「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」を個人的に勝手に評価いたします。
※個人的な評価と予想であるため、結果が異なったり、違う意見の方もいらっしゃると思いますので、ご了承ください。
※旧サイトにて過去に公開した記事です。そのため、当時の予測などが含まれています。
※記事を立ち回りの参考にするのは構いませんが、最終判断はご自身でお願いします。責任を負うことはできません。
台の基本情報
- 機種名:バジリスク~甲賀忍法帖~絆
- メーカー:エレコ
- 導入時期:2014年1月
- タイプ:AT機(純増2.8枚)
ゲーム性について
始めにチャンスゾーンである「バジリスクチャンス」を当てて、レア役や瞳術揃いなどからAT「バジリスクタイム」を当選させる。
バジリスクタイムは純増2.8枚で1セットは「追想の刻」、「争忍の刻」合わせて約40G。
バジリスクタイム中に、バジリスクチャンスをループさせ出玉を増やしていく。
なおAT中はバジリスクチャンス当選率が変化する「絆高確システム」を搭載!
7揃い高確「真瞳術チャンス」は超激熱!!!
基本的な打ち方
目押しレベル
BARを揃えられなくても、バジリスクチャンスが始まるため目押しができなくてもOK。
通常時の打ち方・リール配列
- 左リールを第1停止とし、全リールフリー打ちでOK
立ち回りのポイント
情報は正確であるよう配慮していますが、間違っている可能性もありますので、最終的な判断は、ご自身でご判断ください。
天井&恩恵
- バジリスクチャンス間500Gでバジリスクチャンス当選
- バジリスクタイムに当選しなかったBC回数天井は最大11回
11回目でバジリスクタイムに当選した場合、次回の振り分け天井1回が濃厚となる。
やめ時
- バジリスクチャンス、バジリスクタイム終了後は高確スタートの可能性あり。
特に弾正屋敷ステージは高確以上なので、抜けるまでは打つ。 - 朧BCにて月の形が「半月」なら、次回バジリスクタイムに当選しやすいCモード移行、「赤満月」なら次回バジリスクタイム当選確定となるため、この二つ(特に赤満月時)が出たときは止めないほうが良い。
- なお、BC回数天井が一番深いところに近づいている状態ならば、追うのもありですが、そこの判断は慎重に行ってください。
設定差・設定推測
設定差に関しては、個人的に注目したいポイントのみ記載しています。細かい部分まで知りたい方は、解析サイトなどをご覧ください。
設定確定パターン
- 通常時からのバジリスクチャンス入賞時、筐体左右上のランプが赤であり、バジリスクタイムに突入しなかった場合、設定4以上の可能性あり。
- 弦之介バジリスクチャンス時にてATの告知が残り6回、ベルで撃破達成なら設定4以上、残り3回、ベルで撃破達成で設定6が確定する。
注目すべき設定差
- 設定6など高設定は通常小役からと思われる謎当たりが多く存在する。
さらにバジリスクチャンス入賞時のBAR揃いに同色が多く選ばれる。※体感上ではあるが、設定6に至ってはバジリスクチャンス中のAT当選率が非常に高く、BCスルー回数が少ないので挙動次第では粘る価値はあり。
稼働の状況
導入当初は、あっという間に稼働が飛ぶであろう台だと感じました。
どうやって出すのかすら分からず、出せてる人が不思議で仕方なかったのです。本当にいつ打っても出せる気がしない機種でした。
一時期人気は低迷し、一部が5スロ行きになったりはしたものの、なぜかまた再燃し、設置限界までこんなにも長く稼働がつくとは思いませんでした。
発売当初わからなかった良さが、今になってやっとわかるようになった機種です。
撤去間際は、結構打つ機会が多くなった珍しい機種ですね。
(;´▽`A“
筐体関連
BAZOOKA筐体、低音が大音量すぎて、虚をつかれるとビックリします。
相変わらずレバーの固さは健在ですが、最近は慣れてきました。
パネルは発売当初から「甲賀」、「伊賀」Ver.の2パターン。
翌年に「バジリスク絆2015Ver.」発売しています。
演出関連
バジリスクタイム中、「争忍の刻」対戦人数によって継続確定や高確発動など、知っていると楽しめるポイントが多いので、知識がある人は、より楽しめるのではないかと感じています。
他には、原作をよく知らない人にありがちですが、アニメ画のバトルに発展した際に、どちらのキャラが甲賀なのかが分かりにくい気がします。
甲賀キャラを青のエフェクト、伊賀キャラを赤のエフェクトするなど、もう少しわかりやすくできなかったのかなと思います。
(北斗でいうところのケンシロウ青、ラオウ赤みたいな感じ)
出玉関連
バジリスクタイムに突入したところで、何も引けず継続しなければ残念な出玉しか獲得できません。
絆高確が発動したときに、対応役がしっかり引ける人にとっては勝てる台であって、引けない人は勝手にループしてくれないとどうにもならない感が半端ないです。
しかし、「甲賀忍法帖」が流れてきたときの安心感、「WILD EYES」が流れてきたときの高揚感など、ある程度ストックがあるときのイケイケ感は、たまらないものがあります。
真瞳術チャンスで爆乗せすると、もはや終わる気がしないのは、とても良いと感じました。
個人的総評
正直なところ、導入初期の予想と結果が、ここまで乖離した機種は初めてでした。
(;´▽`A“ 完全にks台だと思ってしまいました
台としては、引きの差がものすごく出る台だと思います。
バジリスクタイム中、絆高確中に対応役が引けなければ終わってしまいますし、ここぞというときにちゃんと引けないと厳しい展開を強いられてしまいます。
ただ、特化ゾーンとかフリーズを引けなくても、何かしらの起爆剤によって噛み合った時の爆発力は計り知れないので、そこが魅力的な台だと思います。
稼働継続予測と適正台数予測
- 稼働継続:記事作成時は、3~6か月程度と予想していました。
- 適正台数予測:5台~8台
※150台規模のホールとして予想
補足:結果として、予想を裏切り、今の時代の台ではめずらしく設置限界までホールで長く愛される台になりましたので、良かったです。
次回作改善要望
バジリスクというコンテンツは、ストーリーやキャラもたっていて好きなので、当たればART確定のバジリスクⅡに近いスペックが良いと感じています。
ループ率が最低でも50%以上で、自力でもなくてもなんとかなるって思える設計にしてもらいたいところ。
他には、追想の刻で流れているストーリーをそのままARTにして、続けば続くほど物語もすすんでいくようなゲーム性もありなのかもしれませんが、バジリスク絆は支持されたので、今のゲーム性を上手く昇華できることを期待しています。
追加要素として、ゲーム数上乗せなんかもあるといいかもしれませんね。
「バジリスク絆2」の導入も予定されているので、期待して待つことにしましょう。
メーカーさん、よろしくお願いします。
m(_ _)m
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