パチンコ、パチスロホールに100%設置されている「椅子」
今回は、その「椅子」についてお伝えします。
最近は、かなりこの部分に気を使っているホールも多いですが、昔ながらのホールや、あまり資金力がないホールでは、後回しになっているところも多いように思えます。
自店の椅子の状況によっては、下手な新台入替より優先すべきものですので、しっかりと把握しておいてください。
意外に軽んじているホールが多いと思われる椅子
座り心地はもちろんの事ですが、わざわざなのか分かりませんが、その機能をつけられるものでありながら、機能を無しにして安く買ったと思われるものを設置してあるホールもあります。
その機能とは「椅子の上げ下げ機能」です。
元々導入していない場合には、気が付かない場合もあるのかもしれませんが、上下するホールに実際に打ちに行って観察すれば分かります。
打ち手は着席直後か、打ち始めて早い段階で、かなりの方が椅子の調整をしているのです。
実際に自分が打っていて分かるのは、調整がきかないホールでの長時間稼働は疲れるということです。
椅子の上下だけでホールを選択することはありませんが、敬遠したり、長時間稼働はやめてしまう場合があるのです。稼働時間が減るということは、直接売上に結びつくものなので、このあたりをケチるのはあまり良くないと思います。
パチンココーナーのひじ掛けも同じ!
パチンココーナーにおけるひじ掛けについても同様です。
一度、ひじ掛けがあるホールで稼働した経験がある人は、ひじ掛けが無いホールでの稼働の疲労度を体感してしまいます。ひじ掛けがない長時間のパチンコは、正直しんどいのです。
各パチンコホールが、別の部分で差別化されていれば、ひじ掛けなど関係なく打ちにいくお客様はいるはずです。
しかし、どこのホールにも同じ台があるため、極端な話、どこで打っても大差ないのです。大差ないと感じた場合、快適なホールで打とうと思うのが普通です。わざわざ疲労度の高いホールに行く理由がなくなってしまうのです。
まとめ
パチンコもスロットも椅子に座っての遊戯です。
だからこそ、その部分にお金をかけるべきなのです。
下手な新台入替をして散財するくらいであれば、出来うる限り快適な遊戯を提供出来るように対応するべきです。新台は一過性のものであり、長期集客はできません。
しかし、一過性の新台にお金をかけ、結果、集客力も稼働貢献もしない台を入れてしまう。これでは、ホール経営が上手く行くはずはないのです。
「椅子」の交換は、直接的には効果は見えにくいかもしれません。しかし、一回交換すれば、お客様に快適な環境を、長期間提供できるのです。
設備も売り上げに直結しているということを、しっかりと把握してください。