「Pモモキュンソード」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★★★★(7点)
- 演出面:★★★★★★(6点)
- 出玉面・スペック:★★★★★★★★(8点)
天井が甘いとしても、あまり釘を締めないで欲しいですね。
《初打ち・初心者向け!無駄玉防止のために抑えておくべきポイント》
- 遊タイム(天井)500Gは突入すれば、ほぼ間違いなく出玉を獲得できるので、やめ時注意
- V入賞からラウンド開始まで時間があるので、止め打ち必須
- 記事後半に、初心者向けの天井狙い算出方法も公開しているので参考にしてください。
台の基本情報
- 機種名:Pモモキュンソード
- メーカー:西陣
- 導入時期:2020年6月
- タイプ:一種二種混合機、遊タイム(天井)搭載機(500回転)
出玉獲得までの流れ
- 1/199.8を当てる
- ほぼ酒呑童子バトルに行くので、1回転+4残保留で1/7.79を当てる
- 7回転+4残保留で1/7.79を当て続けることで出玉を獲得する
※戦RUSH継続率は約80%
当選確率
- 通常時の当選確率:1/199.8
- 高確率時の当選確率:1/7.79
- 賞球数:1&4&7&8&14 10C
- ラウンド別出玉数
10R:約1280個
5R:約350個
4R:約340個
当選時の内訳
- 通常時
10R当たり(7回転):1%
5R当たり(1回転):99% - 右打ち中
10R当たり(250回転):8%
10R当たり(7回転):42%
4R当たり(7回転):50%
初稼働の状況
初当たりは打ち始めて50回転。「三神憑依リーチ」からの当たり。
しかし、「酒呑童子バトル」は突破できず。
次の当たりは228回転。
今回は突破に成功し、8連チャンして約6500玉を獲得し終了しました。
筐体関連
筐体に関しては、特に打ちにくいということはありませんでした。
最近の台は、専用筐体でない場合には、液晶を覗き込まないと何の台であるか分からない台が増えましたが、西陣のこの筐体は、上部にパネルが合って分かりやすいのは良いと思います。
演出関連
モモキュンソードの問題点を上げるとすると、演出の部分になるのではないかと思いました。
萌え系キャラが可愛いのは良いのですが、全体的に騒がしくなってもリーチにならなかったり、憑依ゾーン突入の煽りが頻繁になる割に入らなかったりと、バランスとしてはあまり良いとは思えませんでした。
先読みなどもちょっと鬱陶しい感じがしてしまったのは残念です。
熱いリーチへの発展も少なく、熱いリーチに発展するのは当たるときだけでした。
出玉関連
ライトミドルでありながら、天井は500Gであり、かつ一種二種混合機であるため、天井到達=ほぼRUSH確定であるのは、打ち手にとってはおそらく甘い台であり、打ちやすいだと思います。
※500回到達→250回転天井中に1/7.79を当てれば良い。
※もちろん釘が締められまくっていない前提で。
ただ逆の面もあり、やめ時が当たり終了後となってしまうため、5回転や11回転でやめられている台ばかりになる可能性はあるかと思います。
個人的総評
スペックとしては、打ち手にとっては甘い台ではないかと感じます。
細かいスペックは違いますが、シンフォギア2に天井が付いているような感覚で打てるのは、打ち手としては有難いです。
しかし、演出面はバランス的にはあまり良いとは感じなかったので、打ち手を選ぶかもしれません。
甘さが先行してしまい、ホール側が異常に釘を締めるようなことをせず、長期的に使って欲しいと思います。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:3~6か月
- 適正台数予測:1~3台
※250台規模のホールとして予想
※釘を締めすぎない前提で。
次回作改善要望
スペックは良いので、演出面のバランスをもう少しなんとかして欲しいと感じました。
先読みなど含め、いろいろなことが画面上に起こっているようなのに、何もないのは、やはりストレスになります。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
初心者にも分かりやすい天井狙い算出
ここでは実際にみなさんがホールで使える計算式で、天井を目指して打っていいのかの目安を算出してみたいと思います。
負けるリスクを減らすための計算であって、結果が必ずそうなるというわけではないので、ご了承ください。
また敢えて当たらず天井に行った場合に限定して算出します。最大限のリスクを計算するものとして見て頂ければと思います。
まず、計算の手順を先にお伝えします。
《天井狙い逆算手順》
- 1回の連チャン期待獲得玉数4000発程度が、いくらになるのか計算する
- 1の結果で1000円あたり何回転回す必要があるのか計算する
- 2が1000円で回りそうなら打つ
手順1|遊タイム突入時期待獲得玉数からの算出
遊タイムからの当たりは100%戦RUSHに突入するため、突破できないことを考慮する必要がありません。
そのため、「天井到達=連チャン期待獲得玉数4000発程度を獲得できる」ということになります。もちろん長い目で見ればという意味で、大きくぶれることはあるでしょう。
※実際には期待獲得玉数は4000発よりちょっと多いはず
ここで交換率を踏まえて計算してみてください。
- 4000発×2.5円=10000円
- 4000発×3円=12000円
- 4000発×3.3円=13200円
- 4000発×3.5円=14000円
- 4000発×4円=16000円
ここまで出来たら次の段階です。
手順2|1000円あたり何回転回す必要があるのか計算
先程の項目で、天井に到達したらどれくらい交換できるのかを確認することができました。
ということは、逆に考えれば、獲得期待金額がかからない状態で打ち出せれば、勝てる可能性が高くなるということが言えるはずです。
例えば、交換率が4円であれば、14000円以内に500回転に到達するのであれば2000円プラスになることが期待できるわけです。
逆に、14000円以内に500回天井に到達しても、交換率2.5円であるならば4000円マイナスになる計算になるのです。
このことを踏まえて、目の前にある台の回転数と天井までの差を確認して、算出していくわけです。
少し具体的に計算してみましょう。
現在200回転で放置の台があるとします。つまり天井までは300回転あります。
計算としては以下のようになります。
- 2.5円:10000円で300回転回さなければならない→30回転/1000円
- 3円:12000円で300回転回さなければならない→25回転/1000円
- 3.3円:13200円で300回転回さなければならない→23回転/1000円
- 3.5円:14000円で300回転回さなければならない→21.4回転/1000円
- 4円:16000円で300回転回さなければならない→18.7回転/1000円
こうやって見ると、1000円で30回転回すことはほぼ不可能であるため、交換率2.5円のホールでは、200回転で放置されていても打つかどうかは微妙です。
もちろんここでは、分かりやすくするため、途中で当たることを全く考慮していないので、実際にはもっと回転率が低くても打って良いことになるはずです。
評価・感想記事の中でも触れたように、実際のやめ時は「当たり終了後即やめ」です。
なぜなら等価交換(4円)で18.8回/1000円ならば、計算上、当たり終了後すぐに打ってもプラスになってしまうくらい甘い機種だからです。
18.8回/1000円だと、先ほどの項目で算出した4円、200回転放置台とほぼ同じくらいですから、途中大当たりを考慮すると、かなり甘くなることが分かるかと思います。
手順3|実際に打ってみる
算出した結果と同じくらい回るかどうかを確認しながら打っていきます。
算出した段階で、確実に厳しい数値が出るようであれば、じっくり考えてから打つようにすると良いでしょう。
モモキュンソード遊タイム天井狙い算出まとめ
今回は、あえて当たらないことを想定して算出してみました。
最大限のリスクを考慮して計算しただけなので、実際には、もっと甘くなることでしょう。
モモキュンソードで最悪の状況は500回転手前で当たりを引き、戦RUSHに突入できないパターンです。
回転数が分かれば、その時の最大の負債金額も想定できると思うので、計算しながら打っていくと良いでしょう。
こういう算出方法を知っておくだけでも、初心者の方は、他の機種でも応用できると思い記事にしてみました。
参考になれば幸いです。
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