- オズ1は「小役優先制御」の台である。※ボーナスより小役を優先して入賞させる
- ボーナスを複数同時に成立させることが出来ない
- スロット機は最大4コマ滑り、成立役を引き込む。※5コマまでは滑らない
- オズ1は中段1ライン機である。※知らなくても良いが解説上必要
メーカー公開情報
以下の情報がメーカーホームページで公開されています。
小役一覧
オズ1の上部パネルに記載されている小役一覧です。
※中段1ライン機であることに注意
メーカー情報と小役一覧から分かること
メーカーは明確に右下がりベルテンパイの状況を「3択チャンス」であると明言しています。
この情報を踏まえて、小役一覧を見てみましょう。
すると、右下がりベルテンパイの形ができるのは、小役一覧の「1」と「2」の状況しかありえないことが分かります。
※ちなみにハイビスカスはベルの代わりをするので、左リール中段赤7は上段にハイビスカスが来るので、条件を満たすことになります。
MBと書かれていますし、本文中でもMBの表記をしてしまったので分かるかと思いますが、「2」のMBが右下がりベルが入賞した状態であることが分かるかと思います。
※右リール中段にリプレイが来るとき、下段には全てベルが配置されているため。
つまり、内部成立したMBは右下がりベルであり、揃えて消化することでボーナス未成立状態にするのです。
※リノで言うところのトマトを揃えるのと同じこと。リノのように斜めトマト、並行トマトのような種類はない
併せて、小役一覧の「1」を確認して見て下さい。
左中はMBと同じ「赤7またはリプレイ・ベル」という状態になっています。
しかし、問題は右リールです。
記載されているのは「バー、ハイビスカス、スイカ2種類」となっています。
これが3択となる秘密です。
おそらくリノと同様で「1枚役が2種類同時に成立している状態」となり、非成立の1枚役付近を目押しすれば、1枚役が揃わずにMBが揃うのです。
※別の言い方をするならば、成立している2種類の1枚役を引き込めない位置を押すということ。
スイカの引き込み位置が多いように見えるかもしれませんが、スイカは2種類あり、おそらく右リールの「蜂が付いていないスイカ」はバーと同じ扱いのような気がします。
そう考えれば、均等に分かれるからです。
※リノと同様成立割合で調整している可能性もあり。
メーカー激熱表記の平行ベルについて
平行ベルについて「激熱」という表記がありますが、平行ベルが「3枚or15枚役」ということと併せて考えると、おそらく通常時(内部的にMB成立状態)には出ないと思われます。
内部MBを放出するには、おそらくですがリノ同様に「1枚役が2種類同時に成立している状態」で、1枚役を回避できる場所を押したときにベルが入賞する仕組みです。
となると、MB成立状態で払い出し枚数のある小役が成立した結果、MBを放出するという状況は擬似ボーナスではないため、ルール的に難しいはずなのです。
※15枚役、3枚役の次のゲームにボーナスを揃えられる状態(1枚役が2種類同時に成立役)を持ってくることが困難ということ
となると、平行ベルに関しては、MB非成立状態ということが言えます。
つまり、以下の状況に限定されると思われるのです。
- ボーナス未成立状態
- ボーナス未成立だったが、平行ベルとボーナスが重複した場合
- BIG、REG成立後の入賞待ち状態
以上の状況であるため、激熱であると言えるのだと思われます。
ちなみに、参考までにですが、平行ベルを出してボーナス非当選は確認しています。
高確率状態(流星タイム中)のボーナスの成立について
おそらくですが、MB含め全てのボーナスは「小役との重複」の可能性が高いと思われます。
理由は流星タイム中の「ボン、ボン」という煽りがあるからです。
実際打ってみると分かりますが、ボーナスが出る時には確認出来た限り100%「ボン、ボン」の煽りが入ります。
逆にいきなり当選告知が入ることが無かったのです。つまり、単独成立がないのではないかと推測できるのです。
※見かけ上は突然告知されたように感じることはある。これはボーナスが成立しても煽りが途切れただけで、途切れたゲームではリプレイなどの小役が成立していた。
- ボーナスが成立するタイミングで煽りが始まる
↓ - 1枚役などが成立している時には煽り続ける
※但しリプレイなど一部の小役では煽らないこともある
↓ - ボーナス入賞可能状態(小役非成立状態)で当選告知
上記のような流れになっているように感じました。
高確率状態時のボーナス成立確率について
先程の項目を見て頂いても分かる通り、ボーナス成立と同時にボーナスを入賞させることはおそらく出来ないはずです。
数ゲームの煽り後に入賞できる状態になるので、ズレが生じるはずなのです。
サンプルは少ないですが、自分が打った台の履歴を控えてきたので算出してみたいと思います。
まず、自分の稼働については把握できているので見てみると、
- 600Gベル→617G:BIG
- 16G:BIG
- 13G:BIG
- 9G:BIG
- 25G:BIG
- 12G:BIG
- 545ベル→556G:BIG
ボーナスは7回獲得。
ボーナス入賞までのG数合計は、
17+16+13+9+25+12+11=103G
7で割ると14.7G
但し、平均して3G目くらいに揃えられることが多かったような気がするので、2G待機させられたとすると、
103-(2×7回)=89
89÷7=12.7G
自分の状況だけを見ると、1/12.7の確率でボーナスが成立していたことになります。
※MBは分かりません。
さらに、この台の履歴のボーナス後の当たりのみを全部足して、上記と同じことをしてみました。
※初当たりはベル成立ゲームが分からないので除外。また内部MB成立後、早いG数で右下がりベルを揃えたことは考慮していません。
- 大当たり回数:69回
- 当選までにかかったゲーム数の合計:1382G
待機ゲーム数を2Gと仮定した場合、69×2=138G
(1382-138)÷69=18G
1/12.7と1/18となり、大きく差が出てしまいましたが、自分の試行回数が少ないのと、履歴は同一台の数日分の履歴なので、設定による差があるのかもしれません。
いずれにしても、リノよりは重いのかなという印象を受けました。
通常時(内部MB成立状態)での斜めベル3択チャンス成立確率
サンプルが非常に少ないので、正直なんとも言えませんが、自分の稼働だけを見ると1/210くらいで成立していました。
おそらくここには設定差があると思いますので、あまりにもベル3択チャンスが来ない台は低設定なのだと思います。
自分の台はマイナス台なので、あまり参考にならずごめんなさい。
m(_ _)m
その他:オズ1の気になる点
導入当初の情報では、万枚出たり、異常な出方が取り上げられました。
また、異常に連チャンしたり、あっという間に落ちて右肩下がりのスランプグラフを描く台も見受けられました。
本当のところは分かりませんが、可能性としていろんなことが考えられるのではないかと思いました。
- 初当たりに設定差があったリノと異なり、連チャン中の確率にも設定差がある可能性
- そもそも3択に見せかけて完全ハズレが存在する可能性(ベルが揃えられる)
- 導入当初と長期設置後で状況が変わる可能性
個人的にはリノのときにも思ったのですが、完全ハズレ役を用意してくれていれば3択関係なくベルが揃うので助かります。
万枚データなどは、あまり深いハマりがなく、落ちてもすぐ連チャンしているように見えました。
完全ハズレ役が存在し高確率で成立するのであれば、3択を無視できるので出まくる気がするのです。
いずれにしても、全てが推測であり妄想であるので何も分かりません・・・。
オズ1内部システム、仕様考察まとめ
様々な情報をまとめると、やはりオズ1はリノシステムの台であることは、ほぼ間違いないと言えるでしょう。
そのためリノの仕組みを知っている人は、3択が右リールに変わってベルになったリノとして打てば、あまり問題なく理解できるかと思います。
ごちゃごちゃ書きかましたが、3択の斜めベルを揃えたら、MBを成立させないでボーナスを引き続けることで連チャンさせるボーナス連打台です。
好き嫌いはあるでしょうが、だんだん一撃で出せない台が多くなってきた中、救世主と言える台なのではないかと思います。
設置が少ないですが、見つけたら打ってみてはいかがでしょうか。
ただ、めちゃくちゃ負ける可能性もありますので、注意して打ってください。
m(_ _)m
参考記事として、リノの内部仕様も併せて確認すると分かりやすいかと思います。
【リノ(Reno)】スロット台評価、感想、打ち方、設定差、設定判別、立ち回り、改善点 ※リノシステム内部仕様、仕組み解説
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