「スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ」のホールデータを分析し、設定6や高設定挙動、さらにはハイエナ狙い目&期待値について、分析した結果をお届けいたします。
設置台数が多いだけに、しっかり押さえておくことで勝率を上げることに繋がるはずです。
《本記事で分かること》
- ハイエナ狙い目&期待値
- 設定6&高設定挙動
- 勝てる台の特徴
- ホールデータ分析によって判明した様々な立ち回りに使える情報
モードD移行率予想
適切なやめ時
冷遇区間
etc.
今回もいつものように100台分のデータを分析しました。
- 通常ゲーム数だけで約50万ゲーム
- AT初当たり回数:1337回
- 台数:100台(設定6データ5台含む)
上記サンプル件数での分析となっていますので、データの偏りはあるかもしれませんが、ある程度の傾向は見えるはずです。サンプルが少ない分、細かい部分まで分析することを重視しているので、その点ご了承いただける方のみご覧ください。
コンサル&設定師業務を始めたからこそ分かる、ちょっと危なそうな情報もあるので、チェックしてみてくださいね。
導入台数が多いので、知っておくと立ち回りの幅が広がるはずですよ。
あと、この記事は長いので動画での視聴がオススメよ。
2本立てになっているので、ぜひご覧ください。
今回は、以下の条件を設定して分析をしていますので、その点ご了承いただける方のみご覧ください。
《条件》
- エンディング条件は「一撃2700枚以上」「+2400枚を超えた」いずれもスランプグラフの目視を基本とし、データ上で次回当選が150G以内であることを確認したものとする
- 枚数はいつものようにスランプグラフの目視で1000枚単位
- 1AT当たりの獲得枚数は、計算により算出した使用枚数とスランプグラフの目視による最終差枚から逆算的に算出した枚数
設定6&高設定挙動、立ち回りのポイント
現時点で判明している「スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ」の高設定、設定6の特徴をデータ分析や公開されているデータを元に検証&分析してみます。
まず、公開されている設定差は、以下のようなものがあります。
- 獲得枚数表示:データからは判別不可能
- サミートロフィー:データからは判別不可能
- AT初当たり出現率
- モードD確認頻度
これ以外にも「小役確率」「サイレントモード出現率」にも設定差があるとのことが判明していますが、設定1の確率しか公開されておりません。またホールデータからも判別できないので、今回の分析&検証からは除外します。
AT初当たり出現率分析
具体的な数値が公開されている「AT初当たり出現率」について、ホールデータを確認してみます。
先にお伝えしておくと、現時点で設定6実戦データとして公開されているものが、軒並み酷い挙動で、収支的にほぼ±0のデータが多いということをお伝えしておきます。
また、エンディング到達などによる「次回天国確定状況」も、今回の初当たりに含めていますのでご確認ください。
AT初当たり出現率の公開値は、以下のようになっています。
- 設定1:1/395.7
- 設定2:1/386.2
- 設定3:1/354.2
- 設定4:1/316.6
- 設定5:1/312.4
- 設定6:1/307.2
設定6のデータは、以下のようになります。
《設定6AT初当たり確率》
- 1/266.8
公開値よりも、かなり良い数値になっています。
では、設定6を除外したデータも確認してみます。
《設定6以外のAT初当たり確率》
- 1/376.5
新台導入直後のデータであり、大量導入店舗もある状況だったので、平均設定が高めに設定されたからなのか、設定2~3程度の値になっていました。
※エンディング後の天国を含めてことが理由の可能性もあります。
立ち回りに使えるかどうかを確認するためにも、「AT初当たり確率」を基準に台選びをして良いかも確認しておきます。
今回は、設定1以下として1/400以下と、設定4以上を想定して1/315以上で確認してみました。
《推定低設定1/400以下》
- 対象件数:39台
- プラス差枚:3台(7.7%)
- ±0:5台(12.8%)
- マイナス差枚:31台(79.5%)
《推定4以上1/315以上》
- 対象件数:17台
- プラス差枚:12台(70.6%)
- ±0:3台(17.6%)
- マイナス差枚:2台(11.8%)
ちなみに、全体の勝率は27%、±0が17%です。
これらのデータを踏まえると、バイオヴェンデッタに関しては、初当たり確率を基準としての台選びは、かなり有効であるように見えます。
また公表値である設定4以上の値であれば勝負になるように見えたので、参考にしてみてください。
天国&天井到達率で設定6判別は出来るか?
初当たりが軽いということは、「天国移行率が高く、天井到達率が低い」という可能性が上がります。
単純に「自力当選率が高くて初当たり確率が高くなっている」かどうかを見極められる可能性もあるので、確認してみます。
今回は、「朝一」と「エンディング後の強制天国移行」は除外して算出しています。
《設定6以外天国率》
- 410/1170(35.0%)
《設定6天国率》
- 21/39(53.8%)
かなり大きな差が出ました。
今回は150G以内を全て天国当選として判定しているので、特に自力当選の可能性が高くなる設定6については、天国ではない当選が含まれている可能性がありますが、それでもかなり高い数値になっているのではないかと思います。
よって、データ上、天国当選と思われる当たりが多い台については、高設定の可能性がアップすると言えるのかもしれません。
設定6以外の全体数値に関しても、公表値の33%に近いですが、導入初週のデータであり、平均設定が少し高く設定された結果、ちょっと良くなったのかもしれません。
とは言え、比較的公表値と近いデータになっていることからも、高設定ほど天国移行率が高いものと予想されます。
続いて「天井到達率」についても確認してみましょう。
※モードA天井の800G以上を調査
《設定6以外天井到達率》
- 131/1170(11.2%)
《設定6天井到達率》
- 1/39(2.6%)
設定6の天井到達率はかなり低いことが分かります。
サンプルが少ないので何とも言えない部分もありますが、イベントなど設定狙い時に、序盤で天井に到達してしまうと、設定6の期待度が低くなってしまうことは間違いないような気がしました。
「モードD滞在を確認できる確率」についての分析
個人的に非常に気になったのが、この「モードD滞在を確認できる確率」です。
公開値は以下の通りです。
- 設定1:1/98387
- 設定2:1/67348
- 設定3:1/43580
- 設定4:1/11694
- 設定5:1/9867
- 設定6:1/8310
そもそも「なぜこんな訳の分からない数値を公表しているのか?」というところが、引っかかりました。
というわけで、あくまでも完全なる予測ではありますが、計算によりモード移行率を計算で算出してみました。
細かい計算について記載すると、分かりにくくなるので概要のみをお伝えすると、
- 公表機械割から8000G回した時の差枚を算出
- 公表値から1回当たりのATゲーム数を出し、AT回数ごとに仮想通常ゲーム数を算出
- 機械割から出した差枚数に近いAT回数を算出
- 「モードD滞在を確認できる確率」と通常ゲーム数を比較
すると、以下のような結果になります。
モードD滞在を確認できる割合(毎日8000G回したと仮定)
- 設定1:1/20.9日
- 設定2:1/14.6日
- 設定3:1/9.9日
- 設定4:1/2.9日
- 設定5:1/2.6日
- 設定6:1/2.3日
ついでにAT回数で算出すると
- 設定1:1/270.0回
- 設定2:1/191.8回
- 設定3:1/136.7回
- 設定4:1/43.1回
- 設定5:1/40.8回
- 設定6:1/38.5回
これらを割合表記にすると、以下のようになります。
- 設定1:0.4%
- 設定2:0.5%
- 設定3:0.7%
- 設定4:2.3%
- 設定5:2.5%
- 設定6:2.6%
但し、モードDでありながらも、判断ができない状態が含まれてしまうので、本来のモードD移行率は、もっと高いものであると思われます。
完全な予想ではありますが、モードDの200~249G当選と天井での当選が1:1と予想し、200~249G当選分を考慮して2倍の数値にすると、以下がモードD移行割合であると予想しています。
にくじる勝手な予想「モードD移行割合」
- 設定1:0.7%
- 設定2:1.0%
- 設定3:1.5%
- 設定4:4.6%
- 設定5:4.9%
- 設定6:5.2%
いずれにしても低設定では、ほとんど確認できないレベルとなるので、モードDを確認できた場合には、高設定の期待度が飛躍的に上がることは間違いないと言えるでしょう。
念のためですが、仮に2倍の数値が正しいとすると、先に出した日数の数値やATの回数についても、2倍の出現率になるはずです。
※元の数値~2倍の数値の範囲になっているのではないかと思われます。
【参考】AT獲得枚数について
データ分析で目立った結果にならなかった点ではありますが、念のため参考データとしてお伝えしておきます。
1回当たりのATでの獲得枚数についても調べましたのですが、設定6とそれ以外で大きな差は見られませんでした。
参考までに数値だけ公開しておきます。ちなみにエンディングに到達した台は、飛躍的に数値を上げてしまうので、今回は除外して算出しています。
AT平均獲得枚数
- 6以外:約422枚
- 設定6:約399枚
- 【参考値】PVMを含んだ値:457.6枚
若干設定6の数値が低くなっていますが、1台酷い台が足を引っ張っているだけで、今回のデータを見る限りでは、獲得枚数に大きな差があるようには見えませんでした。
但し、1つ大きな問題がある気がしています。
それは、公表されている平均獲得枚数(510枚)と大きな開きがあることです。
上記数値は「PVMを含まずの数値」として公表されているのですが、ちょっと疑問が残る結果となってしまいました。
しかも、PVMを含んでも510枚に届いていないのは、ちょっとマズイかと・・・。
【参考】自力当選率で設定6&高設定判別は可能か?
では、高設定ほど自力当選率が高いのでしょうか?
データ上での確認なので不確定要素が多いですが、確認してみました。
今回は、以下の条件に当てはまる当たりを「自力当選」と判断しています。
《自力当選判定》
- 360~399Gでの当選
- 460~499 Gでの当選
- 560~599Gでの当選
- 660~699Gでの当選
- 760~799Gでの当選
《設定6以外自力当選率》
- 38/1265(3.0%)
《設定6自力当選率》
- 0/44(0.0%)
サンプルが少ないのと、ゾーン内で自力当選をしてしまっているデータは判別できないので、何とも言えない部分はありますが、データ上で見える自力当選を基準とした台選びは、あまり有効とは言えない結果となりました。
【参考】導入直後の低設定での差枚について
サンプルが少ないとはいえ、確実な情報を手に入れる機会があったので、参考までにお伝えしておきます。
導入直後の低設定での差枚データです。
細かいデータは公開できませんが、導入から3日間の出玉概要を記載します。
- 初日:設定12のみ⇒数千枚を吸い込む台多数
- 2日目:設定12のみ⇒数千枚を吸い込む台多数
- 3日目:上げようか迷ったが設定12のみ⇒全台客側のプラス差枚に!
3日目の差枚については、一番多い台で3500枚程度のプラス。他の台は数百枚~2000枚以下ではありますが、まさかの全台客側のプラス差枚になったそうです。
ちなみに毎日打ち換えての結果なので、「リベンジモード」によって収支が変化した可能性は低いです。
詳細については謎なので、何とも言えないのですが、「導入初期は某Iみたいなことがあった」「低設定でも出てしまう台」など、いろいろな可能性が考えられますが、正直よくわかりません。
と言うわけで、怖かったのですが念のためですが導入初日から日数別に集計してみました。
《導入初日データ》
- 対象件数:22台
- プラス差枚:4台(18.2%)
- ±0:2台(9.1%)
- マイナス差枚:16台(72.7%)
- 初当たり確率平均:1/402.2
《導入2日目データ》
- 対象件数:20台
- プラス差枚:6台(30.0%)
- ±0:3台(15.0%)
- マイナス差枚:11台(55.0%)
- 初当たり確率平均:1/362.3
《導入3日目データ》
- 対象件数:19台
- プラス差枚:6台(31.6%)
- ±0:2台(10.5%)
- マイナス差枚:11台(57.9%)
- 初当たり確率平均:1/373.6
《導入4日目データ》
- 対象件数:12台
- プラス差枚:4台(33.3%)
- ±0:1台(8.3%)
- マイナス差枚:7台(58.3%)
- 初当たり確率平均:1/369.9
先の項目で全体勝率約27%とお伝えしましたが、足を引っ張っていたのは初日データだったようです。
2日目以降の数値に関しては、誤差の範囲内で同じレベルと判断しましたが、初日はどうだったのかは、気になる結果になってしまいました。
データを取得した店舗が、初日低設定だらけでヤバイと感じ、2日目以降に平均設定を上げたものだと信じたいですが、別店舗の確実なデータを見ても、似たような結果になっているところが、ちょっと気になるところではあります。
勝ち台の特徴はないのか?
設定判別ももちろん大事なのですが、最終的な目的は「勝つ」ということだと思います。
そこで、実際に結果を出している台と負けている台の比較をしてみました。
負け台は3000枚以上のマイナス台、勝ち台は2000枚以上のプラス台で抽出しました。
《負け台データ》
- 対象件数:26台
- 初当たり確率:1/413.8
- 天国率:29.1%
- 天井到達率:15.4%
《勝ち台データ》
- 対象件数:17台
- 初当たり確率:1/329.4
- 天国率:36.9%
- 天井到達率:8.9%
設定6&高設定判別同様、勝つ台は素直に数値が良くなっていることが分かります。
各種数値にある程度の開きがあるので、全ての数値を見ていけば、ある程度設定の高低だけでなく、勝てる可能性が高いかどうかの判断も出来るような気がしました。
ハイエナ狙い目&期待値分析
ここからは「スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ」のホールデータを分析し、ハイエナ狙い目が無いかどうかを探っていきます。
当選ゲーム数分布からハイエナ狙い目を探る!
バイオハザード:ヴェンデッタでは、モードごとに熱いゾーンが存在しています。
各ゾーンがどれくらい熱いゾーンであるのかを判断するためにも、まずは当選ゲーム数分布を確認します。
但し、ゲーム数に関してはデータを確認した結果、公開されている熱いゾーンを踏まえて、にくじるが独自で適切だと判断した区切りで集計しているのでご了承ください。
《バイオハザード:ヴェンデッタ当選分布》
- 0~149G:412件(33.3%)
- 150~199G:49件(4.0%)
- 200~259G:185件(15.0%)
- 260~299G:28件(2.3%)
- 300~359G:72件(5.8%)
- 360~399G:18件(1.5%)
- 400~459G:74件(6.0%)
- 460~499G:40件(3.2%)
- 500~559G:22件(1.8%)
- 600~659G:88件(7.1%)
- 700~759G:79件(6.4%)
- 800G以降:132件(10.7%)
- 上記以外の区間:38件(3.1%)
当選分布を見る限り、公表されている128G付近までの期待度約33%という数値も、256G付近までの期待度約52%という数値も、ほぼ合致した数値が出ているので間違いではないように見えます。
しかし、ここで気を付けたいのは、「エンディング後の天国の数値が含まれている」という点です。
エンディング後天国を除外すると、以下のような分布になります。
《バイオハザード:ヴェンデッタ当選分布(エンディング後天国除外)》
- 0~149G:384件(31.8%)
- 150~199G:49件(4.1%)
- 200~259G:185件(15.3%)
- 260~299G:28件(2.3%)
- 300~359G:72件(6.0%)
- 360~399G:18件(1.5%)
- 400~459G:74件(6.1%)
- 460~499G:40件(3.3%)
- 500~559G:22件(1.8%)
- 600~659G:88件(7.3%)
- 700~759G:79件(6.5%)
- 800G以降:132件(10.9%)
- 上記以外の区間:38件(3.1%)
エンディング関連については別の項目でも分析しますが、エンディング到達回数自体が少ないので、そこまで大きな影響は出ませんでした。
しかし、天国率としてみると31.8%、256Gゾーンでも51.2%と少しだけ数値が下がってしまう点は押さえておくと良いかもしれません。
各ゾーン狙いハイエナ&期待値分析
熱いと言われているゾーンがある以上、ゾーンを狙うハイエナが有効かもしれません。
ここでは、「エンディング後天国を除いた当選分布」を活用して、ハイエナ狙い目となるかについて確認してきます。
即ヤメ台の天国ハイエナ狙い
「AT後サブ液晶でのキャラ」について、詳細な情報が出ていないので何とも言えない部分もありますが、ATでの獲得枚数がそこまで期待出来ない台でもあるため、出現キャラによってはAT後即ヤメする方も多いのではないかと思います。
では、AT後即ヤメ台の天国狙いは有効なのでしょうか?
天国での当選分布を確認すると、以下のようになっていました。
《天国当選時の当選分布》
- 0~29G:1件(0.2%)
- 30~79G:87件(21.1%)
- 80~149G:324件(78.6%)
上記のように大半が最終区間まで引っ張られています。
細かな計算まではしていませんが、ざっくり見て135G前後が多く見えたので、今回は135Gを基準として期待値を算出してみます。
- 使用枚数:135G⇒約182枚
- 期待獲得枚数:当選率31.8%×422枚(510枚)
- 100台換算:獲得枚数13419(16218)枚-使用枚数18200枚=-4781(-1982)枚
- 1台当たりのハイエナ期待値:-47.8(19.8)枚
上記はデータ上出た1回当たりの獲得枚数422枚と、公表されている数値である510枚をカッコ内で表記しています。
いずれにしても、当選率が3割と低いためハイエナ狙い目として使うのは難しい結果となりました。
但し、実際に落ちているかは疑問ですが、中途半端に100Gとかで落ちている分には、投資がかなり抑えられるので天国だけ確認するのはありだと思います。
《100Gから天国狙い時の期待値》
- 使用枚数:約47枚
- 100台換算:獲得枚数13419(16218)枚-使用枚数4700枚=8719(11518)枚
- 1台当たりのハイエナ期待値:87.2(115.2)枚
数値を見る限り、80Gくらいから狙っても、勝ち額は減りますが狙っても良い気がしています。
天国抜け後の256ゾーン狙い
モードACDの熱いゾーンとして、200~249の区間があります。
※実際には250前後の当選が多い
天国抜け後ヤメ台のハイエナが有効である可能性もあるので、確認してみます。
- 天国抜け後ヤメ台を135Gヤメと想定
- 当選ゲーム数を250Gと想定
- 使用枚数:115G⇒約155枚
- 当選率:(49+185)/(1237-384)=27.4%
- 期待獲得枚数:当選率27.4%×422枚(510枚)
- 100台換算:獲得枚数11563(13974)枚-使用枚数15500枚=-3937(-1526)枚
- 1台当たりのハイエナ期待値:-39.4(15.3)枚
天国狙い同様に、ハイエナ期待値としては厳しい結果になりました。
となると、長い目で見る限り、適切なやめ時は「AT後即ヤメ」が、一番期待値が稼げる打ち方になるように見えます。
サブ液晶のキャラの解析情報が出れば、より精度高く「即ヤメ」が有効になるような気がしますので、参考にしてみてください。
それ以降のゾーン狙いハイエナ分析
以降の熱いゾーンについても、これまでのゾーン同様に分析をしましたが、詳細に記載する意味もないと思うので、結果だけ記載します。
- 300~359G:当選率12.2%、5148(6222)枚
※1台当たり50枚程度の投資でトントンなのでハイエナ困難 - 400~459G:当選率14.8%、6246(7548)枚
※1台当たり60枚程度の投資でトントンなのでハイエナ困難 - 600~659G:当選率24.1%、10170(12291)枚
※1台当たり100枚程度の投資までOKだが、そもそも落ちていない可能性大&当たるまで打つべきゲーム数になっている
これら全ての結果を総合すると、「バイオハザード:ヴェンデッタ」は、ゾーン狙いハイエナをするにはあまり適していないような気がしました。
天井狙いハイエナ分析
天井まで行くときには、データ上850G付近まで連れていかれています。
データで算出した1回あたりのAT獲得枚数422枚を基準にすると、約312G回せることになります。
※公表値510枚なら約378G
とすると、850Gから逆算し538G(472G)から打てばトントンになる計算です。但し、当選分布の項目でも確認したように、半分以上が650や750Gで当選してくれます。
- 600~659G:88件(7.3%)
- 700~759G:79件(6.5%)
- 800G以降:132件(10.9%)
これらの結果から、天井狙いは500Gからでも十分なプラスが得られることが予想できますし、もう少し早い450G程度からでも狙えるのではないかと思われます。
※AT後即ヤメ前提での算出
前回モード(G数)を参照したハイエナ&期待値分析
モード移行について、前回のモードを参照しているのかは分かりませんが、データを入力していて、ちょっと気になる部分があったので、実際に数値で出してみることにしました。
前回モードA(天井)確定台の次の当たり分布
800G以降の当選後の状況を確認したところ、以下のようになりました。
《前回800G以降当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:41件【34.7%】(31.8%)
- 150~199G:7件【5.9%】(4.1%)
- 200~259G:13件【11.0%】(15.3%)
- 260~299G:2件【1.7%】(2.3%)
- 300~359G:4件【3.4%】(6.0%)
- 360~399G:3件【2.5%】(1.5%)
- 400~459G:7件【5.9%】(6.1%)
- 460~499G:5件【4.2%】(3.3%)
- 500~559G:5件【4.2%】(1.8%)
- 600~659G:7件【5.9%】(7.3%)
- 700~759G:5件【4.2%】(6.5%)
- 800G以降:14件【11.9%】(10.9%)
- 上記以外の区間:5件【4.2%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
数値を見る限り、天井後の天国に関してはHIT率が少し上昇しているように見えます。
前回ほぼモードB(天井)の次の当たり分布
700~759G当選後の状況を確認したところ、以下のようになりました。
《前回700~759G当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:26件【36.6%】(31.8%)
- 150~199G:1件【1.4%】(4.1%)
- 200~259G:11件【15.5%】(15.3%)
- 260~299G:2件【2.8%】(2.3%)
- 300~359G:4件【5.6%】(6.0%)
- 360~399G:0件【0.0%】(1.5%)
- 400~459G:6件【8.5%】(6.1%)
- 460~499G:0件【0.0%】(3.3%)
- 500~559G:0件【0.0%】(1.8%)
- 600~659G:5件【7.0%】(7.3%)
- 700~759G:3件【4.2%】(6.5%)
- 800G以降:7件【9.9%】(10.9%)
- 上記以外の区間:6件【8.5%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
数値を見る限り、モードB(天井)後の天国に関してはHIT率が少し上昇しているように見えます。
前回モードC(天井)orモードAゾーンの次の当たり分布
600~659G当選後の状況を確認したところ、以下のようになりました。
《前回600~659G当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:21件【27.6%】(31.8%)
- 150~199G:6件【7.9%】(4.1%)
- 200~259G:18件【23.7%】(15.3%)
- 260~299G:1件【1.3%】(2.3%)
- 300~359G:4件【5.3%】(6.0%)
- 360~399G:0件【0.0%】(1.5%)
- 400~459G:2件【2.6%】(6.1%)
- 460~499G:3件【3.9%】(3.3%)
- 500~559G:1件【1.3%】(1.8%)
- 600~659G:5件【6.6%】(7.3%)
- 700~759G:7件【9.2%】(6.5%)
- 800G以降:7件【9.2%】(10.9%)
- 上記以外の区間:1件【1.3%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
天国当選の期待度が低い数値となっていました。
ただ259Gまでに当選する割合が高く、59.2%と6割近い数値になっている点は見逃せません。
さらに朝一設定変更と思われる天井からの天国率に関しても調べたところ、39.1%と非常に高い数値になっていたのは、見逃せないところ。
これらの数値から、狙っても面白いポイントとして、以下の点が挙げられるかと思います。
- 設定変更後天井のAT後即ヤメ台の天国狙いハイエナ(HIT率39.1%)
※但し期待獲得枚数が-17(+17.4)枚/台なので、少し回っていないと厳しい。 - 前回600~659G⇒天国抜けヤメ台の259Gまで狙いハイエナ(HIT率43.6%)
※1台当たりのハイエナ期待値:28.9(67.4)枚
今回のホールデータの平均値である422枚換算では、約29枚なので600円に満たない程度のプラスですが、公表値通りの510枚であれば1300円強の期待が持てることになるので、狙っても良い気がしました。
前回ほぼモードB(300~359)ゾーンの次の当たり分布
300~359G当選後の状況を確認したところ、以下のようになりました。
《前回300~359G当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:18件【26.5%】(31.8%)
- 150~199G:0件【0.0%】(4.1%)
- 200~259G:9件【13.2%】(15.3%)
- 260~299G:1件【1.5%】(2.3%)
- 300~359G:3件【4.4%】(6.0%)
- 360~399G:2件【2.9%】(1.5%)
- 400~459G:4件【5.9%】(6.1%)
- 460~499G:4件【5.9%】(3.3%)
- 500~559G:1件【1.5%】(1.8%)
- 600~659G:11件【16.2%】(7.3%)
- 700~759G:6件【8.8%】(6.5%)
- 800G以降:7件【10.3%】(10.9%)
- 上記以外の区間:2件【2.9%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
天国当選率が低く、600~659Gの区間の数値がかなり高くなっていることが気になります。
300~359Gの区間は、モードD天井の可能性も多少はあるのですが、先の項目で算出したように、割合としてはかなり低いので、今回はモードBであると判断しました。
先の項目で算出した「700~759G」もモードBである可能性が非常に高いところなので、比較してみます。
- 0~149G:26件【36.6%】《26.5%》
- 150~199G:1件【1.4%】《0.0%》
- 200~259G:11件【15.5%】《13.2%》
- 260~299G:2件【2.8%】《1.5%》
- 300~359G:4件【5.6%】《4.4%》
- 360~399G:0件【0.0%】《2.9%》
- 400~459G:6件【8.5%】《5.9%》
- 460~499G:0件【0.0%】《5.9%》
- 500~559G:0件【0.0%】《1.5%》
- 600~659G:5件【7.0%】《16.2%》
- 700~759G:3件【4.2%】《8.8%》
- 800G以降:7件【9.9%】《10.3%》
- 上記以外の区間:6件【8.5%】《2.9%》
※【700~759G】《300~359G》で記載
あくまでも予想ではあるものの、同じモードBの次の当たり分布に、結構な差があるように見えます。
可能性として、いくつか考えられるわけですが、そもそも前回状況を参照していない可能性すらあり、分析した意味がなかったという可能性もあります。
ただ、前回のモードは参照しなくても、当選ゲーム数を参照して次回モードを決定している可能性は残されているかもしれません。
最終的には解析情報が出ないと分かりませんので、何が正しいか分かりませんが、立ち回りの参考になれば幸いです。
前回200~259Gゾーン当たりの次の当たり分布
モードACDでの熱いゾーンである「200~259G」のゾーンで当選した次の当たり分布を確認します。
《前回200~259G当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:51件【30.0%】(31.8%)
- 150~199G:5件【2.9%】(4.1%)
- 200~259G:27件【15.9%】(15.3%)
- 260~299G:6件【3.5%】(2.3%)
- 300~359G:9件【5.3%】(6.0%)
- 360~399G:4件【2.4%】(1.5%)
- 400~459G:7件【4.1%】(6.1%)
- 460~499G:6件【3.5%】(3.3%)
- 500~559G:3件【1.8%】(1.8%)
- 600~659G:14件【8.2%】(7.3%)
- 700~759G:10件【5.9%】(6.5%)
- 800G以降:22件【12.9%】(10.9%)
- 上記以外の区間:6件【3.5%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
若干モードA天井到達率が高いものの、全体的に平均的な数値になっているので、狙い目として絞り込めそうにはありませんでした。
前回天国当たりの次の当たり分布
自力当選の可能性もあるのですが、天国での当たりの可能性が高い0~149Gまでに当選した次の当たりについて確認します。
《前回0~149G当選⇒次の当選分布》
- 0~149G:113件【31.3%】(31.8%)
- 150~199G:15件【4.2%】(4.1%)
- 200~259G:52件【14.4%】(15.3%)
- 260~299G:7件【1.9%】(2.3%)
- 300~359G:25件【6.9%】(6.0%)
- 360~399G:5件【1.4%】(1.5%)
- 400~459G:28件【7.8%】(6.1%)
- 460~499G:8件【2.2%】(3.3%)
- 500~559G:6件【1.7%】(1.8%)
- 600~659G:26件【7.2%】(7.3%)
- 700~759G:30件【8.3%】(6.5%)
- 800G以降:37件【10.2%】(10.9%)
- 上記以外の区間:9件【2.5%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
全体的に平均的な数値になっているので、狙い目として絞り込めそうにはありませんでした。
前回自力当選と思われる当選の次の当たり分布
当選の可能性が低いゲーム数(300,400,500.600,700G代の各60~99G)での当選を自力当選と判断し、その次の当たりの分布を確認しました。
- 0~149G:30件【35.2%】(31.8%)
- 150~199G:0件【0.0%】(4.1%)
- 200~259G:11件【12.9%】(15.3%)
- 260~299G:3件【3.5%】(2.3%)
- 300~359G:5件【5.9%】(6.0%)
- 360~399G:3件【3.5%】(1.5%)
- 400~459G:1件【1.2%】(6.1%)
- 460~499G:6件【7.1%】(3.3%)
- 500~559G:0件【0.0%】(1.8%)
- 600~659G:4件【4.7%】(7.3%)
- 700~759G:6件【7.1%】(6.5%)
- 800G以降:12件【14.1%】(10.9%)
- 上記以外の区間:4件【4.7%】(3.1%)
若干天国当選率が高くはなっているものの、どちらかと言うと深いゲーム数での割合が、若干高いように見えたので、ハイエナする場合には注意した方が良いかもしれません。
射止めたら超強力なエンディング分析
「一撃2700枚以上」「+2400枚を超えた」場合、エンディングに突入するだけでなく、50%でプレミアムヴェンデッタモード(PVM)に突入するため、超強力な一撃が狙えるチャンスでもあります。
そのエンディング⇒PVMを狙ってハイエナ出来るものなのか?また何かしら特徴的なデータはあるのか?
これらについて分析してみたいと思います。
エンディング到達率はどれくらい?
エンディング到達率はどれくらいなのでしょうか?
実際のデータでは、以下のようになっていました。
《エンディング到達率》
- 18/1309回(1.4%)
バイオハザード:ヴェンデッタの場合、上乗せとセット継続が出玉に影響するとは言え、エンディング到達率がかなり低い機種に見えます。
もちろん、今回のデータに限ったことかもしれないのですが、流石に1.4%を狙い撃ちすることは難しいような気がします。
ただ、台として見た場合には、以下のようになっていました。
《エンディング到達率》
- 17/100台(17%)
100台中17台はエンディングに到達出来ており、さらに当然と言えば当然かもしれませんが、勝率は94.1%となっているので、何とかエンディングに持ち込みたいところです。
※1台は±0。1台は1日に2度エンディング到達(連チャン途切れて再度ED)
エンディング到達時の状況分析
エンディングに到達した時の状況についても、確認しておきましょう。
エンディングに到達した時の初当たりゲーム数を確認してみると、以下のようになっていました。
《エンディングに到達した時の初当たりゲーム数》
- 0~149G:8件(44.4%)
- 150~199G:2件(11.1%)
- 200~259G:0件(0.0%)
- 260~299G:0件(0.0%)
- 300~359G:0件(0.0%)
- 360~399G:0件(0.0%)
- 400~459G:1件(5.6%)
- 460~499G:1件(5.6%)
- 500~559G:1件(5.6%)
- 600~659G:1件(5.6%)
- 700~759G:2件(11.1%)
- 800G以降:1件(5.6%)
- 上記以外の区間:1件(5.6%)
上乗せやセット継続に関して、当選ゲーム数や内部モードが影響しているのかは分かりませんが、比較的早い当たりがエンディングに繋がっているように見えます。
ただ、天国当選でのエンディング到達割合でみると、8/412件となり1.9%となるので、やはり狙えるレベルではないことが分かります。
エンディング到達台の特徴分析
エンディング到達台の特徴があれば、チャンスが増える可能性があります。
念のため、各数値を確認してみました。
《エンディング到達台の各数値》
- 初当たり確率:1/335.8(エンディング後天国ループ当たり込み)
- 天国率:22.1%(36.2%)
- ※カッコ内は天国ループも込みの数値
- A天井到達率:6.0%
初当たりの数値が軽いことを踏まえると、高設定の方がエンディングに到達しやすい可能性が見えてきます。
おそらく単純にAT中の上乗せの機会と上乗せ率が優遇されていて、エンディングに到達しやすいということなのだと思われるのですが、天国率がちょっと低い数値になっているので、正直なんとも言えない気がしました。
エンディング到達後の状況分析
少し気になったので、エンディング後の状況についても確認しました。
一連の天国ループが終了した後の当選分布です。
《エンディング後の当選分布》
- 0~149G:1件【9.1%】(31.8%)
- 150~199G:0件【0.0%】(4.1%)
- 200~259G:3件【27.3%】(15.3%)
- 260~299G:1件【9.1%】(2.3%)
- 300~359G:0件【0.0%】(6.0%)
- 360~399G:0件【0.0%】(1.5%)
- 400~459G:0件【0.0%】(6.1%)
- 460~499G:1件【9.1%】(3.3%)
- 500~559G:0件【0.0%】(1.8%)
- 600~659G:2件【18.2%】(7.3%)
- 700~759G:1件【9.1%】(6.5%)
- 800G以降:1件【9.1%】(10.9%)
- 上記以外の区間:1件【9.1%】(3.1%)
※【】:今回の%、():比較用全体%
エンディング到達件数自体が少ないだけでなく、エンディング到達と天国ループで満足してやめる方も多いのか、次の履歴が無くてサンプルが非常に少ないのですが、少しだけ初当たりが重くなっているように見えました。
自力当選と思われる当たりも600G後半であり、自力でなければもっと深いところに連れていかれている可能性が高いあたりです。
本機はロデオ製であり、サミー系列であるため、カバネリ同様のあの仕様になっている可能性もある気がしていますが、サンプルが少ないのと、あまり言及してもヤバそうなので最終的な判断は各自にお任せいたします。
「スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ」設定6&高設定狙い&ハイエナ狙い目まとめ
「スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ」の立ち回りに使える情報をまとめておきます。
《設定6&高設定狙いの勝てる立ち回り》
- AT初当たり確率が高いほど勝率が良かった。基準は設定4以上の1/315以上を狙うと良い。
※データ上では約70%の勝率となった
※勝ち台データも踏まえると、1/330以上でも良いかも!? - 設定6や高設定は、天国当選率が高いかも!?
※データでは設定6で約53%
勝ち台、負け台の集計を参考にし、3つの情報を総合して判断すると勝ちやすいかも!?
《負け台データ》
- 初当たり確率:1/413.8
- 天国率:29.1%
- 天井到達率:15.4%
《勝ち台データ》
- 初当たり確率:1/329.4
- 天国率:36.9%
- 天井到達率:8.9%
《ハイエナ狙い目》
- AT後即ヤメ台のハイエナは期待値マイナス。天国のみ狙う場合でも80G以上、出来れば100G程度から狙った方が良い。
- それ以外のゾーン狙いもかなり厳しい。狙うなら天井を視野に入れ、前回当選ゲーム数から見た次回当選ゲーム数が優遇されている数値が出た区間を狙うと良いかも!?
1:前回600~659G⇒天国抜け台を259Gまで狙いハイエナ(HIT率43.6%)
※期待値は28.9(67.4)枚/台
2:設定変更後天井(600~660G当選台)のAT後即ヤメ台の天国狙いハイエナ(HIT率39.1%)
3:前回700~759G当選(ほぼモードB天井)⇒次回天国当選率:36.6%
4:前回800G越え天井⇒次回天国当選率:34.7%
※但し、234についてはHIT率は公表値以上になってはいるものの、ハイエナ期待値としては0Gから回すとほぼマイナスになるため、多少回っていないと厳しくなる。 - 自力当選と思われる次の当たりは、深いゲーム数の選択率が若干高めに見えたので注意した方が良いかも。
※今回の判定は、300,400,500,600,700G代の各60~99Gを自力当選と判定
《その他》
- AT後即ヤメが期待値は一番高そう。天国や256ゾーンまで回してヤメだと、今回のデータ分析ではかなりマイナスになったので注意。
※AT後サブ液晶のキャラによっては打った方が良い可能性ありだが解析待ち。 - エンディング⇒天国ループ抜け台は、初当たりが重くなっている可能性(冷遇区間?)あり。
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