ハイエナ動画のコメントで、「強ATの出現に特徴はないのか?」というような趣旨のコメントを頂いたので調べてみました。
様々な状況での強AT出現について、分析した結果をお届けしますので、立ち回りの参考にしてみてください。
《にくじるの疑問点》
- 強ATはどれくらいの割合で出現するのか?
- 強ATと設定との因果関係はあるのか?
- 強ATは狙い撃ちできるのか?
- それ以外に立ち回りに使えそうなポイントはあるか?
今回は、確実にブッた斬りゾーン(BZ)が出てくる15連以上のデータを強ATとして判定しました。
また初回の分析では「0連⇒BZ⇒15連」という履歴においても15連として扱ってデータ分析を行いましたが、今回に関しては1発目(BZ手前まで)のATで15連をしているものだけを強ATとして判定しています。
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個人的には、ATに強弱自体があるかどうかも疑問を持っています。
ただ、実際にそこまで簡単に当たっていたボーナスが、ぴたっと止まる現象にも遭遇しているので、あるのかもしれないし、ないのかもしれません。
(;´▽`A“
分析することで何か見えてくると良いんですけどね。
今回の分析は「ハイエナ勝道」の一環として行っておりますので、「スロット(パチスロ)天井&ハイエナ狙い目リスト一覧」にも反映されていますよ。
立ち回りに活用してみてくださいね。
また本記事は、以下の動画で分かりやすく解説しています。
記事よりも分かりやすいと思うので、動画での視聴がオススメですよ。(*^^)v
犬夜叉データ分析で強ATを狙う!
パチスロ犬夜叉のデータを分析し、強ATが出現している状況に何らかの特徴があるのかを暴いていきます。
実際に使える情報になるかは分かりませんが、様々な角度から分析していますので参考にしてみてください。
犬夜叉の強ATの出現率は?
今回の定義では15連以上を強AT判定しますが、果たしてどれくらいの割合で出現するものなのでしょうか?
- 97(強AT件数)/995(AT件数)=9.7%
つまり、ATの約10回に1回程度の割合でしか出現していないことになります。
この数値を大きく上回るようなポイントがあれば、立ち回りに使える可能性があると言えるはずなので、様々な分析をしていきたいと思います。
有利区間消費状況別強AT分析で犬夜叉強ATを狙う!
有利区間消費状況によって強ATになりやすいなどの状況があるのかについて、調べてみました。
但し、ここでの分析は、設定変更台だけなど分類してしまうとサンプル数が少なすぎたため、設定変更の有無は無視していますのでご了承ください。
また有利区間に関しては、以下の動画で解説した際の基準で行っていますのでご確認ください。
《強AT出現回転数分布》※AT中の回転数も含む
- 0~500G:16件(16.5%)
- 501~1000G:28件(28.8%)
- 1001~1500G:17件(17.5%)
- 1501~2000G:15件(15.5%)
- 2001~2500G:12件(12.4%)
- 2501~3000G:9件(9.3%)
※内3000G天井:5件
強ATが出現した時点で、BZによる有利区間が切り替わります。
確認のため、強AT以外の有利区間リセットとなっている分布も見てみましょう。
- 0~500G:58件(21.1%)
- 501~1000G:55件(20.0%)
- 1001~1500G:30件(10.9%)
- 1501~2000G:29件(10.5%)
- 2001~2500G:35件(12.7%)
- 2501~3000G:68件(24.7%)
割合を算出すると、以下のようになります。
- 0~500G:16/58件(27.6%)
- 501~1000G:28/55件(50.9%)
- 1001~1500G:17/30件(56.6%)
- 1501~2000G:15/29件(51.7%)
- 2001~2500G:12/35件(34.3%)
- 2501~3000G:9/68件(13.2%)
このデータから言えることは、有利区間後半で強ATに繋がる割合は低くなると言えるかもしれません。
これはあくまでも予想ではありますが、3000G消化している時点で、かなり有利区間内でマイナスになっている可能性が高いはずです。
ここで強ATが出てしまうと、2400+αのαの部分がかなりの枚数になってしまうため、有利区間の消費状況的にも残ゲーム数が少ないので、強ATになりにくくなっている可能性はある気がしました。
有利区間3000G天井ハイエナの狙い目として、2300G以降のハイエナを推奨しましたが、より深いところを狙っていかないと、収支が安定しにくい可能性があるのかもしれません。
※ただデータから算出した結果、2300G以降ならプラスだったので、狙い目としてはそのままにしておきます。
ただ、BZが出現する(有利区間リセットされる)という前提での割合となっているので、単純に有利区間の消費501~2000Gまでを狙って打てば良いというような単純なデータではないのでご注意ください。
とは言え、強ATが出現しやすい区間であることは、覚えておくと良いかもしれません。
朝イチの強AT率はどうなのか
先程は有利区間として確認しましたが、朝一の当たりだけを見た場合、どのような数値になるのでしょうか?
サンプル数の関係上、設定変更の有無は無視し、朝一1回目のATだけをチェックしているので、すぐATに突入している台もあれば、複数回のボーナスを経由してATに当選している台もありますのでご注意ください。
- 朝一強AT台数:6/100台(6%)
この数値を見る限り、全体数値よりも数値としては低いので、朝一は「四魂ボーナス規定回数天井」などの恩恵はありますが、強ATを狙うという意味では厳しいと言えるかもしれません。
周期分析で犬夜叉強ATを狙う!
パチスロ犬夜叉では、四魂ボーナス後の鉄砕牙チャンス(TC)でATを射止めなければ、再度四魂ボーナスを目指すことになります。
ここでは、何回目(何周期目)で当選したATが、強ATにつながっているかについて確認してみます。
《周期別強AT件数》
- 1周期目当選:48件
- 2周期目当選:24件
- 3周期目当選:11件
- 4周期目当選:9件
- 5周期目当選:5件
- 6周期目当選:0件
- 7周期目当選:0件
- 8周期目当選:0件
分かりにくいので割合を算出すると、以下のようになります。
《周期別強AT割合》
- 1周期目当選:48/514件(9.3%)
- 2周期目当選:24/241件(10.0%)
- 3周期目当選:11/132件(8.3%)
- 4周期目当選:9/61件(14.8%)
- 5周期目当選:5/30件(16.7%)
- 6周期目当選:0/9件(0.0%)
- 7周期目当選:0/6件(0.0%)
- 8周期目当選:0/2件(0.0%)
データ上は、サンプルが少ないとは言え、6周期以降を狙っても強ATには結び付いていないことが分かります。
また4、5周期目が、全体数値の9.7%を上回っていることが分かります。
ただ、狙って結果につながるというほどの数値にはなっていないので、周期を限定して強ATを狙うことは難しいと言えるでしょう。
当選契機分析で犬夜叉強ATを狙う!
当選契機によって、強ATにつながっているかについて確認してみます。
《強ATの当選契機》
- AT直撃(月下や3000天井など):22件
- REG01B当選:18件
- ゲーム数天井当選:6件
- 通常当選:51件
分かりにくいので割合を算出すると、以下のようになります。
《強ATの当選割合》
- AT直撃(月下や3000天井など):22/242件(9.1%)
- REG01B当選:18/203件(8.9%)
- ゲーム数天井当選:6/53件(11.3%)
- 通常当選:51/497件(10.3%)
この数値を見る限り、当選契機による強ATの割合に違いはないように見えます。
前回の当たり状況分析で犬夜叉強ATを狙う!
前回の当たりの状況によって、強ATにつながっているかについて確認してみます。
周期や当選契機によって顕著な差が見られなかったので、前回ATの連チャン数で分類してみました。
※前回の履歴がない朝一履歴などは除外
※BZ含みの場合は、BZ後の当たり回数で判断。0回はその手前の連チャンで判定
《強ATの前の当たりの連チャン数》
- 前回1連:29件
- 前回3連:39件
- 前回6連:11件
- 前回10連:2件
- 前回15連以上:4件
また別の集計として前回のATにBZが絡んでいる件数も出してみました。もちろんこの中には10連以上のものはカウントされています。
- 前回BZありAT(連チャン数不問):20件
分かりにくいので割合を算出すると、以下のようになります。
※次回AT当選がないものは除外
《強ATの前の当たりの連チャン数割合》
- 前回1連:29/253件(11.5%)
- 前回3連:39/407件(9.6%)
- 前回6連:11/117件(9.4%)
- 前回10連:2/29件(6.9%)
- 前回15連以上:4/51件(7.8%)
- 前回BZありAT(連チャン数不問):20/176件(11.4%)
- 【追記】BZ直後の強AT割合:7.6%
この数値を見ても、前回の連チャン数やBZの突入状況によって、強ATを狙うのは難しいことが分かります。
《補足》
有利区間がBZで切れる仕様については理解した上で、その上でこうなっていたというデータを出しています。
有利区間リセットにより、データが引き継がれているわけではないので、前回BZのデータも算出しているのでご確認ください。
強AT出現状況分析で犬夜叉強ATを狙う!
強ATが出る台は、1日に何回も出るものなのでしょうか?
1台ごとの強AT出現回数を調べてみました。
《強AT出現回数》※終日データ
- 0回:41件(41%)
- 1回:32件(32%)
- 2回:17件(17%)
- 3回:9件(9%)
- 4回:1件(1%)
ハイエナをするという前提で、もう少し細かく数値を出すと、以下のようになることが分かります。
- 0回の台を狙って、1回以上強ATが出る割合:59.0%
- 1回の台を狙って、もう1回以上強ATが出る割合:45.8%
- 2回の台を狙って、もう1回以上強ATが出る割合:37.0%
- 3回の台を狙って、もう1回以上強ATが出る割合:10.0%
データ上でのことにはなりますが、履歴に強ATがあればある台ほど、ハイエナをしても強ATにたどり着ける割合が低くなっていることが分かります。
もちろん、2回、3回と強ATにたどり着ける台は、勝てる可能性も勝ち額も大きくなるはずですが、単純に強ATを射止めて一撃離脱を狙うならば、履歴に強ATが無い台を狙った方が良いのかもしれません。
但し、今回のデータは終日データで確認しているので、ピンポイントで狙うというハイエナは難しく、終日打つ際のやめ時などに活用していくと良いような気がしました。
※1~2回強ATが出たらやめるなど
《補足》
当選契機が様々あるので、強ATはGODのような一発フラグではないとは思いますが、回数が増えているのは、単純に出にくいからであるとも言えます。設定差などがある可能性もありますが、現状分からない内容が多いので参考情報としてご活用ください。ただ、なかなか強ATが来ない現実を理解し、やめ時とするのは悪くはないと思っています。
強AT前までの出玉状況分析で犬夜叉強ATを狙う!
強AT前までの出玉状況に差はあるのでしょうか?
今回は、強ATの前のAT終了時までの出玉状況を確認してみました。
前回のAT終了後までの集計なので、そこから打ち始めると何回かスルーしてしまう可能性もあり、投資を強いられる可能性もありますが、今回は単純に前回のAT終了時までの出玉状況のみで確認していますのでご了承ください。
※計算で算出した概算値です。朝一履歴など適宜除外しています。
- ―2000枚以下:14件(15.6%)
- ―1999~―1000枚:24件(26.7%)
- ―999~0枚:19件(21.1%)
- 0~1000枚:13件(14.4%)
- 1001~1999枚:6件(6.6%)
- 2000枚以上:14件(15.6%)
ホールデータの最終収支で見た場合、56%がマイナス収支であるので、若干マイナス収支の部分が多くなるはずなのですが、強AT直前までの収支0~―1999枚の割合が高くなっています。
そのため、強ATを狙うのであれば、他の区間を狙うくらいであれば、打ち始めの段階で0~―1999枚の区間を狙っていく方が、強ATに到達できる可能性はアップするのかもしれません。
逆に「1001~1999枚」の数値は低くなっているので、強ATを狙う場合には適していないと言えるでしょう。
その他、強AT出現台の特徴はないか?
他に強AT出現台の特徴がないかチェックしてみました。
過去の記事で分析した項目について、同じように分析をしましたので参考にしてみてください。
【パチスロ犬夜叉】設定6&ハイエナ狙い目を実戦データから暴く&データの見方まで詳細解説
以下は、強AT出現台の全体データ(非出現台のデータ)として記載しています。
- 初当たり確率:1/254.2(1/266.3)
- AT初当たり確率:1/505.8(1/512.7)
- 初当たりからのAT当選率:50.3%(51.9%)
- ゲーム数天井到達:9.1%(8.6%)
- 謎BIG率:11.2%(14.3%)
- REG後01ゲームBIG:11.3%(10.2%)
- AT間最大ハマり:1303.7G(1215.4G)
- 最大連チャン数平均:29.1連(10.6連)
設定に関する分析項目の際に分析した項目について、全てチェックしてみましたが、ご覧の通り大きな差がある項目はなく、強ATと設定の因果関係はないように見えます。
勝率は以下のようになっていました。
《勝率》 ※±0も勝ちと判定
- 強AT出現台:66.1%
- 強AT非出現台:12.2%
強ATが出現していることによって、勝率が高くなるのは当然と言えば当然なのですが、逆を言えば、強ATを射止められない台は勝てないと言ってもよいかもしれません。
※実は非出現台で±0を除いた勝率にすると2.4%
パチスロ犬夜叉「強AT狙いハイエナ」まとめ
ATに強弱が存在しているのか、はたまた単なるヒキの問題であるのかは、データ分析で判断できるものではなかったような気がします。
また、全体での出現率も10%を切っていることから、なかなかピンポイントで狙うことも難しいような気がしました。
とは言え、いくつかの強ATにつながるヒントや、強ATの出現が勝ちに大きく関わっていること、さらにはやめる際のヒントになる部分については、多少なりとも意味がある分析になったのではないかと思います。
最後に、今回の強AT分析で分かったことをまとめておきますので、自己責任でご活用ください。
- 有利区間後半で強ATに繋がる割合は低くなるかも!?
- 朝一1回目のATが強ATとなる割合は6%と低いので期待薄かも!?
- データ上は6周期以降を狙っても強ATには結び付いていない
- 4、5周期目で当選したATの強AT率が他の区間での当選より少し高め
- 当選契機による強ATの割合に違いはないかも!?
- 前回の連チャン数やBZの突入状況によって、強ATを狙うのは難しいかも!?
- 打ち始めの段階で0~―1999枚(前回のAT終了時までの差枚)になっている台を狙っていく方が、強ATに到達できる可能性はアップするかも!?
- 履歴に強ATがあればある台ほど、ハイエナをしても強ATにたどり着ける割合が低くなるデータになったので、履歴に強ATが0~1回程度の台を狙った方が良いかも!?
※逆に言えばやめ時に1~2回の強AT終了時がやめ時かも!?但し、設定狙い時は自己判断で。
※単純に強AT出現率が低いことによる結果の可能性があるのでご了承ください。