「Pパイレーツオブダイナマイトキング」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
《勝手に評価!この台の評価は?》 ※10点満点
- 総合評価・オススメ度:★★★★(4点)
- 演出面:★★★★★(5点)
- 出玉面・スペック:★★★★(4点)
これを92%継続と言ってしまうのは問題がある気がするんですけど・・・。
《初打ち・初心者向け!無駄玉防止のために抑えておくべきポイント》
- ヘソに連続して球が入らないと厳しい仕様なので注意!
- また継続率92%をそのままの確率としてとらえない方が良いと思います。
※詳細は本文参照
台の基本情報
- 機種名:Pパイレーツオブダイナマイトキング
- メーカー:D-light
- 導入時期:2020年12月
- タイプ:一種二種混合ST機
出玉獲得までの流れ
- 役モノの中心に球を入れ、1/59.8を引き当て38.7%の真・天国モードに入れる
- 4回以内に31.4%の10Rを引き続けることで出玉を獲得する
※10Rを引いたところから4回分のチャンスが得られる4回ループのような仕様
当選確率
- 通常時の当選確率:1/59.8
- 高確率時の当選確率:1/1
- 賞球数:3&1&6&14 10C
- ラウンド別出玉数
10R:約1300個
6R:約780個
2R:約170個
1R:約130個
当選時の内訳
- 通常時
6R(真・天国モード突入):38.7%
1R(時短なし):61.3% - 右打ち真・天国モード中
10R(ソニックVチャージ):31.4%
2R:68.6%
初稼働の状況
まあ悲惨でした。
(゜―Å)
Twitterにも投稿しましたが、1万発使って当たりが1回。
当然、真・天国モードには入っていない状況に陥りました。
釘が悪いのかは分かりませんが、そもそも1/59.8が全く引けない。
吸い込みまくった1万2000発くらい使ったころの当たりで、やっと真・天国モードへ。
「やっと92%の連チャン率を堪能できるぞ!」
と思ったのもつかの間。
あっという間に5連で終了。
※10R2回獲得で終了
なにこれ。
(*゜▽゜ノノ゛☆
筐体関連
役モノについては、これまでと同様にダイナマイトくん(海賊バージョン)が配置されています。
また宝箱が3つ配置され、真・天国モード突入のジャッジなどをしてくれるのは、某ビッグドリームをパク・・・オマージュしたものと思われます。
さらに今作の一番の特徴として、ヘソ入賞のルートが挙げられます。
中心がスタートチャッカーとなっていますが、クルーンの下に穴が回っていて、下に穴がないクルーンに入ると、下に穴が来るまで落下せずにクルーンの穴をふさいだ状態になるのです。
結果、中心のスタートチャッカーに入る確率が飛躍的に上がるという、非常によくできたクルーンであると思いました。
演出関連
演出に関しては、これまでのダイナマイトキングシリーズと同様、GOの数やダイナマイトくんの色で熱さを示唆しています。
そのため、過去のシリーズを打ったことがある人であれば、分かりやすいのではないかと思います。
出玉関連
今作の問題点は、出玉関連に集約されていると思います。
Daiichiの開発陣は、YouTubeを見ていると非常にいろいろ試行錯誤していることが分かるので、あまり酷評したいとは思えないのですが、今回はあえて言わせて頂こうかと思います。
※だいいち!チャンネルの動画は全部見ているくらい好きなのです。
※D-lightはDaiichi関連会社
一番の問題は、「継続率を92%と表記してしまったこと」です。
確かに全体で見れば92%継続なのかもしれませんが、出玉として見た場合には、92%継続の台であるとは言いにくいのです。
問題は出玉にあります。
- 10R(31.4%):約1300個
- 2R:(68.6%)約170個
本機の真天国モードは4回の抽選の内に10Rを引くと、その時点から4回の抽選を受けることが出来る4回ループ型の仕様となっています。
92%はこの4回の内の1回1回を含めた継続率になっているはずです。
※実際に4回以内に31.4%を引く確率で言うと約77.8%
で、その92%ループ中の大半を占める当たりの出玉が170個程度の少量の出玉になっているのです。
通常時に賞球を得られる機会も少なく、投資も早い。
この状況で1300+170が数回で1500~1700個くらいの出玉が78%ループの台を打てるかというと、疑問が残ってしまいます・・・。
個人的総評
クルーンの仕組みなど良い部分はあるのに、上手く活かせなかった台という印象です。
92%という表記であっても、2Rに当たるところの出玉がもう少しあれば気にならなかったでしょうし、クルーンをスタートチャッカーとして使うのではなく、当たり後の天国突入抽選などに活用する使い方でも良かったと思います。
今回のクルーンの仕様上、基本的に複数の球がクルーン上にあることが重要で、それが可能でないと入賞率が落ちる仕組みでした。
結果、ホール側の釘調整への依存度が高くなり、打ち手が打てない状況が出来上がってしまう気がするのです。
抽選が受けられない時間が長く続くのは、お金をかけている以上、打ち手にとっては大きなストレスになります。
そのあたりを踏まえて作って欲しかった気がしました。
開発中に打たせてくれたら、いくらでも改善できたのになあと思ってしまいました。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:0~1か月
- 適正台数予測:0~1台
※250台規模のホールとして予想
次回作改善要望
今回挙げたところを改善していただけたら嬉しい限りです。
YouTubeでの取り組みを見ていると、いろいろなことに試行錯誤した結果、世に出る台が決まっていることが良く分かります。
もう少しだけ打ち手側に目を向けて、開発をしていただければと思います。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
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(*^^)v