パチンコ屋の「室温、空調管理」で、稼働状況が変わります。稼働率に大きく影響している店舗もあります。
ある程度は、ホール側も把握しているかとは思いますが、もう少し真剣に考えた方が良いと思われるホールもあるのです。
今回は、「パチンコ屋の空調における稼働率や集客への影響」について、お伝えします。
パチンコ屋集客|要注意の冬場、注意すべき夏場!
特に夏場と冬場ですが、座席によって温度が違い過ぎて、打ちたくない場所にある台が存在します。夏も冬もクーラー、暖房により、暑すぎたり、寒すぎたりする箇所が出るのは致し方ない部分はあります
しかし、それを店舗側で把握していないと、対応することができず、稼働率を落とすことになるのです。
対象箇所が混んでいるか、そうでないかによっても体感温度は変わります。実際に、そういう場所にあたるところは、定期的に店側で把握しスタッフに確認させるべきです。
お客様が暑そうにしていないか、寒そうにしていないかをチェックさせ、空調を調整するべきなのです。特に冬場であれば、夕方以降は要チェックです。お客様の状況を観察し、空調は適宜調整する必要があるのです。
この時、実際にお客様に聴くのは、やめておいた方が良いでしょう。
体感温度には個人差もあるので、特定のお客様に聞くと、他の人は逆に思っている可能性があるからです。さりげなく対応した方が良いと考えます。
特に気温の変化がきついのが、冬場の入口付近のお客様です。ひざ掛けなど用意しているところも多いのですが、実際冷たい空気は下に行くため、ひざ掛けでは届かず、足元がとても寒いのです。
本来は入口付近から直接風が入ってこないように、パーテーションを立てるなり対策が必要であるかと思います。場合によっては、足元に暖房器具を置くという方法でも良いかと思います。
いずれにしても、快適な環境を整える必要があるのです。
パチンコ屋集客|快適ではない場所の設置台について
夏場に関しては、クーラーが直撃する位置、冬場であれば、入口からの冷たい空気が流れ込んでくる入口付近は、打ち手からすると快適ではない場所となります。
先ほどもお伝えしましたが、特に注意したいのは「冬場の入口付近」です。その寒いところにある設置台は、吟味する必要があるのです。
入口付近の環境が悪い、寒いところに設置されている台は、「寒い場所」であるために、「入口から一番見える場所」であるはずです。
だからこそ設置台が問題になるのです。
「環境が悪いにも関わらず目立つところ」の稼働をつけるために、やれることは、以下の2つのどちらかです。
- 人気台を持ってくる(新台や人気がある台、釘や設定状況が良好な台)
- 環境を改善する
上記2つのどちらかが達成されなければ、稼働を上げることは難しくなり、結果、がら空きの島になってしまいます。
2の環境を改善できるのであれば、問題はなくなりますが、それが難しいのであれば、1での対応をした方が良いでしょう。中途半端な台をおいたり、釘や設定状況が悪い台を、環境の悪いところに置いているようでは、ホール運営としては良いとは言えないのです。
環境の悪い場所には、新台や人気がある台、釘や設定状況が良好な台を設置するようにしましょう。
パチンコ屋集客|空調の問題について
今後、ホール内が禁煙の方向に進んでいくので、あまり問題にはならないかもしれませんが、空調の関係で、たばこの煙が一定方向に流れる場所があるかと思います。
本来、たばこを吸わずに打っているお客様にとっては、非常に不快な環境となるのです。お客様間でトラブルになる可能性もあるため、対策が必要です。分煙ボードでも構いませんし、空調を調整するという方法でも構いません。
たばこを吸わない人は特に、煙が来る環境では打ちたくないのです。結果、稼働率が落ちていくのです。
誰もが出来る限り快適な環境で打つことが出来るように、煙が流れる方向についても、しっかりと把握しておきましょう。
まとめ
「パチンコ屋の空調における稼働率や集客への影響」についてお伝えしました。
パチンコホールとして、「出来る限り全ての座席で快適な環境を提供する」ということを目指してください。
もちろん、完全にすることは難しいことです。しかし、不快な状況では打ち続けることをやめてしまいます。つまり、稼働率が下がり、売上が下がるのです。
多くのホールでは、1台1台の環境にまで気を配れていません。そこまで打つ環境のことにこだわっているホールは、本当に一握りもないのではないかと感じます。だからこそ、出来ることをしっかりやることが重要なのです。
そういった見えない部分は、なかなか結果としては現れにくいかもしれません。そして、お客様側も、なかなか気が付けないかもしれません。しかし、気が付けないうちに、快適な環境を提供していくことこそが、企業努力なのではないでしょうか?
ホールの隅々まで、気を配って対処していってください。