「パチスロ真・北斗無双」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
※推定低設定を打った評価となっております。高設定を打つ機会があれば評価が変わる可能性はあります。ご了承ください。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★(4点)
- 演出面:★★★★★★(6点)
- 出玉面・スペック:★★★★★(5点)
ここに来てリゼロタイプが出てくるとは思わなかったですね。
《初打ち・初心者向け!最低限抑えておくべきポイント》
- 周期抽選台ではなく、周期でポイントを確認するだけなのでご注意を。
※つまり「1周期だけ回してやめる」みたいな打ち方は損です。 - 色目押しが出来ない方は、AT消化時に損をするのでご注意ください。
台の基本情報
- 機種名:パチスロ真・北斗無双
- メーカー:サミー
- 導入時期:2020年7月
- タイプ:AT(純増約8枚)
ゲーム性について
特殊なことにならない限り、おそらく以下のような流れになります。
- モードごとに決まっているCZゲーム当選数まで消化する(おそらく短縮されることはない)
※天井の項目参照 - その間に約150Gごとに訪れるポイント獲得の結果を確認する(開封の儀)
※1000pt貯まるごとにアイコンを獲得できる(画面下のポイント) - CZ(制圧ゾーン、真制圧ゾーン)で連続演出決定のためのポイントを獲得
- CZで獲得したポイントとアイコンを加味して連続演出を決定。突破でATへ。
- AT(夢幻闘舞)は「乱撃チャンス」「七星バトル」で構成されている
※白7揃いはストックありでスタート
・乱撃チャンス:純増約8枚のAT
・七星バトル:枚数は現状維持の継続バトル戦う勢力を決め、1対1で2人を倒し、残りの二人とタッグで戦い、最後は味方同士と戦います。 - 「乱撃チャンス」「七星バトル」で3勢力と3兄弟を撃破すると「VS影のケンシロウ」へ。
- 影のケンシロウに勝利すると上位AT「真・無想転生RUSH」へ。
基本的な打ち方
目押しレベル
色目押しができれば問題ない。
逆に色目押しが出来ない方は、AT中に色目押しが必須となるため、打たない方が良いかもしれません。
通常時の打ち方・リール配列
- 左リール赤バーを狙う
- 右リール適当押しで、ドラム缶がテンパイしたら、中リール赤バーを目安にドラム缶をフォロー
CZ、AT中の打ち方
ナビ通りに消化。(色目押しがあるので注意)
ナビ無し時は通常時の小役フォロー手順で消化する
立ち回りのポイント
情報は正確であるよう配慮していますが、間違っている可能性もありますので、最終的な判断は、ご自身でご判断ください。
天井&恩恵
- 天井:12周期(約630G)※というか4周期
- 恩恵:CZ(制圧ゾーン)
《参考:各モード別天井》
- 好機モード:9周期(約470G)※というか3周期
※次回上位モードに期待できるらしいが、実践では移行なし。 - 無双モード:3周期(約170G)※というか1周期
※当選時は真制圧ゾーン、またはAT確定 - 夢幻モード:4周期(約220G)※というか1周期と50G
※AT直撃率が高く、夢幻モードのループに期待できる
《周期表記の補足》
おそらく多くのサイトが通常モードであれば「12周期」と表記するかと思いますが、実際に打った感覚としては12周期ではなく4周期の方がしっくりくると思います。
50Gで獲得レベルがリセットされ、巻物を獲得できるだけなので1周期というのはあまりしっくりこないのです。
50G×3セットで初めて、開封の儀かCZが選ばれるので、当サイトでは上記のように補足させて頂いております。
やめ時
CZ、またはAT終了後即やめ。
設定差・設定推測
設定差に関しては、個人的に注目したいポイントのみ記載しています。細かい部分まで知りたい方は、解析サイトなどをご覧ください。
設定確定パターン
- サミートロフィー
黒:設定2以上(かつ次回AT終了時にトロフィー出現確定)
銅:設定2以上
銀:設定3以上
金:設定4以上
キリン:設定5以上
虹:設定6 - 開封の儀の巻物から出現するキャラ
バット&リン:設定4以上
北斗琉拳:設定4以上
南斗聖拳設定4以上
四兄弟:設定5以上
温泉:設定6 - AT中の楽曲変化
Small Fish (BiSH):設定2以上
DON’T MiSTAKE (BiSH):設定5以上
AHEAD (VAMPS):設定6 - 無想転生キャラ(夢幻闘舞中に演出として出る)
シン:設定3以上
サウザー:設定4以上
注目すべき設定差
初当たり確率に設定差がある模様
つまり、モード移行率に差があると思われます。
初稼働の状況
もはや地獄でした。
毎度毎度、最深天井か1つ前の天井まで連れていかれ、入ったとしても高純増であるためあっという間に終わるという悲惨な状況。
ええ、6万ほど負けました。
参考:推定低設定稼働データ
以下、周期とステージチェンジ時のセリフで、上位モードが期待できるものだけを記載します。
周期に関しては、50G×3を1周期と記載します。
※他のサイトと表記が異なると思います。ご了承ください。
よって、以下の表記については、おおよそ以下のようになります。
- 1周期:約170G
- 2周期:約320G
- 3周期:約470G
- 4周期:約630G
また「白」は白アイコンのことで、CZ当選時の残りポイントによって獲得しています。しかし、すべてにおいて何の影響もないアイコンでした。
- 1周期
シン:力こそが正義、いい時代になったものだ
2周期:開封の儀で「青アイコン×2個」
3周期:開封の儀で「青アイコン×1個」
4周期(天井):真制圧ゾーン(青×3個、白)
※9650ptでAT当選
※9連750枚獲得 - 1周期:開封の儀で「雲アイコン」
2周期:開封の儀で「青アイコン×1個」
3周期:
北斗は滅せず
激流を制するのは静水
4周期(天井):制圧ゾーン(雲、青×2、白)
※7860ptでAT当選
※13連1082枚獲得(影ケンシロウに負け) - 1周期:開封の儀で「ジャギアイコン」
2周期:
激流を制するのは静水
3周期:制圧ゾーン(ジャギ、白)
※6000ptでCZ失敗 - あきらめちゃダメ!
1周期:
オレ様の名を言ってみろ
2周期:
3周期:制圧ゾーン(青、白)
※6560ptでCZ失敗 - 北斗は滅せず
1周期:開封の儀で「ジャギアイコン」
激流を制するのは静水
2周期:
3周期:
4周期(天井):制圧ゾーン(ジャギ、青、白)
※5250ptでCZ失敗 - 1周期:
2周期:
3周期:制圧ゾーン(青、白)
※5800ptでCZ失敗 - 1周期:
2周期:
3周期:制圧ゾーン(青、白)
※1600ptでAT当選
※2連339枚獲得 - 1周期:
2周期:
3周期:制圧ゾーン(青、白)
※4850ptでCZ失敗 - 1周期:
2周期:
3周期:
4周期(天井):制圧ゾーン(青×2、白)
※6080ptでAT当選
※10連978枚獲得 - 1周期:開封の儀で「青アイコン×1個」
2周期:
あきらめちゃダメ!
3周期:開封の儀で「青アイコン×1個」
4周期(天井):制圧ゾーン(青×2、白)
※7040ptでCZ失敗 - 1周期:開封の儀で「ジャギアイコン」
オレ様の名を言ってみろ
2周期:開封の儀で「青アイコン×1個」
オレ様の名を言ってみろ
3周期:
北斗は滅せず
激流を制するのは静水
4周期(天井):制圧ゾーン(ジャギ、海、青、白)
※7880ptでCZ失敗 - ヤメ
筐体関連
筐体に関しては特に打ちにくいということはありませんでした。
演出関連
演出はパチンコ北斗無双で聞きなれた音なども使われており、映像としても綺麗なので良いのではないかと思います。
出玉関連
問題は「出玉関連、ゲームフロー」に集中しています。
いくつも気になる点があるので、思いつくことを挙げていきます。
「周期」と表記しておきながら周期抽選ではない
メーカーホームページを確認しても「50G周期ごとにチャンス」という表記になっていますし、開封の儀においても「PUSHで制圧ゾーンを目指せ」となっていますが、この表記の仕方だと「周期抽選」の台であると誤認するような気がします。
天井の表記についても12周期と50G×12周期を天井としているため、より誤解を招く結果になっていると思います。
しかし、実際に打った感じとしては、周期抽選をしているのはCZやATではなく、巻物なのです。
最初からCZのゲーム数はモードにより確定していて、そこまでにどれだけアイコンを獲得して、CZを突破しやすくするかを50G区切りで見せているだけに過ぎません。
50G1セットとして巻物を獲得し、3セット消化で開封の儀をやりながら、モードごとにあらかじめ決められた天井まで打つというゲーム性だと思われます。
結局、あらかじめ決まったゲーム数まで打ち込むことになり、周期で抽選して当選ゲーム数が短縮されることがないはずです。
周期抽選が巻物ポイントの抽選なのであれば、もう少し表記の仕方を考えて欲しかったと感じました。
ポイントの貯まり具合
基本的には1000ptを貯めることで1つのアイコンを獲得できることになります。
では、通常打っている時に、ポイントの元(宝箱や巻物など)はどうやって獲得するかというと、主に以下のようになります。
- 設定変更、CZ、AT終了後の「ヒロインゾーン」
- 主に無双目、ドラム缶から突入する「幻闘への道」
- 50Gごとのカルマレベルに応じて獲得できる「巻物」
- 「制圧ゾーン接近中」状態でのレア役
「ヒロインゾーン」については、一番最初(設定変更後や制圧ゾーン失敗、AT終了後)に突入する1回しかありません。
「幻闘への道」は、あまり入らないのと、入っても宝箱1個で30ptみたいなことも起こります。せっかく入れてこれではやってられません。
「巻物」については、50Gで強制的に区切られてしまうため、なかなかカルマレベルが上がらず、凄く頑張ったときでもやっとレベル70ちょいが限界でした。
「制圧ゾーン接近中」にレア役で入るポイントは微々たるものです。
結果、CZに到達するまでにアイコンがあまり獲得できません。
実践データの中に「1周期:」みたいに表記されているところでは、結局1000ptに到達していないため、何も得られなかったことをしめしています。データを見直していただければ、以下に1000pt貯まっていないかが分かるのではないかと思います。
さらに、結果的には青アイコンの方が良いくらいで、他のアイコンが使えません。
低設定だからなのかもしれませんが、ポイントの獲得をもう少しなんとかするなどして、調整して欲しかったところです。
ちなみに写真では「海」のアイコンがあるのですが、海アイコンは「CZ中の連続演出最終ゲームでチャンス目を引けばAT確定」です。
これなら青アイコンの方が、演出レベルが1つ上がるので、AT突入率が高くなるはずなのです。
チャンス目を重ねても・・・
チャンス目(中段にリプレイ・リプレイ・燭台)停止時に、「真」の出現率レベルが上がっていきますが、最上位の紫になってからチャンス目を引いても、全く恩恵がないのはいただけないと思いました。
※上記写真のように、中リールのサイドが発光して「真」の出現しやすさを示している
ただでさえレベルが上がりにくいため、無駄引き感、損した感が強いのです。
もちろんループの抽選を行っているのは分かりますが、イライラするポイントだと感じました。
モードが上がるどころか下がる
好機モード9周期(約470G)では、次回上位モードに期待できるらしいとのことなのですが、1度も上位モードに上がったことが確認できませんでした。
おそらく低設定だからなのでしょうが、流石に1度も上がらないのは酷いかと感じました。
純増8枚の作り方
本機のメイン役が15枚役であるため、獲得枚数や通常遊戯において、かなりブレが生じます。
またAT中は15枚役が来ないことによってイライラすることもあるのです。
さらに高純増機の場合、「出ている時間:出ていない時間」の比重が圧倒的に「出ていない時間」に偏ります。
つまり、退屈な時間が長くなるのです。
出玉の上限が無かった4号機、5号機時代であれば、高純増機は歓迎されますが、2400枚の上限がある以上、高純増機はマイナス面が多いような気がします。
CZ当否の不明瞭さ
リゼロ、聖闘士星矢などの3戦突破タイプの機種の場合、継続率(突破率)が何%か表示されています。
しかし、パチスロ真・北斗無双の場合、獲得したポイントに応じて演出が選択されますが、具体的な突破率が不明で、納得が行きにくい気がしてしまうのです。
※これは演出部分の問題かもしれませんね。
個人的総評
おそらくリゼロのヒットを受けて、新台を企画してこのようなゲームフロー、システムになったのだとは思いますが、記事で書いたような様々な理由から、打っていられないと感じました。
高設定であれば、今回のような酷い評価にはならなかったのかもしれませんが、低設定が多い状況である以上、やっぱり打ってられないのです。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:1~2か月
- 適正台数予測:1台
※250台規模のホールとして予想
次回作改善要望
高純増の弊害を理解していただき、「出ている時間:出ていない時間」のバランスを取っていただければと思います。
また読解力の問題かもしれませんが、「周期」という時点で、多くの人は「周期抽選」であると誤認するような気がします。
打ち手に正しく伝えることも大切ではないかと思います。
メーカーさん、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
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