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パチンコ屋集客|分煙対策で集客につなげる方法!

分煙

2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立しました。その結果、2020年4月1日より「受動喫煙の防止」が、マナーからルールへと変更になります。

これを受け、パチンコホールでも対策をしなければならなくなるかと思います。

今回は、2014年に書いた「分煙に関する記事」に加筆しながら、今後の法律に合わせたホール運営について、考えてみたいと思います。

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タバコを吸わない人が思うことを知る

タバコを吸わない人が、どう思っている、どう感じているかを、ホール側が把握していることは重要であると思います。把握していなければ、対策を取ることができないからです。

昔は、「パチンコ屋=タバコの煙で充満」というイメージがありましたが、現状はかなり良くなってきていると思います。

これは、パチンコ屋側の対策もさることながら、たばこを吸う人自体が減っていることも影響しているかと思います。

 

しかし、少なくなったと言っても、受動喫煙となる状態は、吸わない人からしたら迷惑な話なのです。タバコを吸わない人にとって、自分は吸っている人に対して何も害を及ぼしていないのにも関わらず、一方的に害を与えられているという印象が拭えないからです。

そのため、ホールではタバコ関係でのトラブルも多く、事前に防ぐ策を講じていた方が良いと思われます。

具体的に吸わない人が思うこと、吸わない人の声をいくつか挙げてみます。

吸わない人の声

  • 煙が来るのが嫌だ。(単純に煙い)
  • 副流煙、受動喫煙(健康を害する。他人に健康を害されたくない)
  • 臭いが付く(家に帰るとぱちんこしていたのがバレる。服が臭くなる)
  • 灰が飛んでくる(服が汚れる)
  • 歩きたばこは危ない
  • 打たないのに台確保に空箱を使い退店し打てない
  • 打つつもりだろうが掛け持ち遊戯で確保される
    ※残り本数の少ないタバコで確保し、何か言われても自分のものでないと言い逃れる
    ※後半2つに関しては、タバコは必ずしも関係ないが実際にタバコでの確保は多い

このように、いろいろあります。

ホール側はどう対策すれば良いのか?

喫煙に対してホール側で対応出来ることは、どんなことがあるのでしょうか?

設備投資も掛かりますが、以下のような対応は可能であるはずです。

  • 分煙ボードの設置
  • 服の臭いを取るエアーシャワー設置
  • 消臭スプレー
  • 喫煙専用スペースを設ける

これらで対応できる部分もあります。

 

もっと完全にするには、禁煙フロア、エリアがあると、吸わない人にとっては良いですが、今度は台の設置バランスが、非常に大変になるかと思います。

そのため、現状ではなかなか厳しいものかと思います。スロットフロアに関しては、まだまだ分煙ボード未設置店が多く、逆に設置することで店の「ウリ」にすることも出来るかと思います。

 

臭いに関する部分は、特に、タバコを吸わないサラリーマンの方が来店しない理由となりかねません。

タバコの臭いで奥さんに「パチンコしてきたでしょ」と言われることが問題となるのです。酷い場合は浮気を疑われる可能性もあるわけですから、なかなかホールに足が向かなくなってしまうのも頷けます。

このような思考をされてしまうと「パチンコ屋には行かない方が安全」となってしまうので、臭い問題は結構お客様を取り逃がしていることも認識しましょう。

 

集客につなげるための分煙対策

2020年4月1日より「受動喫煙の防止」がルールへと変わります。

結果、「タバコを吸う人が来なくなる」というマイナス思考に走ってしまう経営者、店長が多いかもしれませんが、そうとも言えないわけです。

 

前の項目でお伝えした「におい」の問題等がクリアになるため、逆にお客様が増える店舗も出てくるでしょう。

しかし、それらをどうアピールしていくかが、カギになってくるかと思います。これは、地域特性に合わせた対応が必要です。また逆に、タバコを吸う人を集客につなげられる可能性もあります。新たなパチンコ、パチスロユーザーを生み出す可能性すらあるのです。

 

例えば、周りに喫煙所が無いような場所や、人通りが多い場所、駅前などのパチンコ屋では、「パチンコを打たなくても喫煙所ご利用してください」と掲げることで、喫煙所目当てに来店する人を増やすことができるのです。

冬場や夏場であれば、駅前の外に設けられている喫煙スペースよりも、遥かに環境が良い喫煙スペースを提供できるはずです。

 

このように対応していけば、全員とは言いませんが、そのうち何人かでもお客様にできる可能性はあるのです。マイナス要素ばかり捉えず、そのルールの中で、どうやって集客につなげていくかを考えていくと良いでしょう。

 

分煙対策による集客まとめ

結局、法律で決まったので、あまりホールの差を出せなくなりますが、分煙対策は、「ホールの差別化」として使えるものでした。もちろんやり方や手順はあるものの、上手くやることで打ち手の心を掴むことが出来たはずです。

しかし、2020年4月1日からは、分煙に関する差別化は難しくなるでしょう。

分煙で、ライバル店と差がつかなくなるのであれば、勝負するのは他の部分になります。

「どの層の人に」「どんなパチンコホールを」提供していくのか?早めに決めて動いていった方が良いでしょう。少なくとも2020年4月1日直前で、あたふたしないようにしましょう。

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