「Pバキ319ver.」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※評価は基本的に初打ちでの印象を基準に行っています。必要に応じて複数回打った方が良いと判断した場合は複数回打ってから記事にしていますが、実稼働時間は少ない状況で評価していますのでご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★★(5点)
- 演出面:★★★★★(5点)
- 出玉面・スペック:★★★★★★(6点)
この仕組みを使うとしても、魅せ方や内訳とかは何とかしないとダメだと思うのだが・・・。
《初打ち・初心者向け!無駄玉防止のために押えておくべきポイント》
- 遊タイム非搭載
- ホールに設置してある説明書によっては、実際の大当たり履歴と異なってしまう場合があり、戸惑う可能性があります。
※詳しくは「出玉獲得までの流れ」か、以下の動画で解説しているのでチェックしてみてください。【Pバキ】内部仕様&仕組み 初心者向け解説!319なのに当たりが軽い&51.2%なのに単発履歴が多い理由
台の基本情報
- 機種名:Pバキ319ver.
- メーカー:アムテックス
- 導入時期:2021年11月
- タイプ:一種二種混合ST機
- 確変突入率:51.2%(但し一部注意点あり。「出玉獲得までの流れ」参照)
- 確変継続率:約85%
- 遊タイム(天井):なし
出玉獲得までの流れ(バキ内部仕様・仕組み)
本機の仕組みと合わせて出玉獲得までの流れについて解説しますが、一部推測を含みますのでご了承ください。
※時間と環境が許す方は、以下の動画でご覧になった方が分かりやすいかと思います。
※【Pバキ】内部仕様&仕組み 初心者向け解説!319なのに当たりが軽い&51.2%なのに単発履歴が多い理由
通常時は以下の2つの当たりを抽選しています。
- 大当たり抽選:一般的なパチンコの大当たりの抽選
- 小当たり抽選:一種二種混合機などであるV入賞させるための電チュー開放抽選
通常時は上記2つの抽選を行っているわけですが、この確率はどちらも1/319.6となっています。
1の大当たり抽選は、一般的なパチンコの大当たりの抽選と同じわけですが、パチンコバキにおいては、以下のような当選振り分けになっています。
- 9R大当たり(電サポ100回):1.0%
- 2R大当たり(電サポ0回):99.0%
つまり、本機においては1/319.6で大当たりを引いてもほぼ2R分のみで終わります。
これが「バキチャージ」です。出玉を少しくれますが、全く意味のない当たりと言えます。
よって、一般的なパチンコの感覚だと、出玉を見て、こっちを小当たりだと思ってしまう方もいるかもしれませんが、実はこの2Rが大当たりなのです。
メインとなるのは2の小当たり抽選です。
こちらは、Vを狙え的な電チュー開放抽選となっており、当選すれば「地上最強の親子喧嘩」に突入します。
51.2%を引いていれば、役モノ演出でV入賞が行われ、めでたくSTに突入することとなるわけです。
但し、電チュー開放抽選であるが故に、逆の48.8%を引いてしまうと出玉すらもらえないということになります。
このような内部仕様になっているため、当選確率の合算は1/159.8となるため、データ上は非常に当たりまくっている台になるのです。
ただ、内部仕様を知らずにデータだけみてしまうと、「51.2%で確変突入するはずなのに全然ST入らないじゃん!」となるわけです。
計算しやすいように51.2%を50%とすると、データカウンター上の当たりの3/4は単発扱いになるはずなので、勘違いしないようにしましょう。
※「地上最強の親子喧嘩」で外した時にデータがカウントするかどうかはホールによって異なる可能性あり。
もう少し別の言い方、魅せ方をするならば、こんな感じの機種であるとも言えます。
《実質的なPバキ319》
- 通常時の当選確率: 1/159.8
- 高確率時の当選確率:1/3.2
- 当選時の内訳(通常時)
10R(電サポ100回):25.6%
9R(電サポ100回):0.5%
2Rバキチャージ(電サポ0回):49.5%
ハズレ・出玉なし:24.4%
大当たり確率1/159.8、ST突入率26.1%の台と言っても良いかもしれません
※ただこの魅せ方が悪いので、そういう風には見えないですけど。
出玉獲得の流れをまとめると、以下のようになります。
- 小当たり抽選の1/319.6を引き当て、51.2%のV入賞当たりを引き当てる
※次の当たり100回時短なのでほぼ確定なので、最低でも10R+3Rの出玉は獲得 - 電サポ3回+残保留2回転以内に1/3.2を引き続けることで連チャンさせる
当選確率
- 通常時の当選確率:1/319.6
※何かしら当たるという意味では1/159.8 - 高確率時の当選確率:1/3.2
- 賞球数:1&7&15 10C
- ラウンド別出玉数
9&10R:約1260球
2&3R:約280球
当選時の内訳
通常時(小当たり)
- 10R(電サポ100回):51.2%
- ハズレ・出玉なし:48.8%
通常時(大当たり)
- 9R(電サポ100回):1.0%
- 2Rバキチャージ(電サポなし):99.0%
右打ちバトルモード中(小当たり)
- 10R(電サポ3回):80.0%
- 3R(電サポ3回):20.0%
右打ちバトルモード中(大当たり)
- 9R(電サポ3回):100.0%
初稼働の状況
初打ちは数回転でバキチャージが当たります。
この段階では何も分からないまま打っていたので、「確変逃したのか」と思っていましたが、そもそもダメな319を引いているということを理解し苛立ちます。
さらに次もバキチャージです。
もうこの段階で319を2回も当てているわけですから、怒りがこみあげてくるわけです。
台をバキバキにしたくなったわけですが、それは許されないことなので打ち込み続けます。
結局、600以上ハマって、やっと本日初の「地上最強の親子喧嘩」へ。
なんとかV入賞し、連チャンさせて10分で1万発吐き出させて終了。
ちょい負けで済みました。
(;´▽`A“
筐体関連
うまい棒などと同じ筐体です。
範馬勇次郎の顔面が完成しますが、顔面役モノ自体がほとんど光らないため、ガラス面に反射し写真や映像としては撮りにくい感じでした。
また、ボタンが震える時の音が凄いですが、打ちにくいということはありませんでした。
演出関連
通常時は本当に何も起こらな過ぎてきつかったです。
擬似3にすら行かず、ただただ投資をする時間になるのは、もう少し何とかして欲しいところです。
逆に右打ち中は即告知が入り、消化速度も速くて良いと思いました。
出玉関連
出玉に関しては、もう少し魅せ方か、当選時の内訳、当選確率などで工夫をして欲しかったです。
スペックを調べれば、319を当てているということは分かってしまいます。
にもかかわらず、チャンスすらほぼないハズレの方の319を引いたという事実は、単純に打ち手をがっかりさせてしまいます。
せめて319以外の確率であれば、まだ納得できるかもしれませんが、同じ数値だと流石にがっかりします。
バキチャージが出た時点でチャンスがないよりも、「地上最強の親子喧嘩」に突入して結果300球の当たりだったという方が納得いくわけです。
ただ、ちゃんとSTに入った時の出玉感、出玉スピードはかなり良いと感じました。簡単に抜けてしまうと短い時間で終わるは厳しいところですが、爆発している時のイケイケ感は良かったです。
個人的総評
こういった新しい仕組みが出ると、真似をするメーカーが出てくるのが怖い仕組みです。
仕組みは真似しても良いかもしれませんが、個人的には魅せ方などは酷いと感じたので、やるならば改善した上で使って欲しい仕組みです。
出玉速度は良かったので、通常時の演出が気にならない人や319の無駄引きを「300球もらえる」というように、ポジティブに捉えられる人は打てる機種なのかもしれません。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:0~1か月
- 適正台数予測:0~1台
※250台規模のホールとして予想
次回作改善要望
小当たりと大当たりの近い方、魅せ方、確率などを改良して、期待を持てる時間を長くするようにしていただけると有難いです。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
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